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カテゴリ:調度品( 624 )

サン・ルイ社製クリスタル製トレイ

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 本日さいたまへ移動し、搬出作業を行います~。それはそうと、先週大阪から実家へ戻り、数日間のんべんだらりとしていたのですが、自分の部屋の本棚を覗いたら、ちょっとした発見がありました。1997年に買った雑誌2冊が出てきたのでした。1994年に渡仏して以来、3年振りに日本へ戻った時のもので、買ったことすら忘却の彼方。両誌とも既に廃刊となっていて、片方はファッション誌、片方は写真誌。ファッション誌の方には、友人が何人か紙面を飾っていて、そのために買ったようです。インタビュー記事は、後に知り合うこととなるジャーナリストの平川武治さんによるものがいくつかあり、中々面白い内容。当時のファッションの空気感を思い出しました。そして写真誌の方は、様々な業界人に各人の日常をカメラで捉えるようリクエストし、それらを集めたもの。そのクオリティにはバラつきがあり、割と酷いものばかり。その中でも、とある人の手による素敵なページに、様々な人々のポートレートの集めたものがあり、その1枚が数年前までパリコレに来ていた友人でした。ご無沙汰していたので、早速写メしてメッセージを送ってみることに。直ぐに返事があり、変わらず仕事を続けていて、元気にしている様子。もうパリコレには来ないのか、という問いには、パリコレのために仕事が途切れるケースがあり、難しいという返答でした。そして今のファッションが数年前とは異なり、わざわざパリに来させる要因にはなっていないようでした。仕方ない、本当のことだから、と思いつつ、次回東京で久々に会う約束をしてメッセージのやり取りを終えました。雑誌と友人とのメッセージで、昔に引き戻されたような気に。97年はまだ、何かメチャクチャなことをしても許され、人も物も動いている感じがありました。でも、今はどうなのだろうか。もう昔には戻れないし、今と比べて昔が絶対的に良かったとは言えないし、懐かしんでばかりいてはだめですね。前を見続けることにします~。
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 さて、本日はこちら。カットグラスで知られるサン・ルイ社によるトレイです。見辛いですが、サン・ルイの刻印が入っています。
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 スカラップエッジ(半円縁)の切り口部分に金線が乗っていたようですが、かなり薄れています。そしてボタニカルモチーフ部分にも色が乗っていますが、表側からだとくすんでいて、何とも微妙な感じ。
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 裏側からだと色がハッキリしていて奇麗かも。サン・ルイの製品の中でも、ペイントによる着色を施したクリスタルは中々珍しいかもしれません。こちらのトレイはおそらく刷毛やブラシなどを入れて洗面台や鏡台に置くためのもので、同じモチーフの香水瓶やらコットン入れなどが存在していたはず。モチーフから推測するには、前世紀初頭から1910年代頃までの制作と思われます。こちらもほとんど注目されず残念。札幌へ持って行き、リベンジしたいと思います~。


クリスタルの塊なので物凄く重いです~

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by tomoakishimizu | 2019-06-03 06:57 | 調度品 | Comments(2)

フェントン風フリルガラスボウル

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 パリ市内の古物市で見つけた、ピンクのグラデーションが美しいガラス製の器です。サイズは手の平に乗るくらい。
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 この種のフリルガラスは、ランプシェードなど、フランスでも大量に作られていたと思うのですが、こちらの器は白とピンクの合わせガラスで、しかもボーダーのグラデーションという、非常に精巧な作品。
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 凝った作りのガラス製品といえば、アメリカのフェントン社が有名で、フランスの古物市でも散見されます。でもフェントンの製品について特別詳しいわけではなく、こちらの器の出所について語れるほど情報を持ち合わせていません。フェントン社の製品には刻印が無く、紙製のシールが貼られていただけだったそう。ということで、もしかしたらフェントン社製、もしかしたらフランス製。最終的に、“フェントン風”という表現でのご紹介となりました~。


来週、札幌で初披露の予定~

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by tomoakishimizu | 2019-05-30 11:59 | 調度品 | Comments(0)

