カテゴリ:装飾品( 195 )

ツバメモチーフの真鍮製ミニケース

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 縁起物を続けたいと思います。パリ市内の古物市で見つけた、ツバメモチーフの小さなフタ付きケース。こちらも9月のデニムさんでのイベントで販売済みです。
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 素材は真鍮。おそらくは20世紀初頭の作で、ピルケースとして使われていたものと思われます。内側にはチェーンで縁取られたミラーが付いていて、中々細かい作業が施されています。
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 本体は爬虫類の革風のモチーフ。実は買った当初は真っ黒けで、ここまで磨くのが本当に大変でした。
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 象嵌状になったツバメのモチーフは、窪みにガラス質を入れて焼いていて、要は七宝になっています。サインが無いのでこれ以上の追跡はできませんでしたが、素材が真鍮とはいえ、かなり手の込んだ工芸品といえるでしょう。一つのものを作り上げるために、相当な時間をかけていた当時を忍ばせる仕上がりです~。


明日パリに戻ります~

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by tomoakishimizu | 2019-01-02 09:34 | 装飾品 | Comments(0)

アールヌーヴォー様式のフィクス社製宿木モチーフブローチ

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 新年が明けました。で、「クリスマスとか正月とか、気にしててもしょうがない。意味がない」と主張する友人がいます。日々精一杯生きていますと、節目節目を気にしている余裕が無かったりするのも事実でして、友人の言っていることがわからなくもなかったり。ということで、長々と書くのはやめにして、本年も宜しくお願いします~。
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 とは言いつつも、今年の干支のイノシシにちなんだものとか無いかしら、なんて探してみたり。まぁ、そんなものは出てこないわけです。でも、何となく縁起良さそうなものが見つかりました。とはいっても、こちらは渋谷にて販売済み。19世紀末から20世紀初頭にかけての制作と思われる、宿木をモチーフにしたブローチです。制作したフィクス社の刻印が見えます。フィクス社は1823年創立で、金メッキを開発したことで知られています。ということで、こちらは金メッキでした。安く売ってしまったけれど、後悔先に立たず。紫色の石がアメジストだったら、もっと悔しいですが、もう販売済みなので忘れることにします~。


良いお年を~

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by tomoakishimizu | 2019-01-01 09:18 | 装飾品 | Comments(0)

合成サファイアのペンダントトップ

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 パリ市内の古物市で見つけた、キラキラ光を反射する紫の石をセッティングしたペンダントトップです。写真が今一つですみません。自然光での撮影にしか慣れていなくて、色の調整が上手くいきませんでした。
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 土台はシルバーだと思いますが、刻印が見つからず。チェーンを通すリング部分に窪みが見えて、これが刻印ではないかと思ったけれど、単に傷のようでした。
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 石の周りを粒々にして装飾するミル・グレーヌ(1000の種粒)に仕上げていて、非常にクラシカルな印象。やや粗さが見えますが。シルバーに光る石がマーカサイトであるのはわかるものの、中央の石については「アメジストかしら? でも何かが違う~」と引っかかるものがあったので、御徒町の鑑定所へ行ってみました。そうしたら、こちらの石は自然石ではなく、合成サファイアのカラーチェンジ、とジャンル分けされるもので、サファイアと全く同じ成分だけれど人工で、尚且つ色を変えているもの、なのだそう。そんなわけで、アメジストの夢は崩れ去りました。さて、値段をいくらにしよう…。宝石ってあって無いような値段のものが多く、しかもこちらは合成石。でも土台はしっかり作り込んでいます。ということで、何となくお手頃に感じる範囲のものにしたいと思います~。

パリの蚤の市
2018年12月25日(火)まで
4丁目プラザ 7階 4プラホール
〒060-0061
北海道札幌市中央区南1条西4丁目
電話:011-261-0220
10時~20時30分営業


本日は1時間ほど遅れます~

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by tomoakishimizu | 2018-12-23 10:11 | 装飾品 | Comments(0)

ロスレー社製パーツ使用の星型ブローチ

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 クリニャンクールの蚤の市(正式にはサン・トゥアンの蚤の市)のとあるお店で購入した、デッドストックのブローチです。パーツは全てルイ・ロスレーによるもの。
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 昨日のブローチの記事で、赤とターコイズの組み合わせは不思議、なんて書きましたが、こちらもそのまま暖色とターコイズの組み合わせで、良くあるパターンだとわかりました。この他にも、全く同じ色合わせの60年代のブローチを販売中だったり。 
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 中央のティージュ(針金付きガラスパーツ)はしっかりと固定されていますが、周囲を取り囲んでいる小さなパーツは糊付け。買った当初も2つほど外れていました。使用中に外れてなくなってしまう事故が起きる可能性大で、それだけが懸念材料です。
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 デッドストックだったこともありますが、手の込んだアイテムのため、僕の商品としては仕入れ価格がかなり高く、値段が高い割りにパーツが外れやすくてリスクが高い、という代物で、お店では長時間躊躇しました。最終的には「細かいことを気にしないお客様向けでいいや」と思って購入に至りました。出来る限り、移動中は着用しないようお願いします~。

パリ蚤の市展 numéro5
12月9日(日)まで
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-22-5
13時~20時営業
TEL:03-3486-4808


注意:明日は定休日です~!

