人気ブログランキング |

<   2019年 01月 ( 26 )   > この月の画像一覧

ケンゾー 20019/2020秋冬

e0074478_04281928.jpg
 ケンゾーのショーは、ルーヴル美術館の地階にある展示会&ショースペース、カルーセル・ドゥ・ルーヴルで開催されました。ここでショーを観たのは本当に久し振りで、最後から10年くらい経っているかも。会場にはシャーマンでもあったペルーのアーティスト、パブロ・アマリンゴによるペインティングがプリントされた壁が設置され、その合間をモデルたちがウォーキングしました。
e0074478_04281958.jpg
 コレクションは、中国からペルーに移り住んだ祖父を持つ、アーティスティックディレクターのウンベルト・レオンのルーツをテーマにしています。アイテムとしては、フォーマルなものは少なく、アウトドアウェアが多く見られました。こちらのような、ジャケットなどのテーラードもありましたが、、リバーシブルになっていたり、スポーツウェア用のメッシュが使われていたりで、カジュアルダウンされています。
e0074478_04281942.jpg
 今季のトレンドカラーともいえるピンク。とうとう僕の時代がやってきてました(嘘)。
e0074478_04280895.jpg
 レディースのプレフォールも同時に発表。こちらもアウトドアウェアが多く、暖かい装いを提案しています。
e0074478_04280155.jpg
 ファーは全てエコファー(フェイク)。最近は触っただけでフェイクかリアルかわかならいものも多く、紛らわしい限り。
e0074478_04274432.jpg
 米袋をモチーフにしたドレス。その昔、中国からペルーに米が輸入されていて、その時代へのオマージュのようです。客席には、この袋と同じモチーフのバッグがプレゼントとして置かれていました。前の列に座っている某記者が「適当なオンナにやろう」ってつぶやくのが聞こえ、「あら、オンナって何人いるわけ?」なんて突っ込んでみたのですが(何人かいる、みたいな返答)、日本にはこういうオッサンがまだまだ多いのだな、なんて思ったのでした~。


ちょっと良い男だったりするからタチ悪い~

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2019-01-31 23:21 | パリコレ | Comments(0)

トム・ブラウン 20019/2020秋冬

e0074478_00532082.jpg
 トム・ブラウンは、国立高等美術学校(ボ・ザール)のホールを会場にショーを開催しました。相変わらずテーマはわかりませんでしたが、演出のコンセプトは面白かったです。注目すべきは会場の設営。壁も客席もランウェイも全て緩衝材(通称プチプチ)で覆われていて、ランウェイ中央には袋状のプチプチを被せたオブジェが並んでいました。ショーがスタートして、料理人のような緩衝材製コスチュームのモデルたちが登場。
e0074478_00532043.jpg
 それから、ジャケットとパンツとシャツを一体化させたドレスが矢継ぎ早に出てきました。
e0074478_00532080.jpg
 アイテムによっては、背中がレースアップのコルセットになっているものも。ドレス類はおそらくショーピースで、店頭販売は微妙なところでしょう。
e0074478_00531928.jpg
 一体化されていないコートもあり、そういったものは生産及び店頭販売されるものと思われます。
e0074478_00524404.jpg
 実はショーが始まってランウェイにライトが当たった時点で、袋状のプチプチの中身が透けて見えてしまい、ネタばれしていました。最後に、冒頭のモデルたちが再び登場して袋を外します。
e0074478_00524433.jpg
 そうすると、今まで登場したルックの人形が姿を現す、という演出でした。こちらは2つ上の写真の人形バージョン。アヒルのモチーフの縮尺が全然違いますね。近くで見ると、かなり雑な作りでしたが、それはさておき、中々面白い演出でした。モデルたちはランウェイを再び歩かず、人形たちがその代わりを務め、トム・ブラウンが挨拶に出てショーは終了~。


緩衝材、持ち帰りたかったです~

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2019-01-30 23:52 | パリコレ | Comments(0)

