カテゴリ:調度品( 481 )

懐中時計スタンド

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 パリ市内の古物市で見つけた、懐中時計を掛けるためのボックスです。ナポレオン三世様式であるものの、もう少し後、19世紀末頃の制作と思われます。
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 上部のフックに懐中時計を掛けられるようになっています。この種のボックスは、内側がホコリだらけだったり中綿が飛び出していたり虫が喰っていたりで、最悪な場合が多いのですが、こちらはご覧の通り、シルクの生地もシルク糸を巻きつけた木製ビーズも非常に状態が良いです。
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 扉を開けると分厚いガラスの重みで前に倒れる、ということは無かったけれど、安定しないヨガマットの上では難しく、最初から倒して撮影してみました。大事にしまわれていたようで、表面にもほとんどホコリが見受けられず。限りなく新品に近い完品です。でも今の世の中、懐中時計を使っている人がどれだけいるのだろうか。現代におけるこのボックスの需要の低さを冷静に考えて、少し蒼くなったのでした~。

キレイだから売れなくてもいいや~

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by tomoakishimizu | 2018-04-23 20:02 | 調度品 | Comments(0)

少年少女付籠型花瓶

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 パリ市内の古物市で見つけた花瓶です。前面のバラの花に欠損がありますが、あとはまずまずの状態。
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 刻印が無いので何とも言えませんが、おそらくは1920年代以前のザクセン地方産。
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 フランスではほとんど見られない北国特有の表情をしていて、こんなところにお国柄の違いを感じます。
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 一昨日ご紹介の天女の壁掛けと同じく、花模様はアウトラインを濃い色で描いています。ブルジョワ家庭の少年少女が、フタを開けて籠をのぞき込んでいるという状況を描いているこちらの花瓶。バカみたいだけれど、こんなものを作ってしまった昔の人って本当に素敵だなぁと思います~。

無意味にデコラティヴ、が心地よいです~

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by tomoakishimizu | 2018-04-22 23:19 | 調度品 | Comments(0)

天女の壁掛け

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 暑いです~。今日は最高気温が29度。しかも街中で植え込みの木から発生するモケモケが舞っていて、とっても息苦しい。あと2日くらい続きそうで、気が滅入りそうです~。さて、本日はこちら。市内の古物市で見つけた、磁器製の壁掛けです。縦の長さが30cm以上で中々大きく、しかも壊れ物で厄介。買った場所から部屋に戻るまで神経を使いました。
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 「ヨーロッパにも天女っているの?」なんて思いましたが、とにかくこの人は雲の中にいるし、羽衣(後ろになびいているヒラヒラ)をまとっているので天女で間違いないでしょう。フルーツ入りの籠を持っているのは東洋のそれとは違いますが。
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 当然ですが、全てハンドペイント。ドレープになっている部分に筆を入れるのは大変だったはず。茶色のアウトラインに彩色するスタイルはドイツに多く、おそらくはザクセン地方で作られたものと思われます。年代は1920年代以前。
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 ブドウは粒を1つ1つ作っていて、かなり細かい作業をしています。
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 残念ながらこの部分にだけ欠損があります。でもそれ以外はヒビの欠けもなく、状態として良好といえるでしょう。ハトぽっぽ2匹も奇跡的に無傷。
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 刻印は無いのですが、こちらのチケットが貼られていました。調べたところ、こちらのプレートはアール・ヌーヴォー時代のデザイナー、ルイ・マジョレルがナンシーに建立したメゾン・マジョレルを通して販売されたもの、あるいは流出したもののようです。あれれ、フランスのオークションに出しても良いくらいかも。どうしましょう~。

鑑定に出した方がいいかしら~(本気ではない)

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by tomoakishimizu | 2018-04-20 21:50 | 調度品 | Comments(0)

