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キューピッドモチーフのボンボニエール

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 パリ市内の古物市で見つけた、キューピッドを描いたボンボニエールです。縁取りに様式的なモチーフを描くことなく、全体的に単色になっている珍しいタイプ。
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 底面にバックスタンプは無く、珍しく蓋の裏側にサインが入っていました。Namosという名前は追跡が出来ず。おそらくはペインターの名前でしょう。1880年の作と、意外に古くてビックリでした。
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 フタにほんの少しだけ欠けが見られるものの、この程度だったら怪我するほどでもないので、なんちゃって金継はしない予定。
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 部屋に戻ってきて「あれれ~ひび割れ!」と一瞬焦りましたが、こちらは焼きムラです。
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 絵付けはやや稚拙。でも、ちょっとヘタウマなところが魅力でもあります。色々と問題はありますが、140年近く経っているということで、大目に見てもらうつもりです~。


こちらは名古屋デビューの予定~

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by tomoakishimizu | 2018-07-21 23:22 | 調度品 | Comments(0)

天かける女神の花器

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 日本は猛暑で大変なようですが、フランスでは気温はさほど上がっていないものの、ズシリと重い空気感で、ベタ~とする不愉快な暑さが続いています。今日は雨が降るようで、暑さも少しだけ落ち着きそう。ただ、それも一瞬の話。ここ1ヶ月ほどずっとカラカラだったので、いつもは気にもかけない農作物の出来が心配です。そして来週からは、また毎日31度くらいになるそうで、早く秋が来ないかぁと思います~。
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 さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた花器です。この女性はおそらくは女神で、馬車に乗ってはいますが、原動力は馬ではなく、羽の生えた獅子のような動物です。残念ながら刻印は無し。女性のドレスから推測するに、アール・ヌーヴォー期の制作と思われます。おそらくはドイツ製。
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 微妙だけど物凄いファンタジックな世界観。デザインした人をリスペクトです。さすがに他の業者さんはこれを買い付けないでしょう。なんて誇らしげに書いても、何の意味もないですが。
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 花器部分の内側は無意味にオーロラ加工になっています。花を飾っても花が負けそうなので、このまま飾ることをお勧めします~。


結局雨は降りそうで降らない~!

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by tomoakishimizu | 2018-07-20 21:57 | 調度品 | Comments(0)

SIC社によるセルロイド製人形

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 パリ市内の古物市で見つけた、SICというメーカーが制作したセルロイド製のお人形です。体長48cmとかなり大きめ。
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 こちらが刻印。ネット上で調べても、制作年代は判然とせず。ただ、何となく1940年代頃ではないかと思われます。
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 目はガラス製で、左右に動きます。人形は同じメーカーのものでも個体差があり、自分の好みの顔じゃない場合もありますが、こちらの子は一目で購入を決意しました。
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 ただ残念ながら、まぶたのペイントが少し剥がれているのが難。また手足を結ぶゴムが劣化していて、ダラリとしてしまっています。こちらについては簡単に直せるので、近日中に手術する予定です~。


パリは来週も暑いみたいです~(泣)

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by tomoakishimizu | 2018-07-19 23:19 | 人形シリーズ | Comments(0)

キュ・ノワールの塩胡椒入れ

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 本日は大失敗をやらかしました~。話は4年前に遡ります。とある著名人とパリで夕食を共にした時、「是非とも独身女性を紹介して」と頼まれたので、近所の女友達がパッと思い浮かび、紹介すると約束しました。でも、その後ネットで調べたら、その著名人は既婚者だとわかり、思わず「許せん!」と紹介してもいないのに勝手に憤慨。でも場合によっては、大事な女友達を危うく面倒なことに引き入れていたかもしれません。僕ったらずっとその件を引き摺っていて、その著名人がどんなに偉業を成し遂げても、心の奥底ではちょっぴり軽蔑していたりします。それで今日の話。その女友達がとある人を紹介してくれたのですが、先述の著名人と仕事をしている人で、ついつい「独身女性を紹介して」と頼まれた話を洗いざらいしてしまい、「ああ、余計なことを言ったもんだ」と反省したわけです。その「とある人」はその著名人の奥様もご存知だそう。ついつい口が滑った! でもまだモヤモヤしていて、「そもそも、その著名人がいけないのだ」などと責任転嫁する自分がいます。酷い話ですけれど。有名無名は別として、今の世の中、ちゃんと自制していないとややこしいことになりやすいですね。なんて書くと、モラルを振りかざす人みたいで嫌だな。
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 気を取り直して、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、キュ・ノワールの塩胡椒入れです。キュ・ノワール(尻黒)の名の通り、裏側が黒く塗られています。制作年代はよくわかりませんが、19世紀以前であることは確実かなと。塩胡椒を入れるにはかなり大きいので、アクセサリー入れとして、もしくは花を生けても良いかもしれません~。


口が滑ったのは暑さのせいです~(責任転嫁)

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by tomoakishimizu | 2018-07-18 23:37 | 生活用品 | Comments(0)

