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ラフィア製造花入りの楕円額

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 本日はラフィア製の造花が入った楕円額をご紹介します。今回デニムさんのチラシ用の写真に使用し、満を持して販売しましたが、結局里親が見つからなかったアイテムです。額は数年前にパリ市内の古物市で見つけ、お花は友人の業者さんから買い、2つを組み合わせました。中々のハマリ具合だと自負していますが、どうでしょうか。額はおそらく19世紀末~20世紀初頭で、花は30~40年代の制作と思われます。
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 造花はラフィアに蝋引きにしたような不思議な質感で、ちょっとドギツイ色合わせも独特の雰囲気。実は、この時点では裏側が処理されていません。チラシ用の写真撮影をしてからアッという間にパリコレとなってしまい、久留米まで持ち越すことに。デニムさんで、ゴールドの紙を貼った厚紙に花を固定し、黒いフェルトで閉じました。造花はともかく、半円のドームガラスの額が珍しく、現在は市場でも中々見つからないアイテムとなっています。次回、大阪で再デビューさせますので、是非ご覧になってみてください~。

今からパリ行きの飛行機に乗ります~

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by tomoakishimizu | 2018-03-31 10:24 | 調度品 | Comments(0)

ミュウミュウ 2018/2019秋冬

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 パリコレ最後のショーはミュウミュウでした。会場は経済社会環境会議場となっているイエナ宮。今まで招待状のアートディレクションはペトロニオ・アソシエイツが手掛けていて、毎回同じフォーマットの厚紙でしたが、今回は急に紙製のバインダーとなり、どうしたんだろうと思っていました。会場に入ると、イラストとタイポグラフィーのポスターが吊るされていて、そこで、M/M Parisの二人が手掛けていることを知り、招待状のディレクションも任されるようになったのだろうと思ったのでした。
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 長髪のモデルたちの多くはビーハイヴヘアで、60~80年代の不良風。コートやブルゾンの背中部分にはギャザーが寄せられていて、独特のボリュームを出しています。
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 こちらはM/M Parisのタイポグラフィをプリントしたドレス。どのルックも整合性の無いものを組み合わせていますが、そのミスマッチ感というか違和感がミュウミュウらしかったです。
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 ビニール素材のブルゾンもスカートにもギャザーを寄せ、もこもこしたシルエットに。
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 膨れ織りのドレスにも横方向にギャザーを寄せて波立たせています。ところで、写真の手前にド派手な頭が写っていますが、それはこちらのお二人の頭でした。
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 AMIAYA。今回パリコレのフロントローでも特に目立っていました。さて、明日はパリに戻ります。そして1ヶ月みっちりと仕入れをして、5月に戻って来たいと思います~。

明日は百香ちゃんと同じ飛行機です~

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by tomoakishimizu | 2018-03-30 18:47 | パリコレ | Comments(2)

