カテゴリ:珍品( 18 )

ロイヤル・コペンハーゲンのイヤープレート 1936年版

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 この前の土曜日に発掘したイヤープレートです。完成度の高いイヤープレートの美しさは認めますが、元々興味が無く、一瞬目をやって「あ、イヤープレートだ」とだけ思って素通りしました。でもよくよく考えたら、1936年は父親の生まれ年で、「買っておいてもいいかも」なんて思いつつ戻って購入。でもその直後に、2週間前に自分の生まれ年の1970年のプレートを見つけ、買おうかどうか0,5秒だけ迷って止めたことを思い出し、「自分の生まれ年のイヤープレートを買わなかった人間の父親なのだから、もらって喜ぶはずがない。ましてや欲が逓減しつつある後期高齢者」などと思い直し、販売に回すことにしたのでした。
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 ROYALのOの上にバーが引かれているので、こちらは1936年の作。「コペンハーゲンの王室磁器工房で制作」とフランス語で書かれたシールが貼られたままです。フランス語ということは、このプレートはフランスで販売されていたようです。と思いながら表面を見返してビックリ。フランス語のクリスマスを意味するNOELの文字! インターネットでは、この部分にデンマーク語でクリスマスを意味するJULと入ったものしか出てきませんでした。ということで、こちらはフランス語圏向けに作られたものだったのです。凄い珍品。そこに価値を見出す人が日本にいるのかどうか微妙ですが、ひとまず持って行くことにします~。

買い付け必死にやり過ぎてゴミ屋敷状態~

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by tomoakishimizu | 2018-04-15 23:10 | 珍品 | Comments(0)

ヌ・プリュ・ジュルトラ・アコーデオン

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 久留米のデニムさんでのイベントも、今日と明日の2日を残すのみとなりました。いつも思うのだけれど、スタートするまでが大変で、一度始まってしまうと終わるのはアッという間。終わりの方になるにつれて寂しさが募ってくるのは、夏休みの最終週に感じる寂寥感や焦燥感に近いかもしれません。それはそうと、いつも来て下さる方以外に新規の方が増えていて、これまでの4日間はかなり手応えがあったかも。デニムのオーナー、奈良さんは2年前まではガラケー愛用者のアナログ人間でしたが、現在はインスタグラムを使いこなし、日にいくつも僕の商品をアップしてくれているので、これから少しずつ結果が出てきそう。僕の方は、長らくインスタグラムをサボっていて、反省することしきりです。とにかくあと2日、頑張りたいと思います~。
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 さて、本日はこちら。「これ以上のアコーディオンは無い」という、やや高慢ちきな名前が付いたアコーディオンです。パリの古物市で購入。この時点では、文字を打ち抜いたカバー部分は押されて潰れていますが、その後ビスを外して形を整え、少しだけ復活したかも。
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 美しい羽モチーフのテープが貼られています。クロモスと同じく、版を何度も重ねて印刷されたもの。
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 蛇腹部分にもモチーフが入っています。現在普及しているアコーディオンとは違い、蛇腹を押したときと引いたときの音が違うダイアトニック式。ネット上で調べたら、1883年の広告を見つけたので、おそらくは19世紀後期の制作と思われます。
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 でも情報に乏しく、原産国・製作会社については様々な説が飛び交っていてよくわかりませんでした。ドイツのゲーラという町にあったピアノ・メーカー、Wilhelm Spaethが作っていたという情報と、フルートなどを製作していたF.Delarue&Co.という会社が作っていたという情報があり、また、他の国にライセンスを与えて複数の地域で作っていたというものまでありました。それはさておき、その歴史的価値から、ケンタッキー州の歴史博物館やインディアナポリスの子供博物館などに収蔵されていることがわかりました。こちらは何のボタンだかわかりませんが、インコモチーフのガラスパーツがはめ込まれています。
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 残念ながら両端のベルト部分は外れて無くなっています。それ以外は、全ての音が鳴り、まずまずの状態と言えるでしょう。ミュージシャンの方はもちろん、オブジェとして愛でて下さる愛好家の皆さんにも是非ご覧になって頂きたいです~。

面倒なアイテムだけれど果敢に挑戦です~!

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by tomoakishimizu | 2018-03-25 11:17 | 珍品 | Comments(4)

ステレオスコープ2種

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 パリ市内の古物市で見つけた飛び出す写真、ステレオスコープのセットです。こちらは箱型のタイプ。
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 横の細長い穴に乾板を入れてレンズを覗きます。樹脂部分はベークライト製のようです。
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 セットになっている乾板。実は下の箱の上蓋と取り違えてしまいました。実際は、下の写真の大きなSEの字が付いたベージュのものになります。
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 こちらがモノクロのネガを焼き付けたガラス製乾板。1932年のモンブランの様子です。
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 真鍮製の簡易ステレオスコープと、乾板のセット。SEの文字の付いた蓋ではなく、3枚目の写真の蓋が付きます。
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 こちらの乾板セットは、人物を撮影したものがほとんど。壁に囲まれた狭い場所にいる男性でしょうか。
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 1923年い撮影された女性の全身像。この他に、クリケットをする男性と女性を写したものもあり、当時のブルジョワ階級の生活を垣間見ることのできる、資料性の高いものとなっています。これまた人を選ぶアイテムですが、愛好者の訪れを気長に待ちたいと思います~。


