友くんのパリ蚤の市散歩:修復シリーズ
2023-04-12T10:23:47+09:00
tomoakishimizu
こんなもの見つけちゃいました。パリ在住四半世紀以上の友くんが、蚤の市で見つけた古物やパリコレのショーなどをご紹介。
Excite Blog
裁縫道具用編み籠
http://tomos.exblog.jp/30294584/
2023-04-12T10:23:00+09:00
2023-04-12T10:23:47+09:00
2023-04-12T10:23:47+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
昨日は、メジャーコードさんにて開催のイベント6日目。午前中は、搬入作業を手伝ってくれた中上くんが来場してくれて、ほんの少しだけ談笑。以後は閑古鳥となり、平静を装いながらも絶望的な気分に。「今日はのんびり過ごすことにするか」と思ったら、昼過ぎから来場者が途切れず、店長の向坊さんと二人でてんてこ舞いに。途中、お客様を放置して14時45分に担々麵を食べに出たら、まさかの準備中。店員さんが出て来て、「今日はラストオーダーが早かったんです。すみません~」だって。フランスだったらまだしも、日本でこんなことが有り得るのか、とにわかに信じられず。ガックリ。一昨日は定休日で食べておらず、禁断症状が出ていたのでした。店に戻り、接客に一段落付けてから、この辺りでは有名なうどん屋さんの入る井筒屋さんへ行こうと思ったものの、少しばかり距離があるので、変更して近くでたこ焼きをテイクアウト。お店のバックヤードでかき込んだのだけれど、かなりのボリュームで一気に満腹に。それからずっと接客を続け、気付いたら閉店間際。ご近所のアンティーク&ヴィンテージクローズショップ『ビジュー』のご夫妻と一緒に、近くの居酒屋『叶』へ。もう4回目ですが、味にムラが無く安心の安定感。山口はどこで何を食べても美味しいという思いを新たにしました。担々麺屋さん、叶、そして中華屋さん(天府という名前らしい)の三択で大満足。さて、本日は何と最終日です。駆け込み需要を期待しながら、最後まで頑張りたいと思います。11時よりお待ちしています~。 さて、本題。パリ市内の古物市で見つけた、裁縫道具用の編み籠をご紹介します。買ってから二年くらい放置していました。というのは、内側のブレードがボロボロで、張り替えたいと思っていたのだけれど中々着手出来ず、オリジナルのブレードに近い物を探したけれど見つからず、きれいさっぱり忘れていたのでした。やっと日本に持って来たものの、それから更に一年以上放置。久留米で重い腰を上げ、暇な時間を見つけては手を動かし、約三日掛けて完成させました。 買った当初の姿を取り忘れていて、出来上がった状態の写真をいきなり見せるのは微妙ですが、こんな感じになりました。ブレードではなく、裁縫道具を収納する部分に使われているシルクボタンの黄色に近い色のリボンを使用。 リボンは1940年代以前のもので、おそらくはヴィスコース製。フタ部分のリボンは端にギャザーを寄せ、本体部分のリボンは中央にギャザーを寄せています。割と繊細な作りで、針で縫うとそこから穴が一気に広がってしまうので、それを隠しながらの作業は中々大変でした。 リボンは薄く、かなりのメートル数を使用。本体部分のリボンのギャザー寄せの作業だけで2~3時間掛けています。もっさりボリューミーで、物入れには邪魔かなと思いましたが、パッと見た時のインパクトを重視しました。お陰様で山口にて里親が現れ、ホッとしています。それはともかく、実はこの種の修繕放置アイテムは溜まる一方で、それだけで実家に段ボール一箱分くらいあります。全てを修繕するのは大変で、一カ月以上掛かると思うのだけれど、実家で一カ月は辛い…。ちょっとした悩みの種です~。
パリ蚤の市アンティーク展
2023年4月12日(水)まで 本日最終日!