ビューティフルピープル 2018/2019秋冬

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 昨日は1日だけのバカンス。デニムの奈良さんに車を出して頂き、濱田さんと3人で柳川へ。一番の目的は川下りです。天気が良く、正に川下り日和だったけれど、物凄く日に焼け、今朝もまだ肌に熱が残っている感じ。あ、それは前夜のお酒かもしれないですが。とにかく、桜を含めた風景を堪能できました。問題は昼ごはん。名物のウナギは、奈良さんも濱田さんも「久留米の鰻屋に勝るものは無い」とはなから信じ込んでいて、濱田さんなんて「久留米で食べてから柳川へ行こう」とか言い出し、僕は全力で阻止。食べる食べない論争がずっと続いていましたが、川を下った先に立ち並ぶ鰻屋の匂いに2人とも負け、適当に入ったところが当たりでした。時間は2時半頃。我々の後の3人連れが入って完売となり、本当にラッキー。それから古着屋の西海岸で半袖シャツを買い(笑)、川下りの出発地点までマイクロバスで戻り、道の駅に寄って久留米へ。お陰様で、どの瞬間もタイミングが良く、スムースに事が運びました。で、本日は3人で福岡空港近くの天ぷら専門店ひらおで最後の食事です~。
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 さて、本題のパリコレです。ビューティフルピープルのショーは、スターシェフ、ヤニック・アレノによる3ツ星レストラン『ルドワイヨン』の敷地内に建てられた特設テントで開催されました。プレゼンテーションとミニショーを経て、今回が初のランウェイショーとなります。
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 1つのルックの中でバランスが取れているせいか、割と普通に見えてしまったりもするのですが、袖や身頃が極端に長かったり、ディテールにひねりが加えられていたりし、ビューティフルピープルらしさが見え隠れします。
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 実はデザイナーの熊切秀典さんは、当日体調を崩して会場にいなかったのだとか。そんな状況にあっても、ショーを行ったことでブランドとして大きくアピールできたと思います。で、僕の方はといいますと、日本へ出発する当日で、荷物を詰める作業が残っていて全く落ち着かない状態。写真を見ていると、その時の気分が蘇ってきたりもします。ショーが終わった瞬間、機関車の如く走り出して部屋へ戻ったのでした~。

明日でパリコレリポートはおしまい~

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by tomoakishimizu | 2018-03-29 08:31 | パリコレ | Comments(0)

ヴァレンティノ 2018/2019秋冬

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 昨日は搬出作業。皆さんに手伝ってもらったので、無事予定時間内に終えることが出来ました。5箱減ったのは記録かも。まぁ、阪急うめだ本店での搬出作業が超特急だったため、隙間だらけのボックスが沢山あったからなのでしょうが、それにしても容積の大きいものが沢山嫁入りしてくれました。で、いつも通りcantine Pで打ち上げをして終了。今日はデニムの奈良さんと濱田さんに柳川へ連れて行ってもらう予定です~。
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 で、いきなりパリコレに戻します。本日はヴァレンティノ。アンヴァリッドの敷地内にあるフランス解放勲章博物館の庭スペースに建てられた特設会場で、ショーは開催されました。モデルとの距離が近かったため、写真が今ひとつですみません。とにかく、どれもこれも美しいアイテムばかりでした。こちらは、アネモネモチーフをアップリケで表現したミニドレス。
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 花びらのようなスカラップエッジ(半円)のドレス。ロマンティックな側面を強調するために、花モチーフとスカラップエッジが多用されていました。
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 今回のメインルックともいえる、パッチワークのコートドレス。物凄く細かいパーツを繋いでいて、そのままオートクチュールでした。少なくとも数百万はするでしょう。
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 モヘアのニットにモヘアのニットパーツをアップリケしてアネモネを表現したドレス。
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 ダブルフェイス素材のフード付きコート。こちらも花びらや花を想起させます。60体以上登場しましたが、最後まで集中力を途切れさせない、ウットリさせるような瞬間がずっと続く稀有なコレクションでした。アーティスティック・ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリが登場すると、今シーズン一番の歓声が上がったのでした~。

柳川でうなぎ食べる食べないで揉めてます~

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by tomoakishimizu | 2018-03-28 09:44 | パリコレ | Comments(0)

真鍮レースのバタフライブローチ

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 昨日をもちまして、デニムさんにてのイベントが終了しました。お越し頂いた皆さん、どうも有り難うございました~。いつものことなのですが、デニムの奈良さん、濱田さん、そして僕の3人は1つ前のイベントの売上額をはっきりと覚えていなくて、「まぁ、多分前回をちょっと上回ったくらい」という漠然とした感を抱きながら気を良くしています。奈良さんに他の都市での売上を教えたら、久留米の人口の少なさを指摘しながら「久留米は人口比に対して売上が全然上」と胸を張ります。それは本当の話で、久留米は凄いかも。というか、デニムさんが特殊なのでしょう(笑)。とにかく、また半年後に戻ってきたいと思っています。そして本日、搬出頑張ります~。
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 さて、本日はこちら。真鍮レースを真鍮の土台に溶接し、色石を散らしたバタフライ型のブローチです。ご覧の通り、裏側にも彫りを入れていて、かなり凝った作り。留め具の作りと裏のモチーフの様式を見る限りでは、19世紀後半のアール・ヌーヴォー期の制作と思われます。裏側が閉じられていて鑑定不能のため、色石の材質と種類がわかりませんが、おそらく石ではなく色ガラス。向かって左側の赤い石2個に欠けが見られるものの、ほとんど目立たず、まずまずの状態です。次回、5月10日からのオソブランコさんでのイベントで再デビューさせます~。