G.ギルー作の黄色いドレスの女性像

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 悪趣味絵画は続きます。パリ市内の古物市で見つけた、黄色いドレスをまとった女性を描いたアクリル画です。イベントのDM写真に登場していますが、今のところ反応はゼロ。 
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 G.ギルーのサインが入っていて、ネット上で調べたところ、詳細は全く出てきませんでした。すでに活動していないものと思われます。テクニック的に稚拙ですが、人物の捉え方と構成が面白いと思います。バカバカしいけれど魅力的。共感してくれる方がいたら嬉しいです。でもそんな人、会期中に出てくるのかしら。会期といえば、オソブランコさんでのイベントも、残すところあと2日となりました。夏日が続きますが、是非遊びにいらして頂けたらと思います~。

友くんのパリ蚤の市散歩 chapitre 13
5月28日(火)まで
オソブランコ
〒556-0021 大阪府大阪市浪速区 幸町1-2-36 2F
12時~20時営業
土曜・日曜・祝日~19時営業
*最終日は18時まで
TEL:06-7504-4332


20時までお待ちしています~

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by tomoakishimizu | 2019-05-27 10:23 | 調度品 | Comments(0)

バラモチーフのボンボニエール

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 パリ市内の古物市で見つけた、濃い目のロワイヤルブルーが印象的な、ブリブリなバラモチーフのボンボニエールです。
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 緻密な感じではなく、割とササっと描いているところを見ると、制作は1950年代辺りでしょうか。
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 こちらにリモージュの文字が入っているので、リモージュ産の土台にリモージュで絵付けされたものに間違いないでしょう。ササっと描いてはいるものの、下地の色をムラなく塗るのは至難の業で、かなり手慣れたペインターの手によるもののはず。ピンクのバラがあまりにもファンシーですが、ブルーの色に魅了される人はいるはず、と思い、やや高額だったけれど購入を決意した一品です。是非ご覧にいらして下さい~。

パリの蚤の市展 nméro6@unikk
2019年5月19日(日)まで
アンティークショップ unikk
〒150-0002 東京都渋谷区 渋谷1-22-5
電話:03-3486-4808
13時~20時営業


会期は残すところあと2日~

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by tomoakishimizu | 2019-05-18 09:15 | 調度品 | Comments(0)

オーヴァーレイのクリスタルガラス製ボンボニエール

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 パリ市内の古物市で見つけた、クリスタルガラス製のボンボニエールです。色ガラスを被せて削り、コントラストを出すオーヴァーレイという技法によるもの。オーヴァーレイは英語で、フランス語の単語は存在せず、そのままフランス語読みで“オヴェルレ”と言います。スタイルとしてはアール・デコですが、1950年代の制作かもしれません。
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 もしかしたらボンボニエールではなく、化粧台周りに置くコットンケースという可能性も。ということは、刷毛を置くトレイや香水瓶などもあったはず。フタを置く時の、クリスタルガラスならではの金属音が耳障り良く、何度もやりたくなるのですが、簡単に欠けるので、なるべくゆっくりと置くように心がけて頂きたいです。それはそうと、渋谷のユニックさんでのイベントも、残すところあと3日となってしまいました。スタートはいつものんびりな感じで、でもお客様が来始めると途切れず、気付くと閉店時間。「結局今日もインスタできなかった!」という毎日です。今日こそはインスタやらなくちゃ~。

パリの蚤の市展 nméro6@unikk
2019年5月19日(日)まで
アンティークショップ unikk
〒150-0002 東京都渋谷区 渋谷1-22-5
電話:03-3486-4808
13時~20時営業


プチ二日酔いです~

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by tomoakishimizu | 2019-05-17 10:37 | 調度品 | Comments(0)