本日も13時よりお待ちしています~
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by tomoakishimizu | 2017-12-04 09:56 | 珍品 | Comments(0)

マッチ擦り器

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 パリ市内の古物市で見つけた珍品です。売り主のムッシュが前々から販売していたのは知っていて、何も知らない僕に丁寧に商品説明をしてくれていたのですが、かなり良い値段で手を出せず。最近になって値下げしたので、とりあえず買ってみようと思いました。磁器製で、ムッシュ曰く19世紀の制作。カフェやブラッスリーのカウンターに置かれていたもので、窪み部分にマッチが入るようになっていて、洗濯板のような溝のところで擦って火を点けます。フランス語ではピロジェーヌ(pyrogène)と呼び、ピロは熱や炎を意味し、放火魔を意味するピロマン(英語ではパイロメニアック)のピロと語原は一緒。gèneは何かを生み出すものを意味し、pyrogèneは単純に「火を生み出すもの」。タバコやお酒の商標が入ったものは沢山ありますが、無地は珍しいようです。
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 そしてコピー品が出回るほどのコレクターズアイテムで、コピー品は底面が真っ平らなのだそうです。
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 ネットで見たら、美術館で飾られるほどのものらしいです。全然知らなかった。でも、たとえフランスでそんな扱いであっても、日本で珍重されるはずもなく、持って行っても日の目を見ることはなさそう。とりあえず自分のコレクションにしておき、時期を見て販売しようと思います~。

数を集めてみようかな~
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by tomoakishimizu | 2017-09-26 23:39 | 珍品 | Comments(0)

フェンシング用マスク

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 現在ルミネマン渋谷にて大絶賛イベント開催中なのですが、何だかとってもゆる~い感じで、ちょっぴり心配な感じです。中々人が流れてこなくて、世の人はお店でものを買わなくなったなぁと実感。とりあえず時間はタップリあるので、人形に値札をつけたり、領収書を整理したり、販売員さんたちの個人的なマル秘話を拝聴してバカ笑いしたり。「なんだ、結構幸せな一時じゃん」なんて思ったのでした~。
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 さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、ブランさんが所有していたフェンシングマスクです。素材はスチールネットと麻布と合成皮革。80年代のものでしょうか。試しに被ってみましたが、顔の形が合わなくて痛かったです。そして心なしか「プ~ン」と匂います。オブジェとして愛でて頂ける方、あるいはブランさんの汗を体感したい方にお薦めです~。

unikkさんにて取り扱い中~
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by tomoakishimizu | 2017-06-16 10:28 | 珍品 | Comments(2)

1954年(マリア年)の聖水

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 昨日の搬出作業は10時半からスタートし、6時前に何とか終了させました。全部で19箱。13箱を実家に戻し、6箱をルミネマンへ運び、8時から道玄坂の焼肉屋さんで打ち上げ。そしてその2階で飲み、といういつものコースでした。でも、今日は8時半からディスプレイしないといけないので、深酒コースは無しにして12時前に終了。とにかく、何だか良くわからないバタバタの毎日です。

 さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、ルルドの聖水です。普通の聖水ではなく、1954年のマリア年のもの。マリア年が何なのか調べてみましたが、ローマ法王が「マリア様を祝いましょう」と制定した年がマリア年になるとか何とか。良くわかりませんでした。特筆すべきは、このビニール製の瓶のフタ。ベークライト製なのです。それと水が残っているのも凄いですね。漏れないようにフリーザーパックを2重にして運びました。そういった管理が面倒なので、そのままunikkさんに委託商品として置くことに。ご興味ある方はunikkさんに問い合わせてみてください~。

11時より渋谷ルミネマンでお待ちしています~
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by tomoakishimizu | 2017-06-13 07:36 | 珍品 | Comments(0)

ベークライト製卵形チョコレート型

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 明日、日曜日の復活祭にちなんで、パリ市内の古物市で見つけたベークライト製のチョコレート型をご紹介します。復活祭用のチョコレートといえば、卵かウサギかニワトリのいずれかの形をしていますが、こちらはウズラのそれとほぼ同じ大きさの卵型。左の2枚はセットになっていますが、残念ながら右2枚は大きさが違うため実際には使えません。ということで、右のセットはお安く提供する予定。
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 チョコレートといえばベルギーということで、こちらの型はベルギー製。50年代までの制作と思われます。日本で販売する時は復活祭はとうの昔に終わっていますが、クリスマスツリーのオーナメントも販売する予定なので、僕のイベントでは季節なんて関係ありません。見て楽しければ良いのです~。

誰が買うのか全く見当のつかないアイテム~
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by tomoakishimizu | 2017-04-16 00:51 | 珍品 | Comments(0)