コミュニオン記念のボンボニエール

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 パリ市内の古物市で見つけた、カトリック関連のボンボニエールです。おそらくは教会で売られていたか、親類縁者に配るために作られたものと思われます。
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 ペルラムという窯の製品で、リモージュにあったようですが、詳細はわかりませんでした。ただ、カトリックに関わるモチーフのボンボニエールを相当数作っていたようです。おそらくは1930~40年代の制作と思われます。
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 『最初のコミュニオンの思い出』と書かれています。コミュニオンという単語は知っていましたが、全く知識が無く。調べてみたところ、う~ん、微妙な感じ。僕の理解した内容を書いてみますと、カトリック教会と初めて関係性を持つ、つまり信者になりました、とする儀式なのだと思います。でもあやふやなので、どなたか教えてください~。
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 モチーフは全て印判ですが、ポイントとなる部分に白い釉薬をハンドペイントしています。
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 フタを締める時に鈍い音がすると思い、よくよく見てみたら、残念ながら入れ物の方の側面にヒビが入っていました。仕方ない。これ以上亀裂が広がらないように、なんちゃって金継をして店頭に出したいと思います~。


何だか修復品多数です~(苦笑)

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by tomoakishimizu | 2018-07-17 23:33 | 調度品 | Comments(0)

シジュウカラモチーフのボンボニエール

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 昨日は本当に地獄絵図でした。目の前のカフェと斜向かいのカフェ、そして同じ並びのカフェ2軒がワールドカップの中継をしたものだから、フェット・ドゥ・ラ・ミュージック(誰でも音楽を奏でて良い日)よりも人が密集。5時のキックオフから終了まで雄叫びというか怒号というか、良くわからない騒音が部屋に響き渡り、変な緊張感を強いられ、人いきれもあって始終脂汗が出ました。1点目が入った直後に発炎筒に火を点けたお馬鹿さんがいて、部屋が火薬臭くなったので窓を閉めることに。余計に汗ダラダラ。優勝を決めた瞬間はクラッカーだの爆竹だのなんだのがけたたましい音を響かせ、ほとんど暴動のよう。みんなカフェのテレビとは反対側の僕の部屋側に身体を向けて注目しているので、どうしたのかと思って首を伸ばして見てみると、隣のアパートの外壁工事用のやぐらに登った、これまたお馬鹿さんが全裸になっています。オーディエンスはみんなスマートフォンでパシャリ。ああ、20年前はこんなではなかったのに、どうしてしまったのでしょう。群集が去った後は、ビール瓶やら紙コップやらなんやらでゴミだらけ。他者への配慮はゼロ。まぁ、そういう国民性なのだから仕方ない、と言ってしまえば簡単ですが、「祝ってあげないから」と心から思ったのでした。
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 さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、シジュウカラをモチーフにしたリモージュ焼きのボンボニエールです。もうスズメと間違えません(笑)。
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 残念ながら、こちらのバックスタンプの詳細はわかりませんでした。最初ロバート・ハヴィランドがヒットし、一瞬そうなのかな、なんて思いましたが、造りと作風が全然違います。
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 モチーフは印判だけれど、白い釉薬だけハンドペイントしています。縁の金彩は中々豪華です。ただ、個人的にオーロラ加工になっているのがちょっと微妙。でもシジュウカラが可愛いので良しとしたいと思います。こちらも名古屋デビューの予定です~。


今日から廃人生活突入~

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by tomoakishimizu | 2018-07-16 20:21 | 生活用品 | Comments(2)

バカラのバンブーシリーズの歯ブラシスタンド

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 今日は日曜日。大切な仕入日なのに、よりによってワールドカップの決勝戦が行われます。朝起きたら、部屋の前のカフェが特設カウンターを設置していて、ワールドカップ仕様にしていました。それはさておき、久々に郊外へ出かけようかと思いましたが、郊外線のホームページを見ると「午後の運行は乱れます」なんて表示になっていて、モチベーションがゼロに。ワールドカップのせいでダイヤが乱れるってどういうこと? サッカーの中継を見たい従業員が、仕事したくないだけなのでしょう。気を取り直して19区の古物市へ行ってみましたが、皆さんトリコロールカラーのものを身に着けていて浮き足立っています。きっと今日はどこへ行ってもおかしな雰囲気で、交通機関の麻痺などに巻き込まれても嫌なのでここで終わりにしよう、と思って帰宅。家までの道すがら、シャトレを通ったけれど、ビール片手に大声をあげる輩ばかりでした。で、今部屋にいるのだけれど、試合始まっていないのに大勢の酔っ払いによるラ・マルセイエーズが聞こえてきたり、クラクションがバンバン鳴っていて不穏な空気感満載。僕なんてワールドカップに全然興味がなく、というか、保健体育のペーパー試験に際してオフサイドのルールが全く理解できなくて、それ以来サッカー音痴に。何よりも実技は大嫌いでした。人間同士がぶつかり合って、あんな危ないものはないですよ。で、決勝戦のことを全く知らずに、よりによって今晩お友達を招待してしまいました。ちゃんと帰れるのだろうか、と今心配しているところです~。
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 さて、本日はこちら。バカラのバンブーシリーズの中でも非常に珍しい、歯ブラシをかけるスタンドです。型で抜いたクリスタルに、真鍮のパーツが付いています。この写真だとほとんど見えませんが、こちらは1936年以前の刻印。
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 でも残念ながら、底の高台部分が割れていました。ただ底面なので、普段使いには支障はないでしょう。購入した方に怪我がないよう、少しヤスリをかけて店頭に出したいと思います~。