ブッソ&ヴァラドンによるコット作『春』

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 パリ市内の古物市で見つけた、銅版画を収めた額です。以前、リヨンの絹織物 ブランコに乗る男女バージョンをご紹介していますが、こちらはその銅版画版。
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 その後、この微妙にエロティックなモチーフの絹織物の詳細が判明したので、ここで発表しなくてはなりません。実はあの織物は、ジャンル的には幅広のリボンで、産地はリヨンではなく、そのお隣のサン・テティエンヌでした。工房はスタロン&メイエールで、1900年の制作、とのこと。
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 話を版画に戻します。版元は、1919年まで存在したブッソ&ヴァラドン。この種のことは、きっと鹿島茂氏が詳しいと思いますが、ネット上で調べたら、会社を引き継いだり、枝分かれしたりするなど、会社の成立過程が複雑で良くわかりませんでした。まぁ、今年終了した鹿島氏の『翼の王国』での連載のような詳細な歴史は、ここでは必要ないかなと。
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 細密版画32番の表示。こちらの銅版画は、女性の裸体やエロティックな題材の版画を集めたシリーズの1枚だったようで、ネット上では、24枚の銅版画を収めた革張りの表紙の本が何冊かオークションに出ていました。そしてこのシリーズは、1884年から1897年までの間の制作のよう。
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 題材となっているオリジナルの絵は、ピエール・オーギュスト・コットによる1873年の作『春』。コットの作品は油絵で、現在はフロリダ州にあるアップルトン美術館に収蔵されています。コットはCotと綴り、最後のtは発音しないと思うのですが、日本ではコットで通っているようなので、疑問を抱きながらもそちらに合わせることにしました。
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 今回は情報が多過ぎて、ここまで読み進められない方もいるかもしれません。とにかく、語るべき内容の多いアイテムであることは間違いないでしょう。ただ、ご覧の通り、シミというかカビというか、汚れが浮いてしまっているのが残念なところ。おそらく、表具屋さんへ持って行けばキレイになるはずで、そちらでの負担を考慮し、少しお安めの価格にて提供中です~。

パリの蚤の市展 nméro6@unikk
2019年5月19日(日)まで
5月15日(水)は定休日のためお休みさせていただきます。
アンティークショップ unikk
〒150-0002 東京都渋谷区 渋谷1-22-5
電話:03-3486-4808
13時~20時営業


本日13時よりお待ちしています~

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by tomoakishimizu | 2019-05-16 10:34 | 調度品 | Comments(0)

バンビのピックスタンド

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 パリ市内の古物市で見つけた、バンビの付いたピックスタンドです。ピックスタンドというと、こちらの場合は楊枝入れですが、音楽業界ではギターのピック置きを指すようです。
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 一応楊枝を入れてみました。日本式の楊枝なので、ちょっとダサ目な印象。やはり、両端が細くなっている洋式の楊枝を入れるのがベストなようです。で、実際のところ、本当に楊枝入れなのかは確証がないのだけれど、何か特別な道具を入れるためにこんなものは作らないだろう、というのが僕の推測。おそらくは1940年代の制作です。
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 筋肉モリモリなバンビちゃんは、スタイル的にはアール・デコ。真鍮か、錫の合金であるレギュールなどの金属に青銅風のペイントを施しています。
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 日本で普及している楊枝入れは、とにかく簡素で場所を取らない小さなものが多く、こんなデコラティヴで大きなものは存在しないはず。日本の生活様式に合わないのは目に見えていますが、敢えて挑戦するつもりで仕入れてみました~。

パリの蚤の市展 nméro6@unikk
2019年5月19日(日)まで
5月15日(水)は定休日のためお休みさせていただきます。
アンティークショップ unikk
〒150-0002 東京都渋谷区 渋谷1-22-5
電話:03-3486-4808
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要注意:本日は定休日です~!

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by tomoakishimizu | 2019-05-15 11:31 | 調度品 | Comments(0)

リモージュ焼のパンチボウル

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 パリ市内の古物市で見つけた、リモージュ焼のパンチ用ボウルです。本当にパンチ(果汁ベースのお酒に果物を入れたカクテル。いわゆるフルーツポンチ)用なのか微妙ですが、レンズ豆の煮込みなど、副菜を入れても良いかもしれません。合わないか。
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 一応ペインターのイニシャルが入っているものの、これでは読めませんね。とにかく、リモージュ産でハンドペイントによるもの、というのは確か。僕の推測では、1960~70年代の制作と思われます。
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 同モチーフのお玉が付いていますが、残念ながら、柄部分に亀裂が入っていました。使用には問題なさそうだけれど、今日なんちゃって金継しておこうかしら。
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 密に絵柄を描くのではなく、サササ~っという感じ。ただ、臙脂や薄いグリーン部分など、単色でムラなく塗るには技術が必要となるそうで、それなりのペインターの作と思われます。本日金継をしながら、渋谷でお待ちしています~。