MAJOR CHORD
〒753-0087山口県山口市米屋町1-4
11時~19時営業
電話:0839-20-0155
今日は絶対に担々麺を食べます~
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片目のクマちゃん 最終回
http://tomos.exblog.jp/3876256/
2006-07-25T21:33:00+09:00
2006-07-26T21:47:18+09:00
2006-07-25T21:33:30+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
さて、顔の手術開始。まず鼻の刺繍を切り取ります。実はこの黒いお鼻、あまり器用じゃない後世のどなたかが適当に縫ったものなのでした。口はニッコリマークのようで可愛いですが、変なチェーンステッチで、これは絶対にプロの仕事じゃない!
案の定、糸を取ると下のモヘアは剥げていました。要するに、虫がモヘアも鼻のステッチも喰ってしまい、随分たってから誰かが無理矢理鼻を縫ったのがわかったのです。
それで、クマさんの鼻の基本的なステッチを参考にすることに。この子は、ブログの著者紹介写真で僕の顔の直ぐ脇にいる子です。色々クマを見ていますが、こういう鼻のステッチがベーシックなものといえるかも。
ハイ。これでお顔が出来上がりました。顔自体がゆがんでしまっているので、手で押したりして整えます。
ジョイント部分の、針金を通した厚紙を入れて縫います。
そして針金を曲げて、首のジョイントを身体に取り付けます。
木毛を詰め込みますが、パンパカパンに入っていたものを出して、また戻す作業はかなりキツイ。ここでも玉のような汗をかきました。
そして背中を閉じます。
完成!
オマケ・・・。完成を喜ぶ図。
やっと完成しました~!
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片目のクマちゃん 其の六
http://tomos.exblog.jp/3869937/
2006-07-24T20:51:00+09:00
2006-07-24T21:02:34+09:00
2006-07-24T20:51:41+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
ミシンで胴体のほつれを縫い、手足のジョイント部分の縫い目を補強します。
手足を取り付けます。ジョイント部分の針金を曲げますが、これがまた大変。とにかく外すのも付けるのも難儀でした。針金をちゃんと曲げないとゆるくなって、手足がダランとしてしまいます。ペンチを持った手は、そのあと2日間くらい痛かったです。
手足を付け終わりました。フ~。ここで汗がドバっと吹き出ました。
そしてやっと顔の作業。
耳が外れかかっているので縫います。
耳は残っている糸穴を頼りに付けましたが、ちょっとバランスが悪いので、結局最後に付け直しました。で、耳は戻ったけど、片目なのが気になりますね。
何週間か前の古物市で買っておいた、19世紀から20世紀初頭のブーツ用ボタンから、大きさが近いものを選びます。
ぬいぐるみ用の長い針を使って、ボタンを縫い付けます。糸は目立たないよう後ろ頭に出します。
これで片目ではなくなりました。ボタンの大きさがちょっと小さいし、厚みが若干違いますが、本人には納得してもらうことに。
明日完成しま~す!
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片目のクマちゃん 其の五
http://tomos.exblog.jp/3862936/
2006-07-23T17:34:00+09:00
2006-07-23T17:37:15+09:00
2006-07-23T17:34:41+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
さて、続き。ちなみに今日のパリはちょっぴり涼しくなって30℃です~。
手足のジョイント部分は、物凄く太い糸でザクザク縫われているだけで、こんなんだと手足を動かした時に糸が見えてしまいます。
糸を外して細かく縫うことに。
ついでに糸がほつれているところを縫っておきます。内側の布には毛が残っていて、フサフサなのが見えますね。
手の先がボロボロで、特に左手は物凄いことになっています。これはどうにかして傷口を塞がないと。
というわけで、以前別のクマちゃんを治療した時に使った、自分で染めた微妙な古色の布を引っ張り出してきて使うことに。右手の方は軽症だし、ある程度古いということがわかるように、そのままにしておくことにしました。
でも縫ってみたら全然色が違う!
