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カテゴリ:調度品( 634 )

モンポ作闘牛士画

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 ナゾ絵画シリーズは続きます。題材はバスク地方からスペインへ。パリ市内の古物市で見つけた、闘牛士を描いた作品です。迫力ある構図に圧倒され、『知られざる奇跡の名作』と勝手に思っての購入。雰囲気から察するに、1950~60年代の作。
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 当然ながら、こんな画家知りません。ネット上で調べたら、スペインの抽象画家マニュエル・ヘルナンデス・モンポがヒットしました。彼の作風は不思議宇宙系で、具象的な題材を扱っていた形跡は見られず。ということで、モンポ違いのようでした。フランスのアルルなどにも闘牛の伝統はありますが、作者の名前からすると、こちらはスペインの闘牛で間違いなさそう。
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 クリーム色の背景と、闘牛士のパンツ部分に剥離が見られ、もしかしたらアクリルカラーを使っているのかもしれないと思いましたが、一応油絵のようです。剥離は、クオリティの高い絵の具を使っていないせいかもしれません。それ相当傷んではいますが、お部屋に飾って楽しむ分には十分。需要が全く見えず、暗闇を突き進むがごとく名古屋まで運びます~。


反応薄だったら適当に修復します~

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by tomoakishimizu | 2019-08-20 10:26 | 調度品 | Comments(0)

山の男女を描いた半立体額絵

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 絵画シリーズ。こちらはパリ市内の古物市で一目惚れした、山岳地帯の男女を描いた額絵です。
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 半立体的に描かれています。柔和な表情のお顔も素敵。微妙に足だけ接しているのも奥ゆかしくて良いですね。赤と黒を基調にした民族衣装から察するに、舞台はバスク地方と思われます。
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 一体全体、どうやって半立体にしているのだろうと思ったら、なんと革をエンボス加工していたのでした。革を使うところがバスクらしいかも。ネット上で調べてみたところ、1950年代にH.フォンというバスク地方の工房が作っていたもののようで、オークションサイトではそれなりの値が付いていました。そんなわけで、知られざる工芸品、珍品がまた一つ増えました~。


結局『おっさんずラブ』の試写会は行くことにしました~

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by tomoakishimizu | 2019-08-19 08:17 | 調度品 | Comments(0)

R.ウィルソン作『海辺のブルジョワ家族』

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 売れるかどうか全くわからない、僕好みの謎な絵画シリーズ。ヴァンヴの蚤の市で見つけた、海辺のブルジョワ家族を描いた油絵です。今までご紹介してきた額絵とは違い、物凄い重量感。ヨーロッパでは「重いもの=高級品」という半自動的な認識が根底にあるような気がするのですが、それはさておいても、額自体が立派で、それなりのご家庭用に描かれたもの、という感じがします。ヴァンヴの帰りが中々辛かったです。
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 R.wilsonのサインが入っています。ネット上で調べてみたところ、20世紀初頭に活動していた画家で、海に関する絵が多い人、ということだけがわかりました。名前から察するに、イギリス系の住民が多いノルマンディ地方の避暑地、ドーヴィル辺りを拠点にしていた画家だったのかもしれません。ネットオークションに出ている作品は、どれもブルジョワを描いていて、額縁が立派なものばかり。然程有名にはならなかったけれど、金銭的に余裕のある上流階級に属する人だったはずです。 
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 おわかりの通り、僕の大好物であるヘタウマだけれど、超現実的なところが素敵。おそらく、そのシュールレアリズムな作風は、本人が目指していないところで、偶発的に生まれたものなのでしょうが。そんなことを考えていると、ますます素敵に見えてきます。もしかしたら、今後再評価されるかもしれない、なんて思ったり。「手放すのは惜しい」なんていう感情も生まれてきそうですが、とにかく重いので、早々に売れるよう頑張りたいと思います~。


映画版『おっさんずラブ』の試写会に誘わたけど、実家から遠くて行けない~(泣)

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by tomoakishimizu | 2019-08-18 09:48 | 調度品 | Comments(2)

ラファエロ原案の磁器製キリスト像 台付きバージョン

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 昨日のキリスト像の台付きバージョンです。胸像と台部分は別々に焼かれていて、それぞれをビスで留めてあります。
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 「ラファエロにちなんで」の文字と共に、こちらに裏印が押されています。調べてみたところ、こちらは昨日のキリスト像と同じく、ヴィルノクス・ラ・グランド村にあった窯の印で、窯の所有者であるヴィクトールとモジェのイニシャルのようです。ただ、これと同じものはネット上で見つからず。フランスでもマイナーで、しっかりとした資料が作られていないようです。後の1921年に、窯名にテシエという人物の名前が加わるので、こちらの胸像はそれ以前の制作で間違いないでしょう。昨日のキリスト像と同じ型なので、寸分違わず超美形。外専・面食いの方にお薦めです~。


実家でグータラ生活。エンジンがかからず~

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by tomoakishimizu | 2019-08-17 11:59 | 調度品 | Comments(0)