アクセサリースタンドとしてもお使い頂けます~

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by tomoakishimizu | 2018-07-15 22:29 | 生活用品 | Comments(2)

水玉模様のシュガーポット

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 昨日は丸6日の休肝日を経て、夕方から張り切って飲みに行きました。目の前にあるものだから、ついついシャンパンを水のように飲んでしまった僕。帰ってきてからはそれ程でもなかったのに、寝ている間に吐き気に襲われ、でも懸命に耐え、ここで吐き出したらもったいない、なんて思いながら水を何度も補給。そうしたら見事に峠を越すことができました。二日酔いも無し。それはさておき、昨晩の帰りのバスの中で友人に出くわし、「明晩も会うよね」と言われてハッとしました。革命記念日の花火をお友達の家のテラスで楽しむ会をすっかり忘れていたのでした。ということで、今夜もがぶ飲みです~。
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 さて本日はこちら。水玉模様の陶製シュガーポットです。ファッション業界では水玉模様なんて死語のようで、ポルカドットとかいうんですよね。そんな表現、全然伝わらない~。それはともかく、水玉の陶器はフランスで高騰していて、とても買えるものではないのですが、今回知り合いの業者さんから割安で譲ってもらえました。ベルギーとの国境近くの町、サン・タマン・レ・ゾー産で、このバックスタンプは1920~30年代に使用されていたもの。結構モダンに見えるけれど、80年以上は経っています。 
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 内側も問題がないので、そのままシュガーポットとしてお使い頂けますし、割りと大きいので、ビスケットジャーや茶葉入れなど、様々な用途が考えられるでしょう。こちらは9月の久留米でデビューさせます~。


がぶ飲みしちゃうのは猛暑のせいです~

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by tomoakishimizu | 2018-07-15 01:46 | 生活用品 | Comments(0)

ドレスデン焼のハート型ボンボニエール

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 日本から帰ってきて1週間後にテレビの撮影、その後にオートクチュールがあり、でもその間に友人たちが大挙して押し寄せ、毎晩のように宴会。休肝日なしで17日間ほど飲み続き、現在酒抜き6日目。ヘトヘトなのを誤魔化しながらオートクチュールの原稿を書いています。それ以外にも、仕事上のトラブルや、滞在許可証発行が遅れたりと、問題続きでしたが、どうにかなりました。それもこれも、長引いた猛暑のせいかなと。暑くなると逃げ場が無いので、人間ギスギスするのは仕方がないとして、フランスもそろそろ交通機関の全面的なクーラー導入を考えて欲しいです~。
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 さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけたドレスデン焼のボンボニエールです。おそらくは20世紀初頭以前の制作。「ハートシェイプがラヴリィ!」とか書きたいところですが、何となくカブトエビというか、甲殻類っぽくて毒々しいですね。
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 バックスタンプを消して、ドレスデンの裏印を押しています。ということで、別の窯から土台だけ買い取って、ドレスデンで絵付けされたものなのでしょう。ト音記号のようなニョロニョロは意味不明。
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 残念ながら、このようにチップがあります。でも、お客様に怪我をさせないように『なんちゃって金継』をして店頭に出すつもりです。
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 内側まで丁寧に絵付けされているのが珍しいかもしれません。全てハンドペイントです。
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 伊万里の影響を感じさせる鱗柄が東洋的。中央にザクセン地方特有の花模様で、無理矢理ヨーロピアンにしている感じです。でも、どうしてこのブツブツをつけちゃったかなぁ、って。個人的には気持ち悪くて好きですけれどね。キモカワイイものを好む方にお勧めします~。


今夜は久々に飲みます~

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by tomoakishimizu | 2018-07-13 21:59 | 調度品 | Comments(0)

バカラのコンポチエ

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 パリ市内の古物市で見つけた、バカラ社製のコンポチエ(フルーツ盛り)。バカラといってもいわゆるゴージャスなタイプではなく、型で抜いたものなので、もう少しカジュアルにお使い頂けるアイテムです。
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 実は登録商標を意味する文字が入っている以外は刻印がありません。ということで、おそらくは20世紀初頭以前の制作と思われます。
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 とにかくクリスタルのクオリティはとても高く、持った時のズシリと来る重みが違いますし、ポンと叩いた時の透き通るような金属音はバカラであると確信させるものがあります。とはいえ、刻印があるわけではないので、それなりのお手頃価格で提供予定です~。


こちらも名古屋デビュ~

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by tomoakishimizu | 2018-07-12 20:14 | 調度品 | Comments(0)