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Yプロジェクト 2019春夏

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 グレン・マーティンスによるYプロジェクトのショーは、クラッシックのコンサートホールとして知られる、サル・プレイエルのエントランス部分で開催されました。
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 ベルギー人ゆえに、当初はゴシックテイスト溢れる作品が多かったグレン・マーティンスですが、ここ最近は、ひねりやゆがみを加えたシュールな作風で認知されるようになってきています。
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 スリーブやパンツ、ウエストなどのパーツを特大にしたり、折り返して二重にしたりで、使用する布や糸が多くなり、ある意味贅沢なアイテムばかり。
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 今回はドキッとさせられる、セクシーさを強調するようなものも見られました。どうしたのでしょうね。
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 最後の方はオートクチュール的なドレッシーなものが登場。大手クチュール系メゾンからのラブコールを待っているのかな、なんて勘ぐってしまいました~。


今日はショールーム巡り&仕入~

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by tomoakishimizu | 2018-09-30 17:16 | パリコレ | Comments(0)

マルケス・アルメイダ 2019春夏

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 来月6日に日本へ向けて発つのですが、仕入をしながらパリコレを見ているので、全然時間が無い状態です。ファッションヘッドラインの原稿も書かなくてはならず、どうするつもりなんでしょう、自分。
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 さて、本日はロンドンから進出してきたマルケス・アルメイダのご紹介。ショーはパレ・ドゥ・トーキョーで開催されました。マルケス・アルメイダはセント・マーティン卒のカップルだそうで、ロンドンを拠点にしていますが、元々はポルトガル出身。
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 ポルトガルの期待の新星のようで、会場にはポルトガルファッションをアピールするパネルが飾られていました。ポルトガルといえば、大航海時代以降、ヨーロッパの中では何となくマイナーな国。フランスだと、アパートの管理人にポルトガル人が多いなぁ、という印象があるくらいです。コレクションに目を向けてみると、然程ポルトガルを感じる内容でもなく。
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 ポルトガルっぽいのは、このシャツくらいでしょうかね。コレクション全体からは、特定のテーマは感じられず。ただ、何となくロンドンぽくて、ヒップな若者が好みそう、というアイテムで構成されていました。バッグやシューズ類も非常に充実していて、細かな部分にまでクリエーションを盛り込む姿勢は、やはりセント・マーティン卒ならでは。フランスのモード学校とは違うなぁ、と改めて思ったのでした~。


今日もショーの合間に2ヶ所で仕入~

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by tomoakishimizu | 2018-09-29 21:32 | パリコレ | Comments(0)

ドリス・ヴァン・ノッテン 2019春夏

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 ドリスのショーは、パレ・ドゥ・トーキョーで開催されました。今年になってから、主にフレグランスを扱うスペインの企業、プーチに買収されましたが、あくまでもドリスがデザイナーであり、クリエーションの姿勢に変化は全くありません。でも、フレグランスが発表される可能性はありそうです。
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 ワークウェアとオートクチュールの融合が大きなテーマで、極端に違うもの、コントラストのあるものをミックスしています。
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 クライミングロープをあしらったパーカにドレスを合わせたり、つなぎのフォルムを取り入れたり。そこに装飾としてフェザーを加え、ビーズのフリンジを刺繍して、ドリスらしい華やかさを演出。
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 ドリス特有のエレガンスが根底にはありますが、マンネリだったり時代遅れな雰囲気になることはなく、常に鮮度を保っているのは驚くべきことです。
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 奇をてらうようなことは決してしていないのですが、ちょっとした色合わせや柄合わせ、丈の調整やボリュームの増減でここまで美しく見えるとは。ショーを見て感心、ショールームを訪れて再び感心のコレクションでした~。


あと4日頑張ります~

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by tomoakishimizu | 2018-09-28 23:07 | パリコレ | Comments(0)

コシェ 2019春夏

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 クリステル・コシェールによるコシェは、共産党本部の廊下スペースを使用してショーを発表しました。建物は、ブラジル人建築家のオスカー・ニーマイヤーの代表的な作品で、今までにトム・ブラウン、ジャン・ポール・ゴルチエ、ドリス・ヴァン・ノッテンがショー会場として使用しています。
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 プレス資料には、クリステル・コシェールが影響を受けた人々と思われるジョン・カサヴェテスやヴァージニア・ウルフ、ニック・ケイヴやカート・コバーン等の言葉が記されていました。
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 招待状には世界中の国旗がプリントされた旗が添えられていて、登場したモデルの人種も様々。そして服自体に目を向けると、ミックスされているプリントは互いに繋がりのないものだったり、各ルックもそれぞれ雰囲気が違い、一言で表現すると“バリエーション豊か”。でも、その多面性がちぐはぐな印象を与えず、何となくハッピーな雰囲気を醸していて統一感がありました。 
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 コレクション全体として見ると、様々なものがミックスされていて、クリステル・コシェールなりの多様性を表現していたのかもしれません。
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 相変わらずカッティングと服自体の作りが美しく、一点一点に時間を費やしていることがよくわかる出来栄えでした。全部で62点。よく頑張ったと思います~。