明日は旅に出ます~

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by tomoakishimizu | 2018-03-27 11:46 | 装飾品 | Comments(0)

ナポレオン三世時代のオーデコロン入れ

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 気付けばイベント最終日。気付けば新商品の中で特筆すべきものがほとんどはけている状態で、嬉しいことではあるものの、ご紹介できるものが少なくなってきています。で本日は、お店の棚の奥で目立たずにいるこちらのボトルをご紹介します。
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 パリ市内の古物市で購入。細かな金彩の星はナポレオン三世時代の典型的なモチーフです。こちらのガラスは無色透明ですが、実は微妙にウランが含まれていて、ブラックライトを当てるとグリーンに光ります。19世紀から20世紀にかけてのガラスの多くに見られるそうで、それは阪急うめだ本店でお客様に教えて頂きました。以来、100円ショップで売られているUVペンを色々なガラス製品にかざして遊んだので、あっという間に電池切れになりました。
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 このボトル、パッと見は地味に感じられますが、良く見ると凄いのです。この星、全て手で描いています。昔の人は偉い~。欠けもヒビも無い完品で、自信を持っておすすめできるアイテムです~。

本日21時までお待ちしています~!

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by tomoakishimizu | 2018-03-26 10:15 | 調度品 | Comments(0)

ヌ・プリュ・ジュルトラ・アコーデオン

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 久留米のデニムさんでのイベントも、今日と明日の2日を残すのみとなりました。いつも思うのだけれど、スタートするまでが大変で、一度始まってしまうと終わるのはアッという間。終わりの方になるにつれて寂しさが募ってくるのは、夏休みの最終週に感じる寂寥感や焦燥感に近いかもしれません。それはそうと、いつも来て下さる方以外に新規の方が増えていて、これまでの4日間はかなり手応えがあったかも。デニムのオーナー、奈良さんは2年前まではガラケー愛用者のアナログ人間でしたが、現在はインスタグラムを使いこなし、日にいくつも僕の商品をアップしてくれているので、これから少しずつ結果が出てきそう。僕の方は、長らくインスタグラムをサボっていて、反省することしきりです。とにかくあと2日、頑張りたいと思います~。
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 さて、本日はこちら。「これ以上のアコーディオンは無い」という、やや高慢ちきな名前が付いたアコーディオンです。パリの古物市で購入。この時点では、文字を打ち抜いたカバー部分は押されて潰れていますが、その後ビスを外して形を整え、少しだけ復活したかも。
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 美しい羽モチーフのテープが貼られています。クロモスと同じく、版を何度も重ねて印刷されたもの。
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 蛇腹部分にもモチーフが入っています。現在普及しているアコーディオンとは違い、蛇腹を押したときと引いたときの音が違うダイアトニック式。ネット上で調べたら、1883年の広告を見つけたので、おそらくは19世紀後期の制作と思われます。
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 でも情報に乏しく、原産国・製作会社については様々な説が飛び交っていてよくわかりませんでした。ドイツのゲーラという町にあったピアノ・メーカー、Wilhelm Spaethが作っていたという情報と、フルートなどを製作していたF.Delarue&Co.という会社が作っていたという情報があり、また、他の国にライセンスを与えて複数の地域で作っていたというものまでありました。それはさておき、その歴史的価値から、ケンタッキー州の歴史博物館やインディアナポリスの子供博物館などに収蔵されていることがわかりました。こちらは何のボタンだかわかりませんが、インコモチーフのガラスパーツがはめ込まれています。
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 残念ながら両端のベルト部分は外れて無くなっています。それ以外は、全ての音が鳴り、まずまずの状態と言えるでしょう。ミュージシャンの方はもちろん、オブジェとして愛でて下さる愛好家の皆さんにも是非ご覧になって頂きたいです~。

面倒なアイテムだけれど果敢に挑戦です~!