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by tomoakishimizu | 2018-12-04 11:39 | 装飾品 | Comments(0)

ロスレー社製パーツ使用の円形ブローチ

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 何だかフランスは大変なことになっているようですね。とりあえずフランスに戻る正月までは他人事だけれど、その時点で収まっているのかどうか、かなり気懸かりです。それはさておき、本日もロスレー社のパーツをあしらったブローチをご紹介します。サイズ感がわからないと思いますが、直径は4cmほど。パリ市内の古物市で見つけました。
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 こちらもストッパー部分が花の形をしているので、おそらくは1920年代までの制作と思われます。ティージュ(針金付きガラスパーツ)に隠れて見えない、真鍮製レースの繊細さにも注目したいです。残念ながら、ストッパーの直ぐ下のビーズに欠けが見られるものの、それ以外はまずまずの状態。ターコイズとフランボワーズという不思議な色合わせですが、そのミスマッチ感が癖になるアイテムです~。

パリ蚤の市展 numéro5
12月9日(日)まで
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-22-5
13時~20時営業
TEL:03-3486-4808


明日もやっぱりロスレ~

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by tomoakishimizu | 2018-12-03 10:06 | 装飾品 | Comments(0)

ロスレー社の花パーツ付き三輪ブローチ

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 クリニャンクールの蚤の市(本当はサン・トゥアンの蚤の市)のお店で購入した、花が三輪連なったブローチ4点。デッドストックなので未使用品です。
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 このように、ストッパーが花の形をしているので、1920年代頃の制作と思われます。
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 紫がかったピンク、ミルキーなピンク、濃い青、そして乳白の強いブルー、の4種類。ロスレー社の創業者であるルイ・ロスレー(本当の発音はルスレ)は、8歳から丁稚奉公で七宝を学び、1920年に独立してパリでガラスパーツを制作する工房をスタート。30年代にはミスタンゲットやジョセフィン・ベーカーなど、ミュージック・ホールのスターたちが顧客となり、800人の雇用者がいたとか。シャネル、ディオール、バレンシアガやバルマンなども、ロスレーのパーツを使用してコスチュームジュエリーを制作していました。60年代になって、娘のドゥニーズに業務を譲り、ポン・ヌフに面したシテ島にブティックをオープン。現在はその息子のジャン・クロードが店に立っています。でも、時代に合わせてなのか、小さなパーツを使ったちんまりなネックレスやイヤリングばかりで、華やかなものはほとんど無く、割りと地味な感じ。昔のストックのみを使用していて、新たにパーツを制作する気も無いようで、見ていて残念な気がします。あ、ついつい書き過ぎた。
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 ティージュ(フランス語で茎)と呼ばれる針金の付いたガラスパーツを使用していて、後ろの始末は割りと適当。元値が高かったため、当然ながら販売価格は高いのですが、未使用品ですし、ロスレー社の貴重なパーツを使用しているため、価値は高いと思います。あと10年程で確実にアンティークとなるアイテム。是非ご覧にいらして下さい~。

パリ蚤の市展 numéro5
12月9日(日)まで
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-22-5
13時~20時営業
TEL:03-3486-4808


明日もロスレ~

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by tomoakishimizu | 2018-12-02 11:28 | 装飾品 | Comments(0)

真鍮レースのバタフライブローチ

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 昨日をもちまして、デニムさんにてのイベントが終了しました。お越し頂いた皆さん、どうも有り難うございました~。いつものことなのですが、デニムの奈良さん、濱田さん、そして僕の3人は1つ前のイベントの売上額をはっきりと覚えていなくて、「まぁ、多分前回をちょっと上回ったくらい」という漠然とした感を抱きながら気を良くしています。奈良さんに他の都市での売上を教えたら、久留米の人口の少なさを指摘しながら「久留米は人口比に対して売上が全然上」と胸を張ります。それは本当の話で、久留米は凄いかも。というか、デニムさんが特殊なのでしょう(笑)。とにかく、また半年後に戻ってきたいと思っています。そして本日、搬出頑張ります~。
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 さて、本日はこちら。真鍮レースを真鍮の土台に溶接し、色石を散らしたバタフライ型のブローチです。ご覧の通り、裏側にも彫りを入れていて、かなり凝った作り。留め具の作りと裏のモチーフの様式を見る限りでは、19世紀後半のアール・ヌーヴォー期の制作と思われます。裏側が閉じられていて鑑定不能のため、色石の材質と種類がわかりませんが、おそらく石ではなく色ガラス。向かって左側の赤い石2個に欠けが見られるものの、ほとんど目立たず、まずまずの状態です。次回、5月10日からのオソブランコさんでのイベントで再デビューさせます~。

