カテゴリ:パリコレ( 900 )

バルマン 2019/2020秋冬

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 オリヴィエ・ルスタンによるバルマンは、17区のはずれにある催し物会場、エスパス・シャンペレで開催されました。今季はスタッズをあしらったアイテムがメイン。こちらはレザー製Aラインドレス。確か後ろ側にもスタッズが打ってあったはずで、イスに座れない、なんて思いましたが、ミニ丈だからイスに座るときにスカート部分をお尻に敷かずにイスの上に乗せてしまえば良いようです。というか、そのためにミニ丈になっていたのかも、なんて納得したのでした。
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 メンズコレクションでプレフォールのレディースが同時に発表されていましたが、その流れを汲んだ、ツイードのシンプルなジャケットや、毛足の長いニットなどが登場。そちらはよりマスに向けた商品で、総刺繍やスタッズを打ったアイテムがコレクションラインなのだそう。
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 スパンコール刺繍したリボンをバラのようにあしらったボレロには、デニムのパンツを合わせてカジュアルダウンさせています。
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 PVCのコートにもスタッズ。別のバージョンで、インナーはショーツのみ、というルックもありました。
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 最後のシリーズは全て黒。総スパンコール刺繍のケープとパンツルックのセットアップ。
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 アーティスティック・ディレクターのオリヴィエ・ルスタン。唇がどんどん肥大していっている気がするのは僕だけでしょうか。それはそうと、真横の会場では地方物産展が行われていて、実は招待状をもらってあったのに部屋に置きっ放し。その旨をファッション通信のプロデューサーとディレクターに言ったら、もの凄く残念がられました。でも、パリコレ中にお酒の試飲したり試食したりする余裕は無いですからね。ちょっとだけ後ろ髪をひかれながら会場を後にしたのでした~。


明日、阪急うめだ本店フランスフェアの告知をします~

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by tomoakishimizu | 2019-03-08 23:34 | パリコレ | Comments(4)

ロエベ2019/2020秋冬

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 久々にロエベのコレクションを見ることができました。会場は、変わらずユネスコ本部。今季は、17~18世紀に制作されたペンダント状に肖像画を収めたミニアチュールがイメージソースになっています。こちらはレザーとニットジャージをダミエ状に組み合わせたコートとレースのドレス。
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 潰れていて良く見えませんが、カシミール風のペイズリーをカットアップしてアップリケしたドレス。ミニアチュールがイメージソースであっても、その中に描かれている人物たちが身に着けている服をそのままコピーするのではなく、古い時代の雰囲気を残しながら、全く新しい解釈でモダンなアイテムを提案しています。
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 レースのセットアップ。変わった形のハットは、アメリカのヴィンテージショップで見つけたハットからインスパイアされたのだそう。
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 最後のルック。レースのブラウスとスカートの2ピースで、襟とヘムにドロップ型のパールが付いています。今回のコレクションの中では、一番時代性を感じさせるルックだったかもしれません。ジョナサン・アンダーソンがロエベのアーティスティック・ディレクターに就任してから6年ほどが経っている現在も、クリエーションの新鮮さが失われていないのが凄いと思います。彼自身のブランド、JWアンダーソンのコレクションもショールームで拝見したけれど、依然としてアイデア豊富で美しかったです。そんなJWアンダーソン熱が上がっている流れで、4日前に行われたユニクロとのコラボレーション発表&即売パーティでは、ついつい色々と買ってしまったのでした~。


靴下とTシャツだけですけれどね~

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by tomoakishimizu | 2019-03-07 19:40 | パリコレ | Comments(3)

Y-プロジェクト2019/2020秋冬

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 グレン・マーティンスによるY-プロジェクトのショーは、7区にある化学会議所のホールで開催されました。シュールレアリスティックな作風で、回を追う毎に注目されるようになっていますが、今回は今までの中でも客席から一番の熱気を感じました。
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 上からチュール素材を被せたドレス。微妙にピチピチで、気持ち悪いのですが、それが何とも言えない心地良さになったり。
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 ムートンのファーをリボン状にカットし、繋いだロングドレス。とっても重そうでした。
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 着物ドレス。袖のようなショールのようなパネルが付いていて、不思議なシルエット。
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 タフタのギャザードレス。一体全体何メートル布地を使っているのでしょう。ファッションは本当に無駄が多いのですが、無駄なものがファンタジーの世界を生むわけで、仕方がないことなのかもしれません。誰でも良いから、レッドカーペットの上でこのドレスを着てもらいたいです~。