パリの蚤の市展 nméro6@unikk
2019年5月19日(日)まで
5月15日(水)は定休日のためお休みさせていただきます。
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昨日は久々の休肝日。でも今夜は…

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by tomoakishimizu | 2019-05-13 11:02 | 調度品 | Comments(0)

羽モチーフのリモージュ焼ティーカップ&ソーサー

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 パリ市内の古物市で見つけた、羽を描いたリモージュ焼のティーカップ&ソーサーです。
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 こちらがペインターのイニシャル。残念ながら、これだけではペインターの経歴は突き止められず。リモージュ焼のバックスタンプは入っていますが、土台のカップとソーサーがリモージュ焼というだけで、もしかしたら絵付けはパリかもしれません。スタイルから推測するに、1940年代の制作。
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 細かな表現が美しく、かなり手慣れた人物によるものと思われます。微妙にオーロラをかけているところも素敵。
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 カップがとても薄くて繊細なため、売主が古物市まで運ぶ間にカップが二脚壊れていて、更に僕が日本まで運ぶ間に二脚壊れ、最終的に六脚だけとなりました。そして昨日2組のお客様に、それぞれ二脚ずつ販売したため、残るは二脚のみ。慌てて本日ご紹介するに至ったわけです。売主は知り合いで安く入手できたため、相当お手頃な価格で提供中。是非ご覧にいらして下さい~。

パリの蚤の市展 nméro6@unikk
2019年5月19日(日)まで
5月15日(水)は定休日のためお休みさせていただきます。
アンティークショップ unikk
〒150-0002 東京都渋谷区 渋谷1-22-5
電話:03-3486-4808
13時~20時営業


壊れる前に売りたい、が本音です~

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by tomoakishimizu | 2019-05-12 12:03 | 調度品 | Comments(0)

ブロンズ製リンゴ型ケース

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 昨日は搬入作業の日。Unikkの金井くんと山岸くんに手伝ってもらい、荷解きをしましたが、手際よくやって頂いたので、夕方には全段ボールが空きました。でも僕の方は、新商品の値札付けに苦戦。値札をつける前の、汚れを落としたり、破損部分を直したり、切ったり貼ったりの作業に追われて全然進みません。朝11時から始めて、ほぼノンストップで8時まで頑張ったのに、今回持ってきた商品の8割くらいが箱に入ったまま。今朝は金井くんが10時前に用事でお店を出るというので、9時半に集合。13時の開店までに全てを整えられるよう頑張りたいと思います~。
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 さて、本日はこちら。アリーグル市場で見つけた、リンゴ型のケースです。葉部分は金色にペイントされているので、素材はわかりませんが、リンゴ部分はブロンズ製。内側は割と適当な作り。
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 金属の塊なので物凄く重く、でも特に葉部分が繊細だったりするので、段ボールには入れられず、手持ちで運びました。リンゴと葉はネジで留められていて、荷物に入れるときに解体したのですが、決まった位置に留まるガイドが付いていないので、リンゴは好きな方向に向けられます。昨日組み合わせた時にしっくりこなくて、買った時のこの位置がベストだと思い、参考にするために本日ブログで紹介させて頂くことにしました~。

パリの蚤の市展 nméro6@unikk
2019年5月10日(金)~5月19日(日)
5月15日(水)は定休日のためお休みさせていただきます。
アンティークショップ unikk
〒150-0002 東京都渋谷区 渋谷1-22-5
電話:03-3486-4808
13時~20時営業


本日13時スタート。パーティは18時から~

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by tomoakishimizu | 2019-05-10 08:38 | 調度品 | Comments(0)