人気ブログランキング | 話題のタグを見る

11月19日(土)

 この日は、以前日本の某女優さんのコーディーネーターをしていた縁で知り合った事務所の社長夫妻とそれに関わっていたJさんと4人で昼御飯を食べて、そのままJさんを誘い96番のバスに乗ってヴォージュ広場の北側にある教会のバザーへ行って来ました。
11月19日(土)_e0074478_0225276.jpg

11月19日(土)_e0074478_023925.jpg

 教会って、大体中央に椅子が並べられていて、両側が通路になっていますが、その片方の通路が布で仕切られ、地方の特産物や教会に寄付された家の不用品などが売られていました。僕はぬいぐるみやレコードのほかにレースも集めていて、ふと見ると一角が裁縫コーナーもなっているではありませんか。箱の中にごちゃごちゃと入っている古いレースの切れ端を漁っていると、話しかけてきた店番の女性が日本人でした。彼女に接客してもらいながら古いレースの切れ端と、カーテンに付いていたのであろうサクランボのカギ編みの飾りテープを3ユーロで買うことに。一応チャリティーなので値切りませんでした。

 レースの方は機械編みのように見えるけれど、恐らくボビンを使って少しずつ手で編んだもの。サクランボはもちろん手編み。昔はテレビがなかったから、こういった手作業が普通に出来たのだそうです。多分両方とも戦前のものでしょう。

 Jさんは仕事関係で知り合いのリチャード・クレイダーマンのアルバムを2枚2ユーロでゲット。サインしてもらう魂胆らしいけど、ヤフオクに出すつもりではないみたいです。出しても売れないだろうし。リチャード・クレイダーマンって80年代初めに活躍していたフランス人ピアニストで、ちょっとポップス入っていて日本の女性達には大人気でした。未だに日本公演をやっているらしいです。
11月19日(土)_e0074478_0233055.jpg

 それからメトロを乗り継いで、パリ市内の北に位置する公園の周り行われていたブロカントへ。ぬいぐるみはあったにはあったけど、やっぱり高くて買えず終い。でも後期アルファ(70年代に消滅したフランスのブランド)のウサギを見つけて2ユーロで買いました。体長45センチ。アルファの製品の中でも、まあまあ大きい方です。

 売っていたフランス人のおばあさんは、自分の持ち物でもなかったくせに50年代と言い張っていましたが、多分70年代くらいだと思います。目は平たいプラスチックにペイントされているもので、60年代後半から使われ始めたもの。ぬいぐるみ自体はしっかり作られていますが、レースリボンの付け方が粗かったり、襟のステッチがきれいじゃなかったりで、どことなくこのブランドの終末が漂っているような・・・。手を抜くと一気にダメになる、という教訓を得ることが出来ます。でもそれは今のフランスにも言えることかも、なんてね。

ここをクリックして人気blogランキングに一票を

人気ブログランキングへ
# by tomoakishimizu | 2005-11-20 23:52 | ウサギシリーズ | Comments(0)

ジャズメン人形

ジャズメン人形_e0074478_20264756.jpg

 パリは今、朝の11時ですが気温は0度です。寒い寒い。そんな日の今日は、ちょっとだけホット(?)な気持ちにさせてくれるジャズメンくんを紹介します。

 彼はどこで買ったのか記憶が薄いのですが、恐らくパリの南に位置する郊外で数年前に買いました。通貨がフランの時代で、10フラン(約180円)くらいだったような気がします。中綿が木目で、素材はコットンとフェルト。年代ははっきりしませんが、恐らく戦前、多分30年代くらいだと思います。ダンス・ミュージックとしてのチャールストン及びジャズがヨーロッパに入ってきて、黒人のミュージシャン達がステージを賑わせていた時代から少し後に作られたはずだと思うので。赤のフェルトのベスト、赤と黄色のシャツに白の蝶ネクタイ、そして赤と白のストライプのパンツを穿いたオシャレさんです。楽器を持たせたら、水を得た魚のように音楽を奏でそうな雰囲気。

 この黒人の人形、現在ジャンル的には「ゴーリー」と呼ばれていて、黒人を模った人形は一緒くたにゴーリーと呼ばれる傾向があり、様々なタイプが存在します。日本で大流行したダッコちゃん人形も、ゴーリーの一種と言えるようです。元々は19世紀末、イギリスのアプトン作の絵本のキャラクターから名付けられたとか。イギリスのみならず世界中にコレクターがいて、良くチェックしているぬいぐるみ&ゴーリー専門サイトでも、直ぐにソールドアウトになってしまいます。値段が高いのにもかかわらず。

 頭には、恐らくアストラカンか何かの毛皮が付いていたようですが、擦り切れて革しか残っていませんでした。折角のお洒落なジャズメンも、ハゲチョビンだと格好が付かないと思い、プードルの引き車を直した時に使った黒いフェイクファーがあったので、それを付けてあげました。

 日本では絵本「チビ黒サンボ」が差別的という理由で発売禁止になったりしましたが、ゴーリーという呼び名も黒人の蔑称を意味していて(アメリカではこの言葉を使わない方が良いみたいです)、そんな理由からか昔のようには作られなくなりました。今ではコレクターの間だけでもてはやされるアイテムになっているようです。

音楽一筋ウン十年のジャズメンくんに一票を!

人気ブログランキングへ
# by tomoakishimizu | 2005-11-19 20:27 | 人形シリーズ | Comments(3)

我が家の門番ピエロ

我が家の門番ピエロ_e0074478_22195290.jpg

今日はアパートの入り口の壁に掛けている門番ピエロ君を紹介します。

3年位前に友人と共にパリ15区の子供用バザーを訪れましたが、それは裕福な英国人家庭が集うチャリティー目的のものでした。年末だったので、売っているものはクリスマス関係の飾りだとか家庭用品、そして要らなくなった玩具など。ぬいぐるみも売っていて、大きな段ボールの中に彼はいました。確か20サンチームだったはず。特に古いものでもなく、全身化繊で出来ていて、恐らく10年経っているか経っていないか。でもブルーの目と真っ赤な唇、そして着ている色鮮やかなアルルカンの服がきれいで、ほれ込んでしまったのです。

 家に持って帰り、そのまま飾るにはちょっと個性が足らないと思い、思い切ってリフォームすることにしました。顔だけ見ているとちょっと怖くて、この人は我が家の番人になる資格アリだな、なんて。そこで、もっと強そうに見せるために爆弾とムチを持たせることにしたのです。爆弾は、要らなくなったテレビのコードの芯を出して、それをいくつか束ねて色を塗り、糸で巻きました。ムチもテレビのコードを利用し、黒い紐を接着。帽子には、ヴィンテージのフレンチジェットのビーズを刺繍し、ローズカットのクリスタルを張りました。服にはスワロフスキーのクリスタルを散りばめ、ピンクのリボンを首に巻き、目はクリニアンクールで買った古い吹きガラス製の人形の目を接着し、唇にはラメを付けました。

 ちょっと変態っぽく見えますが、怖そうでしょ?この人のお陰で、家に悪いものが入ってこないような気がします。ピエロ君、これからも宜しくね。

この勇敢なピエロ君に一票!

人気ブログランキングへ
# by tomoakishimizu | 2005-11-18 22:21 | パリの蚤の市 | Comments(5)