今日から原稿書きで缶詰です~

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by tomoakishimizu | 2019-03-06 21:29 | パリコレ | Comments(0)

ロシャス2019/2020秋冬

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 すみません。ここのところ、ずっと朝から晩まで動き回っていて、ブログをアップしている余裕がありませんでした。まぁ、それだけ仕事があるというのは有難いことなのですが。で、本日はロシャスのコレクションをご紹介します。アーティスティック・ディレクターのアレッサンドロ・デラクアは、クチュールメゾンとしてのロシャスの原点回帰を目指したそうで、クチュール的なものを沢山登場させてはいるものの、そのどれもがモダンな仕上がり。
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 ただ、ドレッシーなものばかりだと、現代の生活に合わないため、こういったカジュアルなアイテムもしっかり打ち出しています。
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 ドレスように見えるけれど、シャツとスカートのセットアップ。この他にも、レースをあしらった、正にロシャス、と思える美しいドレスが並んでいました。
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 オーガンザを幾重にも重ねたペールピンクのドレス。クチュールのドレスは、その重さのせいで身体に負担を掛けるものがあったりするのですが、以前からロシャスは軽量化を試みていて、間近で見るとどれも軽やかな仕上がり。ただ、お値段の方は軽くならないようです~。


やった~!今日でパリコレ終了~

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by tomoakishimizu | 2019-03-05 23:24 | パリコレ | Comments(2)

コシェ2019/2020秋冬

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 すみません。昨日は展示会巡り7ケ所とショーが2つ、高田賢三さんの本のサイン会があり、朝の10時半から夜の10時までずっと外に出っ放しでブログは更新できませんでした。パリコレは終わりの3~4日がいつもこんな調子なので、慣れてはいるのですが、やっぱりヘトヘト。i-Phoneに入っているヘルスケアというアプリを見たら、昨日はなんと12,7キロ歩いていました~。
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 そんなことはさておき、本日はこちら。クリステル・コシェールによるコシェのショーのご紹介です。会場はアコーホテルが所有するコンサート・スポーツ用のアリーナ。セリーヌ・ディオン級のスターがコンサートをするような、だだっ広い場所です。ショーがスタートすると、サッカーの試合のように、こんな風に電光掲示板でモデル達が紹介されます。
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 コレクションは、いつも通りスポーツカジュアルとクチュールテイストの融合を続けていました。でも、遠いし暗いしで、よく見えなかったのが実際のところ。
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 羽根の工房、ルマリエのディレクターでもあるクリステル・コシェールなので、このような作品も必ず登場します。
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 万華鏡のように、様々な色を組み合わせるアイテムは、今季のトレンドとなっています。
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 正にスポーティクチュールなドレス。帽子とドレスの裾に、羽根がしっかりあしらわれています。
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 最後はU2の『Pride』がかかり、個人的な趣味を言わせていただくと、かなりゲンナリでしたが我慢我慢。中々感動的なフィナーレとなったのでした~。


今日は少し楽です~

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by tomoakishimizu | 2019-03-03 21:10 | パリコレ | Comments(0)

アンリアレイジ2019/2020秋冬

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 アンリアレイジのショーは、エスパス・コミーヌで開催されました。会場にはこんな巨大なマヌカンに大きなブルゾンやジャケット、トレンチコートが着せられています。僕はてっきり、この大きなアイテムをそのまま身体に巻き付けたり、ベルトで絞ったりしてドレスにするものと思っていましたが、違っていました。
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 ジャケットやシャツ、コートなどのありふれたディテールに着目し、それらを大きくして、新しいバランスを見せるという試み。こちらはトレンチの襟やベルトを巨大にしたアイテム。
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 ドレスに仕立てた巨大なチェックのシャツ。ただ大きくするのではなく、しっかりと身体を包み込むように計算されています。
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 こちらはボンバースの袖をそのままドレスにしたもの。面白いし、完成度が高いと思いました。
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 ライダースを大きくしたジャケット。今回も巧みな内容で、本当にアイデアが尽きなくて凄いなぁ、と感心するばかりでした~。


スケジュールが進むにつれてどんどん過密に!