明日は旅に出ます~

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by tomoakishimizu | 2018-03-27 11:46 | 装飾品 | Comments(0)

ブレスの七宝焼クロス

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 パリ市内の古物市で見つけた、七宝焼きのクロスです。高級鶏肉の産地として知られるブレスという町で焼かれたもの。枠部分の粒々が19世紀の典型的なスタイルなので、おそらくは前世紀初頭以前の作と思われます。以前、七宝モチーフ付き真鍮製レリーフ宝石箱 をご紹介していますが、出所は全く同じ。銀を掛けたプレートに金や銀のスパンコールを散りばめて焼いて、金彩を施して、という面倒な作業をしています。
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 土台も銀。刻印が無いので、銀であることがわかるよう敢えて磨いていません。
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 ブレスには現在、1軒だけ七宝焼きの工房が残っていて、全く同じ手法を貫いていますが、七宝部分は昔からのスタイルで、全体のデザインをモダンにしているため、印象としてはチグハグ。やはり昔のものを凌ぐことはできないよう。フランスの工芸品の中でもかなりマイナーな存在で、日本ではほとんど知られていないものなので、是非実物をご覧になって頂きたいです~。

今日はやっと晴天~!

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by tomoakishimizu | 2018-03-23 10:23 | 装飾品 | Comments(0)

天使のペンダント

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 どうみてもインドのジュエリーだけれど、なぜか天使が飛んでいるペンダントです。パリ市内の古物市で購入。緑の石はエメラルドではなくガラスだそうで、赤い石はガーネットとルビーの混合という珍しい構成。土台は5金くらいの合金で、ほとんど金とはいえません。表面がかなり磨耗しているので、それ相当に古そう。なんだか良くわからない代物なのですが、「おめでたい感じが素敵~」と思っての買い付けです。さて、昨日は搬入作業。懸命にやったものの、2割方作業を残しているため、今日は9時頃に出勤の予定。そして10時よりお待ちしています~。

SAPPORO ANTIQUE MARKET 2017 WINTER
パリの蚤の市 12月15日(金)~12月24日(水)
4丁目プラザ 7階 4プラホール
〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西4丁目
10時00分~21時00分営業
電話:011-261-0221


明日店舗の写真を公開します~
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by tomoakishimizu | 2017-12-15 08:42 | 装飾品 | Comments(0)

鳥モチーフのペンダントブローチ

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 昨日はお客様の流れが途絶えず、掃除する暇もありませんでした。、どうなってるんでしょう。午後じゅう閑古鳥で、夜になってからドサッと人が来て安心、みたいな日も結構あり、まんべんなくというのは難しいようです。
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 さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、ちょっと良い(かもしれない)ジュエリーです。御徒町の宝石鑑定所へ持ち込みましたが、ご覧の通り、後ろ側が閉じられていて、石自体を照射できず、鑑定不能でした。ただ、初見では、ターコイズとガーネットを使用していて、土台は9金だそう。裏側もこのように細工が施されていて、まずまずの出来栄え。留め具の作りからすると、1世紀は経っていると思われます。
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 親鳥(白鳥)とヒヨコ達が中央にセッティングされています。ちょっとインドっぽい感じもしなくもないですが、宝石に詳しい人によると、オーストリア・ハンガリーの時代のハンガリー製の可能性があるとのこと。洋の東西が入り混じっているハンガリーなので、「確かに」と納得したのでした。そして、そもそもインドには白鳥はいないよう。あまり関係がないかもしれないけれど。

 さて、本日は渋谷のunikkさんでのイベント最終日となります。ド~ンとお買い上げのお客様が多い割には、商品が減った気がしないのはなぜなのでしょうか。よくよく考えたら、容積の小さいものばかりが売れていました。まぁ、焦らずにユックリ頑張りたいと思います~。

蚤の市イベント
12月10日(日)本日最終日!
アンティークショップ unikk
〒150-0002 東京都渋谷区 渋谷1-22-5 1F
電話:03-3486-4808
13時~20時営業


本日も13時よりお待ちしています~
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by tomoakishimizu | 2017-12-10 12:00 | 装飾品 | Comments(8)