ということで、慌てて黄色や緑やブルーの染め粉を水に溶いて、手で塗り塗り。やっぱり色は違うんだけど、さっきよりはマシということで、クマちゃんには納得してもらうことにしました。
明日は顔の作業へ~
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片目のクマちゃん 其の四
http://tomos.exblog.jp/3857875/
2006-07-22T18:37:00+09:00
2006-07-22T20:05:17+09:00
2006-07-22T18:32:49+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
おととし位から流れてるフランス政府のCM、見てると腹が立つんですよ~。日中は窓を閉めましょう、飲みたくなくても水を飲みましょう、定期的に身体を濡らしましょう、は百歩譲ってわかるとしても、図書館や映画館、スーパーマーケットなどの涼しい場所で、一日のうちに2~3時間は過ごしましょうだって。そうすることが条件的に不可能な人だって沢山いるはずなのに、何もわかっちゃいない。だいたいスーパーで2時間もいたりしたら、変に思われるでしょ。
とにかく温暖化は進んでいるわけで、このままだと猛暑は毎年やって来て、みんなクーラーを使い始め、パリもまるで東京のようになるのかも。
そんなことはさておき、暑い最中、暗幕が張られた部屋で黙々と作業を続ける僕。このクマさん、思っていたよりもかなり大変な子でした・・・。
昨日からの続きです。木毛を抜いた身体の中はホコリだらけなので、掃除機で吸い取ります。
それからジョイントを外します。これが思いの外に大変。鋼鉄で出来ている針金は硬い! 長い年月が経っている金属、しかもクネクネ曲げられているものを元に戻そうとすると亀裂が入ってきて、簡単に折れちゃいます。この作業でジョイント2つをダメにしました。代わりの針金を使うことに。
腕を外したら、ジョイント部分に何かの絵が!
外してみると、これは紛れもなくベル・エポックの頃(だと思うんだけど)の女性の顔! 多分、宣伝か何かの厚紙のボードを再利用したものなのでしょう。時代を感じさせてくれます。で、ちょうど目のところに穴が開いているので、漫画「悪魔(デイモス)の花嫁」で、卵を身体に植えつけられて、幼虫が眼から飛び出てくる、みたいなお話があったなあ、なんてことを思い出した僕。
全てを外し終えた図。
今日はここまで~
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片目のクマちゃん 其の三
http://tomos.exblog.jp/3853392/
2006-07-21T21:38:00+09:00
2006-07-21T21:41:57+09:00
2006-07-21T21:38:22+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
暑いです~。朝、シャワーを浴び終えて、直後に玉のような汗をかいちゃうくらい。フランスではすでに9人の方が亡くなったとか。
で、最近は暑さのせいで外に出なくなったので、運動不足解消のために腹筋腕立てをやったら、すねに汗かいちゃった。こんなことって、小学校とか中学校の時の体育以来ですよ~。今は手の甲に汗かいてます。今日も35℃まで行きそうな予感~。
それはさておき、クマちゃんの施術を開始せねば。でも暑くて、本当にやる気がしない!でも鞭打ってやらなくちゃ(その繰り返し・・・)。
先ず、ブラックジャックよろしく、マスクをします。ちょっと目が寄っちゃった。それはさておき、僕、やっぱり風邪気味で、鼻水と咳が止まりません。仕方ないですね。大気汚染のせいもあると思います。で、横には掃除機を待機させておきます。
で、ついに背中の切開を開始~。
ジョイント部分の作業をしなくちゃいけないので、中の木毛を取り出します。
すると、キュ~とか音が出ていたのであろうグローラーが顔を出しました。もちろん、壊れていて音は鳴りません。
全部取り出して、スーパーの袋に入れました。もう汗だくでしゅ。今日はこれで勘弁して~。
明日も新たなる発見がっ!乞うご期待!
