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チャップリン人形

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 このチャップリン人形が我が家に来たのは、数年前の6月くらいだったと思います。かなり暑かった記憶がありますので。引き取り場所はパリ郊外の古物市で、売っていたのはフランス人のマダム。値段は10フランくらいだったと思うのですが、よくおぼえていません。今思うとかなり安かったですね。

 帽子とジャケットと蝶ネクタイがフェルト、髪が毛糸、後は全てコットン素材で、中綿は木目。目と口は、黒い布を切り抜いたものが貼られています。高さは34センチ。多分ステッキが付いていたのだと思いますが、買ったときはなくなっていました。頭の後ろには糸が付いていて引っ掛けられるようになっているので、寝室のドアに飾っています。

 年代は良くわからないのですが、いわゆるチャップリンを想起させるこのコスチュームが登場したのは映画『ヴェニスにおけるベビー・カー競争』が発表された1914年なので、恐らくそれ以降。20年代くらいかもしれません。先日紹介した黒人のジャズメン人形も、やはり目と口が同じような素材で作られているので、もしかしたら同じ会社が同じ時代に作ったものなのかも。そうなると30年代?とにかく大戦前だと思います。

 顔なんて本当に単純だし、そのほかも作りが物凄く素朴なのですが、大俳優の特徴を捉えているこの人形には様式美のようなものさえ感じさせ、人形を作っていた当時の人々の技巧の高さがうかがえます。今度ステッキを作って持たせてあげようかな。


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# by tomoakishimizu | 2005-11-24 20:10 | 人形シリーズ | Comments(2)

アルファ社 キノコちゃんオルゴール(巨大テントウムシ付き)

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 どういうわけかキノコ人間型オルゴール。高さ35センチ。カサの部分が24センチで、とっても重くて良く倒れてくれます。物凄く突飛なデザインでしょ。どうしてこんなもの思いついたのか。この時代の人たちって、本当にクレイジー。でも大好き。

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 この子は2年位前にパリ市内の古物市で買ったもの。いくらだったか忘れたけど、確か15ユーロくらいだったはず。20ユーロだったのを値切った記憶があります。アルファのタグが付いたままだったし(これは貴重)、オルゴールも鳴るし、状態が問題なかったので買いました。顔がブス可愛いくてそれほど好きじゃなかったのですが、一緒に生活を共にしている間に何となく愛着が湧いてきました。オルゴールの音楽は、フランス人だったら誰もが知っている「Claire de la Lune」。これって「もぐらのおじさん、こんにちは~♪」っていう日本語の歌詞がついていたような気がするんですが、僕の勘違いでしょうか。誰か教えて。

 目がガラス(ちなみにテントウムシ君の目もガラス)、キノコの傘の部分がモヘアで、素材的にも結構贅沢な感じ。ギンガムチェック使いもアルファらしさがムンムン漂ってます。後ろを見るともう一つタグが付いているのだけど、それがボニションって書かれていて、早速ネットで調べてみたら、赤ちゃん用品のお店でした。当時アルファが注文を受けてボニションのために作ったのでしょう。家からそれほど遠くなかったので、早速このキノコちゃんを連れて出かけてみました。年代を教えてもらうために。

アルファ社 キノコちゃんオルゴール(巨大テントウムシ付き)_e0074478_23104818.jpg


 ボニションはパリ市内のヴィクトル・ユーゴーとモベール・ムーチュアリテに2軒お店を持っていて、僕が行ったのは後者の方。でも2軒手前に引っ越していました。店のマダムは結構年輩で、キノコちゃんを見せたら歓声を上げてくれて、この人だったらキノコちゃんの誕生年を知っているかもと期待しましたが、彼女が勤める前のものだったようです。昔のカタログのコピーを見せてくれましたが、もう垂涎ものがズラリで、僕なんて目が白黒しちゃいました。ギンガムチェックの服を着たアルファの大きなウサギとか、あ~欲しい。
 
 ボニションは創業が19世紀末。今までに何度もオーナーが変わっているそうで、昔を知っている人が誰もいないとのこと。年代探しは諦めました。ただ、マドモワゼル・ボニションがいた時代、60年代くらい、というのはわかったのですが。こんなものが溢れていた60年代ってどんなだったのだろう。思いを馳せてしまった僕でした。

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# by tomoakishimizu | 2005-11-23 23:13 | 我が家のお友達 | Comments(7)

プードルの引き車 入浴するの巻

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 一昨日友人達を部屋に招いてパンだのタルトだのを食べたので、部屋中にクズが散らばっていて掃除しようと決意。10月16日に買った茶色のプードルの引き車の下にもパンクズが散らばっていて、そこを掃除しようと思いました。実は買ってからしばらくして、車輪の部分を踏んづけてしまい車輪が2つ外れていて、接着しようと思っていても、パリコレがあったりして中々そんな気になれず、ずっと放ったらかし。で、外れた車輪と本体をどかそうとした時に、ハッと気付きました。虫の糞が体中を覆っているではありませんか。ギョエ~。余りにもきれいに配列されていたので、そういう生地だと思っていたのでした。虫自体はいないのですが、抜け殻などもチラリホラリ。地下の倉庫に入れっぱなしだったのでしょう。アレルギー体質の僕は、見ているだけでくしゃみと咳が出そう。もう即行お風呂に入れるしかありません。

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正しい(?!)ぬいぐるみの洗い方

 浴室へ行き、浴槽に湯をためて犬を入れます。手で湯をすくって犬に掛け、染み込ませてから一度全ての湯を捨てます。洗濯洗剤を体中にまんべんなく振り掛けて、手で擦りつけてからまた湯をため、身体を揺らしたり、手で擦ったりしてしばらく放置。今回は特に車輪付きで、それがかなり邪魔。作業はちょっとだけ面倒になります。身体の半分を浸してからもう半分を浸す、これを30分くらい続けます。しばらくすると、約50年分の表面に付いた汚れと中の木屑の色とホコリとカビなどがジワジワと出てきて、湯はキャラメル色になります。それから湯を捨て、シャワーで洗い流します。



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気分爽快ですぅ♪GABちゃん風)。











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# by tomoakishimizu | 2005-11-22 22:55 | パリ郊外の蚤の市 | Comments(4)