クレイユ・エ・モントロー製溲瓶

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 昨日は本当に大変でした。取材のために7時前に起き、部屋の掃除をしていたら9時に電話が鳴り、2日前に注文した段ボールとプチプチフィルムを5分後に配達しに来るというではないですか。今までは配達までに3~4日かかっていたのに、不景気なのか、復活祭の休み前で注文者が少なかったのか、突然の配達に戸惑いながらも、9時半の取材のアポを少し遅らせてもらい、段ボールとプチプチを受け取りました。本当は、いついつに配達しますというお知らせがあって当然なのですが、僕が頼んでいるところは企業向けなので、そういったサービスが無いのかも。それはさておき、プチプチは100mの巻きが2本あり、片方は巨大なので部屋の前で小分けにしないとドアから入れられません。大汗をかきながら必死にプチプチを巻き、何とか部屋に入れてシャワーを浴びて取材先に。慌てて小走りで行ったので、着いてオレンジジュースを頂いたら汗が滝のように流れ、取材先の担当者が慌てて紙ナプキンをくれた程でした。で、担当者は日本人だったので(これが重要)、何の滞りも無くスムーズに取材終了。それから帰宅して昼食をとって3時半に警察署へ。毎年憂鬱にさせられる滞在許可証の更新です。郵送で届いた召集状に書かれていた担当事務所の場所が間違っていて、2回たらい回しに遭い、やっと目的のアジア・オセアニア部門の事務所へ。ラッキーなことに待っている人が誰もいませんでした。どうしたんだろう。今までは、フランス人弁護士を連れた某国の移住希望者でワサワサしていたのに。で、3時半のアポイントの時間に4時頃到着だったので、担当者に「時間を守らないのは困る」とかブツブツ言われたけれど、「召集状が間違っていたから仕方ないでしょ」の一点張りで当然謝らず。本当に酷いですね。あと銀行の残高証明書も本当は1年分無いとダメとか言われたけれど、「そんなこと書いてなかった」と応酬。言った者勝ちでした。で、18年も更新し続けていて、「そろそろ10年カードをもらったらどうか」と言われましたが、日本で税金を払っている僕は、先ずは4年間フランスで納税をしなくては10年カードがもらえません。「今から4年間フランスで税金払うなんて、わざわざそんなことするわけないでしょ。そもそも払いたくないし」ということでスルー。作業は15分ほどで終わりました。帰宅してボンヤリして、友人宅へご飯を食べに。いつもながらついつい飲み過ぎてしまい、12時頃帰宅して目が覚めたら4時半で、布団もかけずに大の字で電気点けっ放し。まあ、最終的にフランスでも日本でも大の字で寝てて明け方飛び起きるパターンは一緒なのですが、日中の生活はフランスの方が断然ハード。というか、腹の立つことが多過ぎで、そろそろ我慢の限界かもしれません~。
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 さて、今日はこちら。パリ市内の古物市で見つけたクレイユ・エ・モントロー製の溲瓶(しびん)です。手の平に載りそうなくらい小さいので、もしかしたら子供用かもしれません。クレイユ・エ・モントローだけあってさすがの造形美、と思うのは僕だけでしょうか。こちらは、1867年から1920年まで使われていたバックスタンプ。同業者の友人も同じものを見つけて日本で販売を試みたけれど、元々の用途が用途だけに、中々買い手が現れず苦労したそう。生け花に活用したらとても良いと思うのですが、マルセル・デュシャン並にアヴァンギャルド過ぎるでしょうか?

もちろん未使用品ではありません~
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by tomoakishimizu | 2017-04-14 23:06 | 珍品 | Comments(4)

パテオラマスコープとフィルムセット

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 パリ市内の古物市で見つけた、1920年代のパテオラマスコープとフィルムのセットです。パテというのは現在も存続する映画製作会社で、本業の他にこういったものも販売していたようです。
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 フタを開けて中にフィルムをセットし、下側についているつまみを回してフィルムを回転させます。
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 中を覗くと、こんな風に画像が見えます。こちらはインドシナの部族を写したもの。当時のお土産品ではなく、世界の様子を知るための一手段だったようです。
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 フィルムは19本あり、『インドシナ』の他に『三匹の子豚』とか『アリババ』など様々。実はスコープの回転つまみがスムーズに回らないので、少々手を加えないとダメそう。札幌でその作業をしたいと思います~。

今から滞在許可証の更新です~
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by tomoakishimizu | 2017-04-13 20:34 | 珍品 | Comments(2)

ステレオスコープセット

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 珍品です。同時に2枚の写真を撮ることの出来るステレオカメラで撮られた双眼写真(飛び出す写真)と、専用の立体鏡(ステレオスコープ)のセット。おそらく立体鏡と絵葉書状の写真は1910~20年代のもの。ただし、奥に見えるフィルム写真はもう少し後年の作と思われます。おわかりの通り、モン・サン・ミッシェルなどの観光地やパリの街中がメインモチーフ。阪急うめだ本店では場所の都合上店に出せず、久留米でビューを飾りましたが反応は今一つ。ポートレート(人物写真)があったらもう少しアピールしたはずで、日本へ発つまでに見つけられたらセットに加えたいと思います~。

明日も写真関連~
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by tomoakishimizu | 2017-04-12 18:13 | 珍品 | Comments(0)