ウランガラスの香水瓶

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 飽きもせず、ウランガラスです。本日は仕入れたばかりの香水瓶。見つけた時は、太陽光に負けないくらいの蛍光グリーンを放っていて、威厳すら感じました。もしかしたら、今までに仕入れたウランガラスの中で一番濃い色をしているかも。おそらくは1950年代以前のチェコスロヴァキア製。
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 100円ショップで売られているおもちゃのUVペンをかざすと、物凄い光を放ちますが、写真では今一つですね。ところで、このブログで好き好んでウランガラスを紹介しているものだから、ネットでウランガラスを検索すると僕のブログがヒットする確立が高いみたいなことを言われたことがあり、今やってみましたが、全然そんなこと無かったです~。

ちょっとガッカリした自分がいたり~

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by tomoakishimizu | 2018-04-18 23:23 | 調度品 | Comments(0)

パリ焼の花挿し

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 パリ市内の古物市で見つけた、パリ焼の花瓶です。おそらは19世紀末以前の作。バックスタンプはありません。
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 花瓶といっても、上部にいくつもの穴が開いているので、フランス語ではVaseではなくPique-fleursとなります。直訳で花挿し。最近広まりつつある生け花用の剣山にも、全く同じ言葉が当てられているようです。ちなみに、このような形態で、上部がフタで開閉できるものについては、ポプリ入れとなります。
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 全てハンドペイント。それは良いとして、こちらの花挿しは物凄く複雑な形状をしています。ターコイズの脚が付いた台の上に猫脚の壷が載っていて、壷にはフタがなく閉じられています。いっぺんに成型できるものではなく、どのパーツも作るのが面倒。そして絵付も大変。単純に綺麗だと思って何気なしに買いましたが、実は相当な技術を要するものだとわかったのでした~。

パリ焼もやるじゃん、と思ったのでした~

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by tomoakishimizu | 2018-04-17 23:35 | 調度品 | Comments(0)

オールドノリタケのフローラルプレート

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 本日より新商品の紹介をスタートさせます。1つ目は、パリ市内の古物市で見つけたノリタケのプレート。遠目でもギラギラ感が伝わってくる派手さです。特に中央の花が毒気満点。
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 深くて取っ手が付いているので、おそらくはフルーツを盛るコンポチエを想定して作られたのではないかと思います。全てハンドペイント。
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 バックスタンプ。1911年から1941年まで、英国輸出用の製品に使われていたものです。
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 売主のムッシュは、「最初見た時、セーヴル焼だと思ったんだけど、裏を見てビックリしたよ~」なんて言ってたけれど、「あなたの目、節穴ですか?」って言ってやりたかったです。セーヴルがこんなギリギリなもの作るわけないじゃないですか。まぁ、僕はこのスリリングな感じが好きなのですが。先ずは大阪でデビューさせて、東京、札幌と巡ってダメだったら名古屋に里帰りです~。

ジャンルとしてはキモカワイイ?

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by tomoakishimizu | 2018-04-07 23:31 | 調度品 | Comments(0)

ラフィア製造花入りの楕円額

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 本日はラフィア製の造花が入った楕円額をご紹介します。今回デニムさんのチラシ用の写真に使用し、満を持して販売しましたが、結局里親が見つからなかったアイテムです。額は数年前にパリ市内の古物市で見つけ、お花は友人の業者さんから買い、2つを組み合わせました。中々のハマリ具合だと自負していますが、どうでしょうか。額はおそらく19世紀末~20世紀初頭で、花は30~40年代の制作と思われます。
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 造花はラフィアに蝋引きにしたような不思議な質感で、ちょっとドギツイ色合わせも独特の雰囲気。実は、この時点では裏側が処理されていません。チラシ用の写真撮影をしてからアッという間にパリコレとなってしまい、久留米まで持ち越すことに。デニムさんで、ゴールドの紙を貼った厚紙に花を固定し、黒いフェルトで閉じました。造花はともかく、半円のドームガラスの額が珍しく、現在は市場でも中々見つからないアイテムとなっています。次回、大阪で再デビューさせますので、是非ご覧になってみてください~。