パリコレもあっという間に後半に突入~

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by tomoakishimizu | 2018-09-27 23:25 | パリコレ | Comments(0)

アンリアレイジ 2019春夏

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 実は24日からパリコレが始まっていますが、初日はディオールとグッチなど、招待されていないショーばかり。で、やっと昨日、25日から自分にとってのパリコレがスタートしました。1つ目がアンリアレイジで、コレクションタイトルは『クリア』。
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 ショーが始まる30分前に会場に到着してしまい、アパートの直ぐ近くだったので、一度部屋に戻って出直そうと思ったらついつい遅刻。最初の部分が見られませんでした。でも大丈夫。最初に出てきたルックが後から出てきたのでした。
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 それは数点の濃いパープルのドレスで、ボタンのようなパーツが刺繡されたもの。それが今回のキーとなっていました。
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 そのパーツは、紫外線を当てると色が濃くなる特殊な樹脂製で、時間が経つと色が薄くなるというもの。で、こちらのドレスに紫外線を当てたものを冒頭に見せていたのでした。いつもながら、テクニカル素材を多用してはいますが、巧みに消化しながら1つの世界観を描いていたと思います。毎回毎回、新しいアイデアで楽しませてくれる数少ないブランドになりつつあるかもしれません~。


今からドリス~

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by tomoakishimizu | 2018-09-26 21:19 | パリコレ | Comments(0)

七宝焼きのオペラグラス

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 昨日は日曜日で、もちろん朝から仕入に出たのだけれど、昼くらいから雨が降り出し、午後2時頃にはスコールというか、暴風雨のような状態になり、さすがに仕入を切り上げました。夜、友人との夕食会のためにサン・ルイ島へ行ったところ、街路樹の大きな枝がボッキリと折れているし、バイクが横倒しになっていて、川岸はもっと激しいことが起きていたようです。そんな天気でも、昨日は結局五ケ所を巡ってまずまずの量をストックでき、とりあえず満足。ただ、もっと面白いものを、もっと素敵なものを、という考えに囚われて、ゴールも正解も見えない状態になり、「このセレクションで本当に良いのだろうか」という、ちょっとした不安を抱えるわけです。まぁ、同業者の皆さんはきっと同じ気持ちになると思いますが。それを紛らわすかのように、セレクションがより極端な方向へ行くことがあり、高いものに手を出してしまうことも。本日ご紹介するのは、そんなアイテムの中の一点です。
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 アリーグル市場で見つけた、七宝焼のオペラグラス。この種の七宝焼は、ヒビが入っていたり、割れていたりすることが多いのですが、こちらはダメージの無い良品。ロココ様式が再流行した1900~1910年頃の作と思われます。
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 アリーグル市場では、その値段の高さゆえにしばし迷いました。同行していた友人なんて「こんなもの買うよりも、もっと売れるものを沢山買った方がいいよ」なんて夢の無いことを言います。値段が原因で売れなくても、キレイで珍しいものを売っていきたいというのが最近の僕の考えにあって、それほど壊れ物ではないし、小さくて持ち運びに困らないので買い付けを決意しました。 
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 アルテックスという会社についてはよくわかりませんでしたが、高級素材を用いた観劇用双眼鏡のメーカーだったようです。主素材はよくわかりませんが、金属部分はおそらく金メッキで、白い部分は白蝶貝。 
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 リヨンで織られたと思われる、シルクジャカードを張ったケースが付いています。
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 しかも紙製の箱も付いていました。これを購入する人がいるのかどうか非常に謎ですが、持っていて嬉しい工芸品として、気長に販売したいと思います~。


世の中的には今日からパリコレです~

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by tomoakishimizu | 2018-09-24 20:10 | 珍品 | Comments(2)

シルバープレートのティーポット

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 昨日に引き続き、“今時こんなもの使う人いるのか”的なアイテムです。パリ市内の古物市で見つけた、シルバープレート(銀メッキ)のティーポット。刻印が見当たらず、原産国と制作年代がわかりませんが、おそらくは1920年代頃のイギリス製のような気がします。作りがしっかりしていて重厚感もあり、中々立派なアイテムです。それ以上言えないのが残念ですが。状態としてはまあまあなので、使用にも耐えると思います。でもまぁ、これを使おうとする人は珍しい存在でしょうけれど。気長に販売したいと思います~。


今日は古物業者間ご飯会~

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by tomoakishimizu | 2018-09-22 23:29 | 生活用品 | Comments(0)

パリ焼きのソース入れ?