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片目のクマちゃん 其の二
http://tomos.exblog.jp/3847647/
2006-07-20T21:16:00+09:00
2006-07-21T18:23:38+09:00
2006-07-20T21:16:04+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
パリはちょっとだけ涼しくなりました、といっても30℃くらいはあるでしょうか。やっぱり依然暑いままです。
それはさておき、クマちゃん。縫い付けられている頭と手足の糸を外したら、案の定バラバラ事件状態に。それを先ずお湯に漬けて、全体をほぐしてあげます。
それから洗剤を入れてジャブジャブやりますが、かなり凄い色が出ました。ほとんど100年経っているから仕方がないですかね。
明日は背中を開きま~す
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片目のクマちゃん
http://tomos.exblog.jp/3841834/
2006-07-19T21:08:00+09:00
2006-07-19T21:10:02+09:00
2006-07-19T21:08:17+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
もう2ヶ月くらい、机の上に置きっぱなしになっているクマちゃんがいます。そろそろ修繕してあげないと本当に恨まれそうで、このブログで紹介することをいい機会に、作業を始めることにしました。
パリ郊外の古物市で見つけましたが、パリ市内で行われている古物市にもスタンドを出しているフランス人の夫婦から買いました。彼らは、以前紹介したベロ出しブルドッグを売っていた夫婦です。最初30ユーロと言われて、余りにも高すぎるので「あんた達アホ」という顔をしながら帰ろうとしたら、「いくらだったらいいの?」と言われて、結局10ユーロになりましたよ~。ホッホッホ。
素材は、虫食いで毛がほとんど残っていませんが、一応モヘアで、中綿は木毛。手足と首にジョイントが入っていて可動し、目はブーツのボタンです。ということは、1900年代から20年代くらいのものだと思います。素材とフォルムからしてドイツ製だと思うのですが、もしかしたらシュタイフなのかも。でも当時からコピー品が出回っていたようなので、もしかしたらコピーかもしれません。
傷みが激しくて縫い目がほつれ、首と片足と片腕のジョイント部分が外れたために、誰かが無理矢理糸で縫いつけた状態でした。写真が暗くてわかりにくいかもしれませんが、本当にボロボロ。ということで、明日は入浴シーンからです~。
ボロボロでもニコニコちゃん~
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赤いベストのウサギさん 其の三
http://tomos.exblog.jp/3835308/
2006-07-18T19:20:00+09:00
2006-07-18T19:26:22+09:00
2006-07-18T19:20:45+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
それはさておき、修復シリーズ。
2枚の切れ端を背中から切り抜き、それを縫い合わせます。
それから足に当てて縫い付けます。
仕上がりはこんな感じ。背中の布は、赤いベストに守られて虫食いに遭っていないので毛がフサフサ。ちょっと違和感があるけど、同じ布ということで良しとしましょう。
パックリ開いてしまった背中を他の布を使って塞ぎます。前にクマのぬいぐるみを修復した時、微妙な古色に染めておいたトワル地があったのでそれを使いました。型通りに布を切り抜きます。
そして縫い付けます。
これで背中を塞ぐことができました。
赤いベストを着せて、ボタンを付けます。ボタンは恐らく3つ付いていたのが1つなくなっています。2つのボタンを付けるだけでは、ベストがめくれてしまうので、先ずベストだけすくい縫いをして閉じてしまいます。
それからボタンを付けます。ボタンはガラス製で、ガラスのボタンを使っているぬいぐるみは珍しく、アルファ社の特徴と合致します。というところでも、この子はアルファのぬいぐるみだと思えるわけです。
完成!
この子はジャズのバンドマン?
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赤いベストのウサギさん 其の二
http://tomos.exblog.jp/3830424/
2006-07-17T22:34:00+09:00
2006-07-17T22:44:23+09:00
2006-07-17T22:34:37+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
素材云々について書くのを忘れていました。モヘアがほとんどで、鼻、舌、手の平、蝶ネクタイ、ベストがフェルト製で、目はガラス。中綿は、昨日の写真から見てわかるように木毛です。大きさは耳を入れて43cm。恐らくフランス製で、50年代頃。鼻の作りと目の感じがアルファ社のものかも、と思っています。
すでにボロボロだったウサギちゃんを洗ったがために、傷口が開いてしまったわけですが、何とかしてオリジナルに近い状態にしたいと考えた僕。昨日の写真を見ていただくとわかりますが、このウサギちゃんはベストを着ていて、その下の布を使ってしまえばよいではないか!と思い付きました。そうです、皮膚移植!