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by tomoakishimizu | 2018-03-25 11:17 | 珍品 | Comments(4)

ドイツ製キューピー

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 ヴァンヴの蚤の市で見つけた、適当な絵付けがチャーミングなキューピーさんです。こちらもデニムさんでのイベントのチラシに写っています。
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 手のひらサイズ。素材は磁器で、いわゆるビスクです。おそらくは1920年代頃の制作ではないかと思われます。
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 あんまりきれいじゃなくてごめんなさい。パリコレ真っ最中のヘトヘト加減が爪と肌に出てますかね。それはさておき、リボンをめくるとGermanyの文字。貴重なものを収めるショーケース、通称“大事大事ボックス”に入れていて、他のジュエリーの主張が強いためか、この子はほとんど注目されていません。気になる方は、ジュエリーに気を取られることなく真っ先にこの子を探してみて下さい~。

本日も13時よりお待ちしています~

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by tomoakishimizu | 2018-03-24 09:46 | 人形シリーズ | Comments(0)

ブレスの七宝焼クロス

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 パリ市内の古物市で見つけた、七宝焼きのクロスです。高級鶏肉の産地として知られるブレスという町で焼かれたもの。枠部分の粒々が19世紀の典型的なスタイルなので、おそらくは前世紀初頭以前の作と思われます。以前、七宝モチーフ付き真鍮製レリーフ宝石箱 をご紹介していますが、出所は全く同じ。銀を掛けたプレートに金や銀のスパンコールを散りばめて焼いて、金彩を施して、という面倒な作業をしています。
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 土台も銀。刻印が無いので、銀であることがわかるよう敢えて磨いていません。
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 ブレスには現在、1軒だけ七宝焼きの工房が残っていて、全く同じ手法を貫いていますが、七宝部分は昔からのスタイルで、全体のデザインをモダンにしているため、印象としてはチグハグ。やはり昔のものを凌ぐことはできないよう。フランスの工芸品の中でもかなりマイナーな存在で、日本ではほとんど知られていないものなので、是非実物をご覧になって頂きたいです~。

今日はやっと晴天~!

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by tomoakishimizu | 2018-03-23 10:23 | 装飾品 | Comments(0)

パピエマシェ製筆置き

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 昨日から久留米のデニムさんでのイベントがスタートしています~。生憎の雨だったけれど、そういう日にいらっしゃるお客様は熱心な方ばかり。個人的には雨の日も好きかも。さすがに夜のレセプションパーティの時は、雨&寒さで人が減り、店内は涼しい感じになったものの、いつものメンバーは大集合だったので良しとしましょう。
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 さて、本日はこちら。チラシ用写真にも使用したパピエマシェ製の筆置きです。パリ市内の古物市で購入。素材は紙で、制作年代はザックリですがナポレオン三世時代。蝶とトンボとマーガレットのモチーフは、クロモスプリントと同じく版を何度も重ねているもので、まるで筆で描いたかのような質感が特徴です。
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 実はこの部分が壊れて無くなっていました。そこにパテを盛ってヤスリでならしてペイントしてこの通り。まあまあきれいに仕上がりました。でもペイント部分だけマットになってしまったので、今日ワックスを掛けたいと思います~。

午後は雨が上がるそう。お待ちしています~

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by tomoakishimizu | 2018-03-22 09:53 | 番外編 | Comments(0)