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by tomoakishimizu | 2019-03-01 19:05 | パリコレ | Comments(0)

ディオール2019/2020秋冬

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 何と4年振りのディオールです。まさか見られるとは思っていなくて、招待状が届いてから何度も見返してしまったほど。ショーは、いつも通りロダン美術館の庭に設置されたテントで開催されました。会場内にはイタリア人のアーティスト、トマーゾ・ビンガ(男性名だけれど女性)による女性の裸体でアルファベットを表現した写真が張り巡らされていて、会場に入った瞬間からフェミニズムを感じさせる、という趣向。
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 今季は、1950年代に一世を風靡したムーヴメント、テディ・ボーイズと一緒にいた女性たち、テディ・ガールズにイメージを求めていて、英国風のチェックが多用されています。
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 写真が斜めですみません。ブランケットをそのまま巻き付けているかのように見えますが、しっかりと立体裁断されたコートドレスになっています。
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 こちらもチェックのブランケットワンピース。ジョン・ガリアーノ時代のサドルバッグをアレンジしたベルトがアクセントになっています。
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 定番のデニム。今季はプリーツスカートが登場していました。デニムシャツには、こちらも定番であるトワル・ドゥ・ジュイ風のプリントを施しています。
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 これが中々凄いのですが、ドレスではなく、ショート丈のジャンプスーツに刺繍のチュールスカートを巻き付けてドレスのように見せている、というルック。スカートをめくると、ショーツが現れてドキリとします。それはさておき、スカートの刺繍が本当に素晴らしくて、先ほどショールームで感動。蝶を題材にしたエッシャーの作品からインスパイアされたもので、プリーツをかけたチュールをカットしてビーズ刺繍を施し、それをチュールのスカートに縫い付けている、という物凄く手の込んだ作品。うん百万円単位のお値段になるそうです。とにかく、ディオールは毎回見どころが多く、僕が書く原稿もついつい長いものになってしまうのは仕方がないことか。
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 セレブ。天井が鏡になっていたので、鏡に映るセレブをズボラな感じでパパラッチ。誰がいるのかサッパリわからない状態で天井を撮りましたが、撮れたこの写真を見てビックリ。おわかりかもしれませんが、ビアンカ・ジャガーがいたからです。白いドレスの女性です。で、右横のギリギリな感じのピンクのドレスの女性は、イギリスのモデルでソーシャライトであるカーラ・デルヴィーニュ。社交家のお二人が並んでいました。それはさておき、この日はセレブ以外の多くの招待客の皆さんも揃ってディオールを着用。シースルーのチュールスカートでインナーはショーツだけ、という勇気ある女性が何人もいてビックリ。女性による女性のための女性の服、というディオールのイメージがしっかりと浸透し、根付いたことを直接肌で感じられたのでした~。


明日やっと折り返し日です~

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by tomoakishimizu | 2019-02-28 23:53 | パリコレ | Comments(0)