バルマン 20019/2020秋冬

e0074478_00064264.jpg
 オリヴィエ・ルスタンによるバルマンは、郊外一歩手前のギリギリパリ市内に位置する市営テニスコート場でショーを開催しました。次の日の午後に行われる予定だったディオールが、『黄色いベスト運動』を避けて1日前倒ししたため、バルマンのショーが3時間繰り下げの21時スタート。そんな感じで、デモ行進により色々な影響があったのでした。
e0074478_00064232.jpg
 さて、バルマンですが、今月末にサントノーレ通り沿い(場所はジョン・ガリアーノがあったところ)にブティックをオープンするにあたり、ロゴを一新しました。一番上のバッグのBがそうです。
e0074478_00064395.jpg
 で、一目瞭然。物凄くカジュアル&ストリートになりました。以前はメンズもレディースも刺繡だらけで、ギラギラしていたのに、一体これはどうしたものか。
e0074478_00064387.jpg
 実はクチュール期間中にバルマンはオートクチュールも発表することとなり、そちらのラインと明確に分ける戦略に出たようです。
e0074478_00064322.jpg
 レディースも登場しましたが、メンズとの境目が良くわからないマニッシュなルックばかり。スカートはゼロでした。そしてルックの数の多さにビックリ。なんと98もあったのです。ブティックをオープンするにあたり、力が入っている感じは伝わってくるものの、ビーズ刺繡&ゴージャス系を期待していた僕はブランドの変化に付いて行けず、置いてけぼりにされた感じがしたのでした~。


メンズの記事、飽きてきました~

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2019-01-29 23:37 | パリコレ | Comments(0)

ベルルッティ 20019/2020秋冬

e0074478_21391914.jpg
 昨日は風邪がぶり返すし、しかも雨だったので、外には出ず、一日中布団の中で過ごしました。まぁ、1日くらい仕入をしなくても大丈夫なはず。
e0074478_21391987.jpg
 さて、本日はこちら。ベルルッティのコレクションです。場所はオペラ座ガルニエ宮。何の情報も無い状態で、ハイダー・アッカーマンがアーティスティック・ディレクターでいるものと思っていたけれど、なんとクリス・ヴァン・アッシュに代わっていたとは! 全体的に若々しくなったといえばそうですが。
e0074478_21391940.jpg
 特に変わったのがパンツ。裾にジップが付いてストリートっぽくなりました。そして一番上の写真のように、バイカーパンツのようなものがいくつか見られました。
e0074478_21391945.jpg
  元々はレザーシューズのブランドなのに、とうとうスニーカーの登場です。クラシカルだけれど、ストリート&カジュアルなディテールを施していて、とてもクリス・ヴァン・アッシュらしいコレクションだったかもしれません。ディオール・オムからスライドして、デザイナーでい続けている彼の生命力の強さに驚いたのでした~。


今日から原稿の仕事を再開~

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2019-01-28 23:39 | パリコレ | Comments(0)

オム プリッセ イッセイ ミヤケ 20019/2020秋冬

e0074478_00590150.jpg
 イッセイ ミヤケのプリーツラインであるオム プリッセの特別ショーが、ポンピドーセンターで開催されました。それも割りと突然に決定。一体全体何が出てくるのだろう、なんて思いながら会場へ行ってみました。
e0074478_00590168.jpg
 会場には吊り輪と綱渡りの綱や登り綱が設置されていて、とてもアスレチックな雰囲気。そこにプリーツを身にまとったダンサー達が登場し、パフォーマンスをします。
e0074478_00590197.jpg
 テーマは『Playground』。イッセイ ミヤケが2013年に企画した『青森大学男子新体操部』の特別ショーも手掛けた、ダンサー・振付師のダニエル・エズラロウが演出したのだそう。
e0074478_00590177.jpg
 会場が暗かったため、服はよく見えませんでしたが、プリーツの動きは伝わってきます。
e0074478_00590017.jpg
 最後はダンサー達が駆け回り、綱渡りをし、吊り輪をし、と激しい動きを見せて終了。今季一番の拍手喝采となりました。三宅一生御大の時代にカルーセル・ドゥ・ルーヴルでショーを観たことがあるのですが、あの時受けた感動再び。思わずジ~ンとしてしまったのでした~。


鼻風邪が再発かも~

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2019-01-26 23:22 | パリコレ | Comments(0)