ラファエロ原案の磁器製キリスト像

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 パリ市内の古物市で見つけた、磁器製のキリスト像です。キリストといっても、様々なタイプのものがありますが、こちらは柔和な表情でかなりの美形。
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 ラファエロにちなんで、と書かれています。以前、似たスタイルの聖母像を販売したことがあり、そちらもラファエロにちなんで、と書かれていました。同じ工房の出身のはず。おそらくは、19世紀末から20世紀初頭にかけての制作。
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 売主曰く、ヴィルノクス・ラ・グランドという、世界遺産の街プロヴァンから程近い村にある窯で焼かれたものとのこと。他にも、同じ型を使ったいくつかのパターンのキリスト像がありましたが、最近焼かれたものはどういうわけか風情に欠けていて、経過してきた時間の違いが出るのだと思いました。大阪で初お披露目したものの、全くの無風。名古屋でリベンジしたいと思います~。


明日は同じキリストの別バージョン~

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by tomoakishimizu | 2019-08-16 11:44 | 調度品 | Comments(0)

スミレ付きお手紙書き道具セット

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 阪急うめだ本店の中央街区でのイベントも、本日が最終日となりました。ただ、営業時間は17時までなのでお気を付けください。それから搬出となるのですが、7時半までに立ち退かなくてはならず、オソブランコのお二人に手伝ってもらっても、2時間半で終わらせるのはとても無理。ということで、昼前から割れ物については片付け始めようと思っています。でも、どこに何を入れたのか、わかるようにしておくつもりです。まだまだ商品がありますので、是非遊びにいらして下さい~。
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 さて、本日はこちら。パリ郊外の古物市で見つけた、スミレモチーフの付いたお手紙書き道具セットです。上からペーパーナイフ、その左下が封蝋をするシーリングスタンプの土台、その下が羽ペン先を差し入れる軸、そして一番下がしおりです。
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 それぞれ、このようにスミレのモチーフが付いています。おそらくは1910年代頃までの、アール・ヌーヴォー期の制作。
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 名誉の傷を負っている、100年以上中身を守ってきてくれた箱。とても有難い存在です。
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 不足なく、箱まで付いているのは物凄く珍しいことかもしれません。ただ、アイテムによってはシルバープレートが摩耗して地金の真鍮が出てしまっており、状態としてはパーフェクトではありません。今となっては手紙など書く人がほとんどいない世の中にあって、全く需要が見えてこないのですが、可愛いものに囲まれて過ごしたい方へ向けての、完全なるコレクターズアイテムです~。

「パリ蚤の市散歩」の友くんと仲間たち
阪急うめだ本店 10階『うめだスーク』中央街区 5・6番小屋
本日最終日!
〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8−7
電話:06-6361-1381
10時~17時営業


本日17時までお待ちしています~!

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by tomoakishimizu | 2019-08-13 08:20 | 調度品 | Comments(0)

バラを飾った小間使いの石膏像

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 ヴァンヴの蚤の市で見つけた、バラのコサージュをあしらった石膏像。以前、ジャン=バティスト・グルーズ原案のテラコッタ製胸像 をご紹介していますが、こちらはグルーズの絵に影響を受けたものと思われます。
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 台部分の真鍮製プレート。La Roseがタイトルで、登録モデルの文言が入っています。
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 Da Roseというのが作者の名前かもしれませんが、ネット上ではヒットせず。おそらく1910年代前後の制作と思われます。
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 物憂げな表情。型で抜いた石膏像なので、グルーズ作のテラコッタ焼とは比較になりませんが、アール・ヌーヴォー期らしい、中々美しい作品だと思います。さて、昨日は阪急うめだ本店の中央街区でのイベントの搬入をしました。夜の7時半から10時半までの搬入時間だったため、オソブランコのお二人に手伝って頂くことに。ディスプレイは全然終わらなかったけれど、とにかく全商品を出し終えたので、本当に助かりました。それで、追い出されるように会場を出たので、売り場の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいましたが、いつもとは違う雰囲気になっているはず。とにかく、本日、お待ちしています~。

「パリ蚤の市散歩」の友くんと仲間たち
阪急うめだ本店 10階『うめだスーク』中央街区 5・6番小屋
2019年8月7日(水)~8月13日(火)
〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8−7
電話:06-6361-1381
10時~20時営業(金・土曜のみ~21時営業)
*ただし最終日は午後5時終了


今日は8時半から作業します~

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by tomoakishimizu | 2019-08-07 07:43 | 調度品 | Comments(0)