マリーヌ・セール2019/2020秋冬

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 マリーヌ・セールのショーは、パリ南西の郊外の街、イシー・レ・ムリノーにあるガレージのような場所で開催されました。
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 ショーは朝10時半から。郊外ということでやや早目に出たのですが、全く同じ通りが存在する全く違う街へ行ってしまいました。パリ南東のクレムラン・ビセートルという場所。駅を出て異変に気付き、慌てて1つ先の路面電車のあるポルト・ディタリーへ。トラムを乗り継げば何とかなると思いましたが、ここは大事をとってタクシーに乗ることに。環状線に入るのが一番早いのはわかっていたものの、割と混んでいてヤキモキ。頭がカッカしてきて、車内を見回したら、僕の横の窓だけ結露していました(笑)。でも何とか10時40分に到着。
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 そうしたらショーは中々始まらず、11時少し前にスタート。でも照明の光量がほとんど無い状態で、写真は上手く撮れないし、ディテールは良く見えないし、で残念な感じ。
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 最後の方でやっと絞りの調節が上手くいき、撮れた写真がこの4枚。コレクションとしては、マリーヌ・セールがデビューコレクションから続けている、プリントのタイツやボディスーツを多用しながら、ブルゾンやコートなどを加える、という手法です。印象としては、マイナーチェンジはあるものの、大幅な変化は無かったかも。でも、今回はメンズも登場したので、再び注目はされるでしょう~。


今日は銅製品を磨いてヘトヘト~

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by tomoakishimizu | 2019-02-27 21:33 | パリコレ | Comments(0)

ロック2019/2020秋冬

 
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 パリコレです。1つ目は、昨年のLVMHプライズで特別賞を受賞し、パリコレデビューとなった韓国人デザイナー、ロック・ウォンによるロックのショー。このショーが、パリコレの公式カレンダー上のオープニングでした。会場は、オペラ座近くの元スーパーだったスペース。こちらは異素材をはめ込んだコートで、美しい仕上がりです。  
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 ロック・ウォンが幼少期に過ごしたテキサス州オースティンのイメージと、スピルバーグやガス・ヴァン・サントの映画に見られる恐怖の感情を服に投影しているのだとか。
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 特にブルゾンやコートのシルエットの出し方が面白く、素敵は素敵なのですが、これこそがロックのスタイル、というものは未だ伝わってこない感じ。
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 こちらのフローラプリントのドレスは、何となくヴェトゥモンをほうふつとさせたり。ヴェトゥモンは大スターで、若いデザイナーに多大なる影響を与えているわけだから、仕方がないことですね。ただ、一点一点の仕上がりはさすがに素晴らしく、今後どのような方向へ行くのか、期待しながら注目していきたいと思います~。


本日2日目。朝から凡ミスしてヘトヘト~

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by tomoakishimizu | 2019-02-26 23:09 | パリコレ | Comments(0)

シャネル・ファインジュエリー 『1.5 1 カメリア モチーフ. 5 アリュール』

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 クチュール最後の記事は、単純に目の保養。雲の上のそのまた向こう側。シャネルのファインジュエリーです。ヴァンドーム広場のブティック上階にある展示スペースで発表されました。今シーズンはカメリア・モチーフのアイテムで構成されていて、ネックレスやブレスレットなど、5通りに着用可能なアイテムが中心。ということで、タイトルは『1.5 1 カメリア モチーフ. 5 アリュール』となっています。こちらはリングとしてもブローチとしても使用可能なアイテム。
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 こちらは4億円のネックレス。7,61カラットのルビーをセットしたカメリア・モチーフは、取り外してブローチとして使用可能で、取り外した部分はレースのようなオープンワークのカメリアモチーフが現れるという仕掛け。売約済みだったのか聞くのを忘れてしまったけれど、これまでの実績を考えると、この時点で売れていなくても、近い将来必ず売れるはずです。
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 ローズクォーツをあしらった、髪留めにもなるブローチ。ココ・シャネルは、ブローチを胸元に飾るだけでなく、ペンダントトップにしたり、帽子や髪に取り付けたり、様々な使い方を提案していました。今回はそういったココ・シャネルのDNAを受け継ぐ内容のコレクションとなっています。で、このローズ・クォーツですが、僕がこれまでの人生で見てきたものとは全く違い、色が均一で物凄く美しかったです。 
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 蝶貝を全面に配したジュエリーボックスです。トップ部分にウォーターメロントルマリンをセットしたカメリアモチーフは、ブローチにもなります。中にはペンダントパーツとコームとクリップを内蔵。こういったジュエリー以外のオブジェのようなアイテムもあるところがシャネルらしく、メゾンの個性と魅力になっていると思います~。 


明日から古物のご紹介~

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by tomoakishimizu | 2019-02-08 23:18 | パリコレ | Comments(0)