ドリス・ヴァン・ノッテン 20019/2020秋冬

e0074478_03020150.jpg
 ドリス・ヴァン・ノッテンのメンズのショーは、ベルシーにある複合競技場を舞台に開催されました。今季は未来へ向けてのテーラリングを提案していますが、そこにちょっとしたスポーツの要素や、タイダイ(ムラ染め)のモチーフを大胆に取り入れて、ドリスにしか出せない奥深い味わいを見せていました。
e0074478_03020165.jpg
 前半はとにかく美しいシルエットのジャケット・コート類が続きます。サイジングも少しゆったりめ。
e0074478_03020160.jpg
 こちらはフライフィッシング用のウェアから着想を得たもので、つなぎにはコットンにウレタンをコーティングした素材を使用。
e0074478_03020149.jpg
 タイダイって、実はかなり苦手なのですが、今回のコレクションを見て、こういうのも良いかも、なんて思ったり。そういったわけで、このコレクションは僕みたいに偏りのある人に新しい魅力を伝えることに成功していたと思います。
e0074478_03020141.jpg
 これはちょっとやり過ぎかも、なんて思いましたが、ジャケットとパンツ、それぞれ単体で着れば大丈夫。ただ、ちょっと勇気が要りますかね。ショー終わりの数点を除いて、今回はちょっと地味だなぁ、なんて思いながらショールームへ行くと、このコレクションに出ていない、美しいものがたくさんあって、目移りしてしまいました。偏見を捨てて、ブティックを覗くことをお勧めします~。


今日は原稿書きの仕事放棄しちゃいました~

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2019-01-25 23:01 | パリコレ | Comments(0)

アミ アレクサンドル マテュッシ 20019/2020秋冬

e0074478_23510544.jpg
 アレクサンドル・マテュッシによるアミのコレクションは、シャイヨー宮の舞踏会用ホールで発表されました。客席はカーテンで仕切られていて、その間をモデルたちが歩きます。
e0074478_23510557.jpg
 このブランドについていえば、今までは本当にオーソドックスなものしかなく、モードっぽさを微塵も感じませんでした。ショールームへ行っても、広報の人はただ「見ていってください」って言うしかない程。見所に欠けるので説明のしようがなかったのです。でも、そういった普通っぽさがパリジャンとパリジェンヌの心に響いたようで、2~3年の間にブティックが増えて急成長。で、今回は取材だから朝早くに渋々出掛けて行きましたが…。
e0074478_23510542.jpg
 意外や意外。ドロップショルダーとか、オーバーサイズとか、ちょっとばかりトレンディ(苦笑)になっているではないですか。色合いもパステルなんて使っていて、何気に可愛い。
e0074478_23510630.jpg
 レディースのルックもかなりあり、それぞれマニッシュなスタイルで、ほとんどメンズと変わらなかったりもするけれど、とにかくエレガントな仕上がりでした。メンズと同じ素材を使っているので、とても効率的です。
e0074478_23510585.jpg
 最後は客席を仕切っているカーテンと窓を覆っているカーテンが引かれ、目の前にエッフェル塔がド~ン。全然期待してなかったので、不覚にも感動してしまったのでした~。


やっとクチュール終了。でも一ヵ月後からレディース~(泣)

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2019-01-24 23:57 | パリコレ | Comments(0)

イッセイ ミヤケ メン 20019/2020秋冬

e0074478_20403008.jpg
 高橋悠介によるイッセイ ミヤケ メンのショーは、パレ・ドゥ・トーキョーで発表されました。コレクションタイトルは『Feeling the wind』で、風が持つ自由さやエネルギーにインスパイアされたそう。そして、このメゾンらしい機能性に優れた凝った素材使いによって、“暖かくも爽快な仕事着”を提案しています。こちらは高橋悠介が得意とする、ロウケツ染めのジャケット。
e0074478_20403006.jpg
 一見して、どのように作っているのかわからないフリンジのコート。実は二重織りのウール生地を縮ませているのだそうです。
e0074478_20403097.jpg
 組絣(かすり)の手法を用いてモチーフを描いたジャケット。かなり凝ったテキスタイルです。
e0074478_20404307.jpg
 風をイメージさせるモチーフを転写した、ポリエステル製中空素材を用いて軽さを出したレインコート。 
e0074478_20404414.jpg
 ツイードのブルゾンですが、ただのツイードではなく。先染めしたチェックのフラネル生地をバイアスカットし、緯糸として部分的に使用することでボーダーを描いているのだそう。素材へのこだわりは人一倍というか、人百倍のメゾンですが、その姿勢がこれまで以上に強く感じられたコレクションでした。で、すみません。写真全てにファッションジャーナリストの増田さんが写り込んでいますね。今度から、ショーの間はニットキャップ取るように頼もうかなぁ。


