とうとうこんなものにまで手を出してしまいました。ホウロウ製ではなく、磁器製の水差しと桶。アリーグル市場でゲットです。あ、桶ではなくタライ? この2つってどう違うの???
ホウロウだったらまだしも、磁器となると壊れやすいし、値段もそれなりになってしまうしでリスクが高いのですが、あまりにもきれいで抵抗しがたく、ついつい仕入れちゃいました。正にフランスらしいフェミニンで柔らかな曲線を描く逸品。部屋が広かったら自分で持っていたかった!
売っていたムッシュによると、製作年代は19世紀末だそう。底にはスタンプ・刻印はなく、この華やかさからするとおそらくパリ焼(Porcelaine de Paris)とのこと。金線が剥げている部分があるのと、タライの底のピンク色がやや薄くなっている以外は欠けも割れもヒビも無い完品。どうして今の今までこんな状態で残っていたんだろうか、と感心してしまうくらいです。
もちろんモチーフは全てハンドペイント。手慣れた感じで、それなりに腕のある職人の手によるものであることがわかります。
買ってくれる人いるんだろうか、買う人がいたらどんな人なんだろう? なんて今からワクワクしてます~。
どんどん商売人になっていってる自分が…