ロンシャン焼の脚付き花瓶

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 パリ市内の古物市で見つけた、いかにも19世紀末な雰囲気の、ロンシャン焼の脚付き陶製花瓶です。
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 ロンシャン焼は、ブルゴーニュ地方のディジョン区のロンシャン集落に第2次世界大戦直後まであった窯。1868年から存在していたのはわかったのですが、刻印や裏印について詳細に整理されていないようで、こちらの刻印は1880年から20世紀初頭まで使用されていたもの、とだけわかりました。
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 モチーフはアウトラインが印判で、その上から手で彩色しています。赤い唐草部分は全て手描き。赤い唐草で縁取り、様々な花を描くスタイルは、ストラスブール焼の影響が見られます。
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 このブログでロンシャン焼をご紹介するのはおそらく初めて。フランスでもマイナーな存在で、数自体も少ないようです。ということで、レアな焼き物と言えるでしょう。花瓶はですね、お皿と比べると苦戦を強いられるアイテムかも。今回はかなり安く手に入れたので、「ついうっかり買っちゃった!」となるようなお値段で提供したいと思います~。


相変わらず荷物がまとまらず焦ってます~

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by tomoakishimizu | 2019-08-01 01:03 | 調度品 | Comments(0)

リモージュ焼のスミレ柄ボンボニエール、あるいはパウダーケース

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 昨日は本当に大変でした。先ず天気。最高気温が34度まで上がったのですが、朝から暑くてモチベーションがマイナスに。それでも寝室とキッチンと浴室の掃除は義務にしているので、ダラダラとやり抜きましたが。で、夕方というか、夜にボンヤリとスマホを見ていると、1,5m先辺りの暗がりに動くものが見えました。あれれ、久々のお出ましのネズミくんです。いわゆるドブネズミではなく、物凄く小さなタイプ。前夜、お友達との夕食会の間、玄関を開けっ放しにしていたし、昨日も朝から窓を全開にしていたので、侵入経路の可能性は沢山。でも暑さのせいで弱っているのか、中々動こうとしません。僕が立ち上がったら、ヨロヨロと走り出し、浴室方面へ。良かった。ドアを閉めれば一網打尽に出来る、なんて思ったのですが、考えが甘かったです。暫くしてトイレのドアの前へ行くと、ドアの下の隙間から出て、隣接する玄関のドアの下から逃げようとしているではないですが。そのまま逃げてくれれば良かったのですが、再び浴室へ引っ込んでしまいました。仕方なく、玄関を開け、玄関に置きっ放しになっているホワイトボードで廊下の道を塞ぎ、浴室のドアを開けて外に出て行ってもらうことに。一応ネズミホイホイを仕掛けて放置。20分おきにチェックをしても、ホイホイに引っ掛からないし、出て行ってくれたはず、と夜中に区切りをつけることに。とりあえず、ホワイトボードで廊下を塞ぎ直して寝ることに。その前に入浴。一難去ってまた一難、はパリ生活では当たり前。暑さのせいなのかもしれませんが、湯沸かし器にエラーが起き、お湯が突然水に。リセットすると、お湯が出始めるものの、数分経つとまた水。仕方なく、何度もリセットしながらどうにか終了。今日のところは動いているようなので、湯沸かし器の会社への連絡は保留に。で、熱波は続いています。今朝は早くに起きて、とりあえず玄関のドアの下の隙間部分をプラスチックの板で塞ぎ、サロン側の掃除をしました。その時点で気温が30度以上。今現在41度ですって。パリでは観測史上初だとか。でも湿度が40%以下だから、そこまで不快ではないかも。2003年の時と比べたらヘッチャラです。今日はオートクチュールの原稿を頑張ります~。
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 さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、リモージュ焼のボンボニエールです。R モンティニーという会社の印が入っていますが、こちらは別会社の窯からまっさらな磁器を買い上げて絵付けをする工房だったそう。おそらくは1960年代の制作。
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 スミレのモチーフは全て印判ですが、半立体の唐草模様はハンドペイントです。
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 買った当初は、内側に薄っすらとおしろいが残っていました。前の持ち主はパウダーケースとして使用していたようです。ということで、パウダーケースでもボンボニエールでも、どちらでも良さそう。やや毒々しい雰囲気で、スミレの可憐さが打ち消されていますが、こういうのもありでしょう。阪急うめだ本店で初披露します~。


洗濯物は2~3時間で乾きます~

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by tomoakishimizu | 2019-07-25 21:35 | 調度品 | Comments(2)

ニヨン焼きのボンボニエール

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 パリ市内の古物市で見つけた、スイスのニヨン焼きのボンボニエールです。一目でそれとわかる、繊細な矢車草の絵付け。窯は既に廃業しているので、出会えたらかなりラッキーな気分になれます。
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 今年の5月にご紹介しているニヨン焼の矢車草柄オクトゴナル・ボールの記事では、「もしかしたらリモージュで焼かれた土台に絵付けをしているのかも」と推測していましたが、こちらは物凄くわかりやすく、リモージュ焼のボンボニエールにニヨンで絵付けを施したもの。魚のマークは、特に年代で違いがあるわけではないらしく、制作年代は不明。GMはペインターのイニシャルのようです。
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こちらも、阪急うめだ本店でのイベントで販売を開始します。貴重な一品を、是非ご覧になりにいらして下さい~。


本日より再び酷暑がスタート~

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by tomoakishimizu | 2019-07-22 23:07 | 調度品 | Comments(0)