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 パリ市内の古物市で見つけた、パリ焼きのソース入れです。ソース入れという用途は適当に考えたもので、実際のところはわかりません。
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 前から見ると魚の口のようなフォルム。でも葉を象っているようにも見えます。
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 魚のようでも鳥のようでも、葉のようでもある注ぎ口。でも割りと下の方についているため、ほとんど容量が無く、これは設計ミスかも。
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 裏印が無く、このように爪で引っ掻いたような跡があるため、パリ焼きであろうと思われます。湯冷ましとして使うのもありでしょうが、世の中的に、わざわざ湯冷ましを使ってお茶を入れる人がどれだけいることか。注ぎ口があるため花瓶としても使い辛いし。でも、敢えて注ぎ口に花を挿してアヴァンギャルドな生け花をすると良いかも。ただし小花に限りますが。ということで、見た目に反して実用性は限りなく低いアイテムです~。


ヘトヘトだけど仕事します~

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by tomoakishimizu | 2018-09-21 22:18 | 生活用品 | Comments(0)

テリア犬のぬいぐるみ

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 パリ市内の古物市で見つけた、テリアのぬいぐるみです。先月、日本へ連れて行こうと思いましたが、箱に入りませんでした。特に大きいわけではないのだけれど、ぬいぐるみって凹凸だらけで中々入れ辛いのです。
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 主素材はモヘアで、中綿が木毛、目がガラス。おそらくは1950年代のフランス製。
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 真正面から見るとやや邪悪な顔をしていますが、全体的にはナゴミ系。この子に癒しを求めるであろう里親さんを見つけるべく、10月に日本へ連れて行きます~。


パリ到着直後から消化不良でダイエット~

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by tomoakishimizu | 2018-09-20 23:20 | 犬シリーズ | Comments(4)

マロニエ型塩胡椒マスタード入れ

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 パリに戻ってきました~。昨日は羽田空港からパリへ向かいましたが、チェックインの時に、奥のファーストクラスのカウンターにただならぬ雰囲気の男性が目に入り、それがどう見ても本木雅弘でした。ピチピチの黒のパンツに黒のジャケットをまとい、黒縁の眼鏡かけ、背筋がピンと伸びていて、何とも神々しいのです。そういう人だからこそ、芸能界で第一線にいられるのでしょう。でも気付いている人が全然いません。あんなにモックンオーラを出しているのにもかかわらず。それから保安検査場を通って出国審査の列に並びました。そうしたら、2本隣の列にモックン。それからラウンジへ行ったらモックンが入ってきて、「モックン、一人でラウンジに来るんだぁ」なんて感心したり。さすがに気付いた人がいて、隣の席の男性が確認しに行ってました。ご苦労さん。ロンドン在住だそうで、きっと拠点に戻ったのでしょう。そういえば、久留米から実家に戻るときに能年玲奈改めのんと飛行機が一緒でした。彼女はキャップを目深に被っていたので、僕以外に誰も気付かず。おそらくは特別な自意識というものが発せられていて、それが僕のアンテナに引っかかったのかもしれません。なんて思ったけれど、冷静に考えるとそうではなく。人間というのは普通、旅行を前にすると気分が高揚し、周りのことなんてどうでも良くなり、誰か特別な人が近くにいようと、関係がなくなるはず。僕は行ったり来たりの生活で、飛行場で気持ちが高ぶることはなく、特にパリへ戻るタイミングが近づくと現実に引き戻され、それがちょっとした恐怖感になっていて、余計なことに気が向き、周りに目が行ってしまうだけなのだ、と結論付けたのでした。というわけで、昨日から現実直視の生活。日本へ発つまで2週間強、パリで頑張り抜きたいと思います~。
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 さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、マロニエ型の塩胡椒マスタード入れです。以前、謎の植物型マスタード・塩・胡椒入れとして記事に載せているものと全く同じですが、こちらは状態が良好。
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 割れも欠けもヒビも無く、目立った傷もありません。ほぼ新品の状態です。
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 裏印は無し。というか、このような判読不能な凹凸が見えますが、これが文字なのか焼き傷なのかはわかりません。
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 おそらくは1930年代前後のフランス製。もしくはドイツ製。奇怪なフォルムで、全くもって食卓向きではありません。マニア(何の?)の方向けアイテムです~。


来月、立川でデビューさせます~

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by tomoakishimizu | 2018-09-19 23:24 | 調度品 | Comments(4)