今からパリ行きの飛行機に乗ります~

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by tomoakishimizu | 2018-03-31 10:24 | 調度品 | Comments(0)

ナポレオン三世時代のオーデコロン入れ

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 気付けばイベント最終日。気付けば新商品の中で特筆すべきものがほとんどはけている状態で、嬉しいことではあるものの、ご紹介できるものが少なくなってきています。で本日は、お店の棚の奥で目立たずにいるこちらのボトルをご紹介します。
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 パリ市内の古物市で購入。細かな金彩の星はナポレオン三世時代の典型的なモチーフです。こちらのガラスは無色透明ですが、実は微妙にウランが含まれていて、ブラックライトを当てるとグリーンに光ります。19世紀から20世紀にかけてのガラスの多くに見られるそうで、それは阪急うめだ本店でお客様に教えて頂きました。以来、100円ショップで売られているUVペンを色々なガラス製品にかざして遊んだので、あっという間に電池切れになりました。
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 このボトル、パッと見は地味に感じられますが、良く見ると凄いのです。この星、全て手で描いています。昔の人は偉い~。欠けもヒビも無い完品で、自信を持っておすすめできるアイテムです~。

本日21時までお待ちしています~!

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by tomoakishimizu | 2018-03-26 10:15 | 調度品 | Comments(0)

ロモノーソフ社の女性の顔マグカップ

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 昨日のウォッカ・デカンタと同じ売主から購入したマグカップです。「こんな変なもの、世の中にあったんだぁ~」と、見た瞬間痺れるくらいの感動を覚えた代物。
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 ロモノーソフのバックスタンプ。ソ連とは書いてないのですが、1960~70年代の作と思われます。
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 全てハンドペイント。民族衣装をまとっていて、おそらくは中央アジアの女性なのでしょう。旧ソ連の体制下で、こんな凄いものが存在しただなんて不思議。やはりサンクトペテルブルグは、他とは違う磁場なのかもしれません。
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 さて、本日が阪急うめだ本店でのフランスフェア2018最終日となります。 まだまだ商品がありますので、是非足をお運びください~!

フランスフェア2018
阪急うめだ本店 
〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8番7号
電話06-6361-1381
会期:~2018年3月13日(火)
会場:9階 祝祭広場
営業時間:午前10時~午後6時

本日18時までです~!

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by tomoakishimizu | 2018-03-13 09:35 | 調度品 | Comments(0)

ロモノーソフ社製ティーポット型ウォッカデカンタ

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 見るからに怪しい代物。パリ市内の古物市で見つけた、ロモノーソフ社によるデカンタです。
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 旧ソ連時代のロモノーソフ社のバックスタンプ。年代は特定できませんでしたが、おそらくは1960~70年代。
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 ネット上で調べたところ、こちらはウォッカ用とのこと。内側には、空気が混ざるようにこのようなプレートが斜めに走っています。
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 この蛇口には穴が空いていなくて、完全なるダミー。モチーフは全てハンドペイントです。
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 可愛いティーポット型の栓。お茶用の入れ物に見せておいて本当はウォッカ用、というのは何の意味があるのかわかりませんが、もしかしたら、当時、ウォッカの所有について規制があったのかもしれません。実はこのデカンタ、売場にあることはあるのですが、ショーケースの裏側の棚の中に仕舞い込まれています。というのは、搬入をお任せしたオソブランコのお二人は、ロモノーソフの動物シリーズはお好きですが、このデカンタは気に入らなかったらしく、見えないところに追いやったようなのです(笑)。まぁ、人を選ぶアイテムではありますよ。本日、陽の目を見させたい思います~。

明日もロモノーソフ~

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by tomoakishimizu | 2018-03-12 08:43 | 調度品 | Comments(0)