最初に足にトワル地を当てます。
それから、ボールペンでカーブに合わせてなぞります。
そして線に合わせて切り抜きます。それが結構な大きさで、背中部分を使うにしても、かなりギリギリ。背中は一直線に縫い目があって、その縫い目を避けては切り取れず、仕方なしに縫い目を真ん中に持ってきて2枚の切れ端を取ることに。
先ずは背中の縫い目を外します。
ちょっと残酷ですが、切り抜いたトワルを背中に当て、その形通りにモヘアの地を切り抜きます。
今日はここまで~
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赤いベストのウサギさん
http://tomos.exblog.jp/3823746/
2006-07-16T21:00:00+09:00
2006-07-16T21:01:10+09:00
2006-07-16T21:00:34+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
日本も暑いようですが、ずっと暑い日が続くフランスは、特にパリで物凄い大気汚染になっている模様。僕の肺もちょっと調子がおかしいです。
それはともかく、昨日のアヒルちゃんは反応無しで寂しいけど、まあ仕方ないか。
今日から修復シリーズやります。この前のクマからすると規模が全然小さいですが。見ての通り、このウサギさんは足を負傷してます。今日から治療開始です~!
昨日紹介したアヒルちゃんと同じときに、性転換者のオバチャンから買いました。で、恒例の値切り話。最初このウサギちゃんは20ユーロで、アヒルが10ユーロ、2つで20ユーロと言われ、余りにも高いとにこやかに文句を言い、「いくらだったらいいの?」って言われて10と答えると、オバチャンは奥のトラックの方へ行ってしまいました。怒らせちゃったかなと思いましたが、そうではなく、ビニール袋を取りに行ったのでした。言ってみるもんだなと思いましたよ。ウサギちゃんは最初から状態が悪くて、ま、適正価格でしょうか。
それで家に帰ってきて、ウサギちゃんを洗っている間に、足の部分が段々開いてきちゃって、腐っていた布部分が溶けてしまいました。もうこれは修復するしかない! 決意を固めた僕でした。
明日はパターン取りから始めます~
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アルファの特大クマ 番外編
http://tomos.exblog.jp/3712601/
2006-06-27T22:12:00+09:00
2006-06-28T02:25:02+09:00
2006-06-27T22:12:20+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
アルファの特大クマの修復シリーズは昨日で終了ですが、今日は特別番外編。クマちゃんと撮影大会をして欲しいというリクエストがありましたので、同じヴィシー柄のシャツを着て、急遽写真を撮って大公開!