クチュールは3日目に突入~

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2019-01-23 20:42 | パリコレ | Comments(0)

ラフ・シモンズ 20019/2020秋冬

e0074478_20015775.jpg
 今朝はショーが1つも無く、アリーグル市場へ出かけようと思ったら大雪になってしまい、諦めてしまいました。ということで、ゆっくりブログをアップできることになったのでした。
e0074478_20015743.jpg
 本日はラフ・シモンズ。ディオール時代は、見ていて本当に辛かったですが、今回ショーを見て、彼は自身の名前でメンズをやり続けるべき、とあらためて思ったのでした。
e0074478_20015771.jpg
 会場は、ナポレオン・ボナパルトの弟の孫、ロラン・ボナパルトの邸宅跡であるシャングリラ・ホテル。前半と後半に分かれていて、前半はベーシック&ダークカラーのアイテムばかり。バンド演奏を挟んで、発色の良いアイテムが登場しました。
e0074478_20015780.jpg
 比べて頂くとわかるのですが、全く同じモデルが色違いのアイテムを着用しています。
e0074478_20015713.jpg
 両肩に付いている星や花、蝶などのチャームが変わっていたりはしますが、パターンは同じ。
e0074478_20020759.jpg
 両肩には1986年のデヴィッド・リンチ監督作『ブルーベルベット』の中のローラ・ダーンが登場するシーンのプリントをアップリケしています。どうしてブルーベルベットだったのかわかりませんが。ドロップショルダーでオーバーサイズ、というトレンドをしっかりと抑えながらも、相変わらずカッティングが素晴らしいですし、チャームを取り付けたり、不思議アップリケをしたりで、ラフ・シモンズの独自性には凄まじいものを感じます。彼はパリメンズの中でも、自らの名前を冠した希少種で、やはり今後も希少種の中のスターであり続けるのだろうと確信したのでした~。


今日はショーが2つのみ~

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2019-01-22 20:05 | パリコレ | Comments(0)

アンダーカバー 20019/2020秋冬

e0074478_02484489.jpg
 すみません。メンズコレクション終わり2日間が物凄くハードで、ブログをアップしている余裕がありませんでした。で、本日は、久々にメンズコレクションを発表したアンダーカバーです。書くことがいっぱいあるのに、写真が全然撮れていませんでした。遠かったし暗かったので仕方がない。
e0074478_02484458.jpg
 見て直ぐに察した方もいらっしゃるかもしれませんが、1971年のスタンリー・キューブリック監督作『時計じかけのオレンジ』がモチーフになっています。主人公のアレックス・デラージ少年は、ベートーベンをこよなく愛していて、そこからベートーベンのモチーフが引き出され、様々なアイテムにあしらわれていました。そして、ルネッサンス期のコスチュームもミックスされています。
e0074478_02484492.jpg
 こちらはエドガー・アラン・ポーのモチーフ。実は今回ヴァレンティノのコレクションでも、ベートーベンのモチーフとこちらのポーのモチーフが使用されていました。というのは、アンダーカバーの高橋盾とヴァレンティノのピエールパオロ・ピッチョーリが東京で出会い、コラボレーションが実現したためだそうです。ショー終盤では『時計じかけのオレンジ』中、少年達が作家宅に押し入る場面で歌う『Singing in the rain』が流れ、かなり怖かったのですが(映画観た方にしかわからないでしょうが)、フィナーレでジーン・ケリーの『Singing in the rain』がかかってホッとしました~。


今日からオートクチュール~

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2019-01-21 23:31 | パリコレ | Comments(0)