確かにクマだけが写っている写真じゃサイズがわからず、せっかくの大きさを誇ることもできず、きっとクマちゃんは欲求不満だったはず(ちょっと韻踏んでる?)。
この子の背丈は85cmで、僕が174cmなので、およそ半分ですね。家にいるぬいぐるみの中でも最大級です。
ちなみに、クマちゃんの隣に見えるグレーの子が、我が家にいたアルファのぬいぐるみの中で一番大きかった子。2匹を比べてみると、大きさが全然違うので、もしかしたら2つの間にもう一つ大きさがあったのかもしれません。
外を一緒に歩いてみたいけど、もちろん自分から歩いてくれないので、乳母車が必要かな、とか色々思案中。いずれにせよ、もうちょっと涼しくなかったら、ちゃんとした撮影会します~。
明日はセレブ日記をやります~。
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アルファの特大クマ 其の九
http://tomos.exblog.jp/3706066/
2006-06-26T21:18:00+09:00
2006-06-26T21:25:37+09:00
2006-06-26T21:18:04+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
先ずケープ。水玉モチーフの薄布を使いますが、いきなりだと失敗するので、紙を使ってパターン作り。絵本の中のナヌーちゃんと、我が家にいるアルファのぬいぐるみを参考にしてフォルムを決定。
買ってきたケミカルレースは、そのままの幅だと太いので、上の部分を折ってプリーツ状にしてトリミング。首に当たる部分には、昔蚤の市で買ったシャンパンピンクのリボンを使いました。
ズロースはトワルを使ってパターンを作り、同じように裾をレースでトリミングし、両脇をリボンで留めます。このリボンは新しく買ったもので、ピンク色だけど、ややプラムっぽい色。
ヴィシーと呼ばれる格子柄の布を使ってスカート部分を作ります。ヴィシーというと、水の産地として、あるいは第二次世界大戦の終わりまで政府が置かれていた場所として有名ですが、ここがこの布の産地なのか、調べたけれどわかりませんでした。ケミカルレースを折りながら縫いつけ、クマちゃんにはかせます。
胸元にボタンを4つ、足元に蝶結びにしたリボンを縫い付け完成。
スカートの色がやや薄いんですが、まずまずの出来でしょうか。これって、ノリが限りなくピンクハウス?
アルファのぬいぐるみ修復もこれで数体目で、結構慣れてきたかもしれません。アルファって状態の悪い子が多いので、修復し甲斐がありますね。汚れていればいるほど、壊れていればいるほど燃える。何だか中毒です~。
↓明日は何を紹介するか未定ですが、
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アルファの特大クマ 其の八
http://tomos.exblog.jp/3698058/
2006-06-25T15:50:00+09:00
2006-06-25T15:52:45+09:00
2006-06-25T15:50:39+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
綿を詰め切ったけれど、その先も中々大変です。
最初から気になっていたのがこの子の鼻。アルファのぬいぐるみの鼻って、全てフェルト製で、擦り切れてしまっているものがほとんど。この子の場合も、一部分がなくなっていて、中綿が見えていました。ま、擦り切れるほど愛されていた、という証なのでしょう。
で、施術開始。鼻を固定している糸を切って、鼻を取り、フェルトを広げて同じ形に新しくフェルトを切り抜きます。
そして中綿を戻してグシ縫いをし、丸めてから糸で縫い付けます。
笑顔に自信が感じられますかね。
↓この特大クマシリーズは、
とうとう明日でお終いで~す♪
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アルファの特大クマ 其の七
http://tomos.exblog.jp/3693963/
2006-06-24T22:20:00+09:00
2006-06-25T00:18:16+09:00
2006-06-24T22:20:50+09:00
tomoakishimizu
修復シリーズ
昨日からの続きで、ジョイント部分の話から。
樹脂板に通した針金を、腕の内側から出すようにしますが、やはり布一枚だと頼りないので、裏側に厚めの接着芯をアイロンで貼ります。
そして針金を通して樹脂板を固定しします。
アルファのぬいぐるみって、靴の底部分に厚紙が入っているのですが、この厚紙のせいで布が当たって擦り切れている場合がよくあります。ですので、この底部分にも裏側から接着芯を貼ります。ちなみに靴底にボールペンで書いてあった持ち主の名前などの文章は、漂白剤のせいで消えてなくなりました。残念だけど、ここで嘆いていても仕方ない!
腕に綿を詰め、手で縫合し、それを胴体と繋ぎ合わせる作業。胴体の内側にも樹脂板を入れますが、樹脂板が当たる部分に接着芯を張っておき、針金を通します。
胴体の裏側で針金を曲げて固定。これで腕が動くようになります。
頭に綿を詰め、目玉を付けます。最初に付いていた位置に大きな穴が開いていたので、位置決めをせずに済みました。
綿を全て入れ、縫合し終えた図。でも、これで終わりじゃ全然ないんです~。
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