カテゴリ:クマシリーズ( 155 )

11月25日の巻 其の二

e0074478_22402385.jpg

 今日は土曜日。本当だったら蚤の市へ行くつもりだったのだけど、また朝から雪です。お家でゆっくりすることにしました。写真は家の前の花屋を写したもの。寒そうでしょ。

 さて、昨日の続き。

 JPMのコグマをゲットしてすっかりウキウキ(死語?)になってしまった僕。他にもぬいぐるみ以外のものを色々と買い込んでしまい、すっかり散財してしまったので帰ろうと思ったら、そういうときに限ってフランス製の大きな茶色のクマを見つけてしまいます。

e0074478_22413211.jpg


 売っているフランス人のオジサンに値段を聞くと30ユーロでした。この値段って微妙で、直ぐに買おうと思える値段ではないし、でも値切ったりすると場合によっては怒られたりもする値段。あれこれ考えている間に、オジサンは足に付いている120ユーロの値札を外して捨ててしまいました。この大きなクマは、元々パリ市内のアンティークショップで150ユーロで売られていたもので、今年になって店主がロサンジェルスへ移住してしまったためにオジサンが譲り受けたとか。しばらくは120ユーロで売っていたけど、売れないことがわかったのでしょう。「30ユーロでいいよ」なんて言います。でも手足はグラグラだし、一箇所大きく裂けていたので20ユーロに値切ってみました。ちょっと渋い顔になったけどOKに。

 このクマ、いくつか違うタイプを持っていますが、もしかしたら先述のJPM社のものではないかと思っています。手足の部分は太い針金を貫通させて可動できるようになっているのですが、構造は全く同じだし、JPMのクマの鼻は糸で刺繍されていて、大きなクマの方はベルベット素材の布という違いはあるものの、形は三角で似ているし、モヘアだったり、シルクのベルベットだったり、素材使いも共通点があります。ドイツのシュタイフ社製のクマと比べてしまうと、フランスらしい(?)いい加減さと詰めの甘さがありますが、それが味になっていて好きですね。体長64センチ。50年代。

 明日以降は、このクマ君の修繕の模様を書きたいと思います。

実は大怪我をしているクマ君に一票を!

人気ブログランキングへ
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-11-26 22:43 | クマシリーズ | Comments(4)

11月25日の巻 其の一

e0074478_1153581.jpg
 ああ寒い。

 今日の最低気温はマイナス5度。雪降っちゃいましたよ・・・。

 そんな寒さに屈することなく、今日は朝からパリ中心部で行われているクリスマス古物市へ行って来ました。家を出たのがちょっとばかり早かったせいか、店も出揃っていませんでしたが収穫は大でした。

 僕が集めているJPM(Jouet Paris Massy)社の耳と目がブルーの小さなクマを発見。売っていたのはアフリカ系のオバチャン。以前彼女から大量にぬいぐるみを買ったことがあったのですが、話せばわかる感じの良い人。値段の付け方も結構適当。

 で、その小さなクマは30センチくらいの中くらいの大きさのクマと輪ゴムでひとまとめにされていて、僕が小さいクマを指差しながら「いくら?」と聞くと、オバチャンは「50ユーロ。」と言うので、僕はすかざす「えええええっ!嘘でしょ!!!」とオーバーアクション。ゴムを外して小さいクマを鼻先に突きつけ、「だってこれだよ。こんなに小さいのに50ユーロなわけ?」と言うと、「あ、これはその大きい方のクマと一緒にしか売らないよ。一緒だから50ユーロ!」と言われ絶句。いや、負けてなんていられない!その中くらいのクマは全然可愛くなくて、「全く違う会社だし、欲しくない!一緒だったら誰も買わないよ、こんなもの!」と吐き捨てる僕。オバチャン酷い!抱き合わせだなんて。でもダメなものはダメ。諦めることに。

 でもやっぱり諦め切れなくて、5分くらいしか経ってなかったけどオバチャンのところに戻りました。

 「小さいクマだけ売って、お願い!お願い!」攻撃を繰り返し、観念したオバチャンは「“これくらいだったら買うだろう”値段」を言って来ました。15ユーロ。無理を言った手前、ここで値切ったら怒られる、でもそれ以前にかなり安いかもシメシメ、と思ってそのまま15ユーロで商談成立。

 素材はモヘア、中綿は木目、目はガラス。ブルーの目が本当にきれい。体長は13センチ。

 恐らく50年代のものであろうJPM社製のクマは、蚤の市仲間のYさんも集めていて、はっきり言って彼女とは競い合ってます。でもそんな競争してるのは、パリの中でも我々だけでしょうけど。


ブルーのクマさんに一票を!

人気ブログランキングへ
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-11-25 23:49 | クマシリーズ | Comments(6)

11月6日(日)の巻 其の五

 そのままセーヌ川の方へ行こうと思ったけど、物凄い人の波で中々行き着けない。先に商店街の方へ。人だけじゃなくて、乳母車の数が尋常じゃなかったです。晴れてたから仕方ないですかね。
e0074478_21112431.jpg

 ドイツのシュッコ社製の大きなクマが目に入る。売っていたのが一般人のオバサンで、これは古いのよ、値段は10ユーロ、って言われ、既にかなり安いので値切りませんでした。というのは、このオバサン、あんまり売りたくない、というより愛着があって手放したくないという感じだったので、値切ったりするとプイってやられそうな気がしたから。とっても感じの良いマダムだったけど。で、やっぱり僕に手渡す時に名残惜しそうにしてました。年代を聞いたら、自分の歳がバレるのを心配したのか一瞬躊躇しながら、40年は経ってるわよ、って。ということは60年代。目はプラスチックだし、中綿は全部木目じゃなくて手足だけコットンだけど、素材は上質のモヘアで触り心地が最高。以前紹介したシュッコのウサギくんに顔が似てますね(9月17日参照)。体長は43センチ。オバサン、良い子供時代を送ってたんだなって思いました。

ここをクリックしてクマくんに一票をお願い!

人気ブログランキングへ
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-11-13 21:13 | クマシリーズ | Comments(0)

11月6日(日)の巻 其の三

e0074478_8275452.jpg

 それから市役所の方へ戻ることに。フランス人の小汚いオバサンが、僕が集めているクマを売っていました(10月23日参照)。色はピンクで、この子はちゃんと首にリボンを付けています。しかも目はガラスじゃなくて、ブーツのボタン。かなり古い。それで15ユーロを12ユーロに負けてもらって買うことに。ブーツのボタンなので恐らく戦前のもの、もしかしたら第一次世界大戦前後のものかも。相変わらず鼻が曲がってるんだけど、このチャームには負けちゃいます。

クマくんのために一票を!

人気ブログランキングへ
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-11-12 08:29 | クマシリーズ | Comments(6)

クマ三兄弟

e0074478_20151441.jpg
 初回でご紹介したクマの兄弟です。真ん中がこの前買ったクマ。体長は約15センチ。
 右のクマと出会ったのは、確か去年の冬。場所はド・ゴール空港近くのヴィルパントという街の古物市。ここは空港に近いので、地価が安く、ということは住民も移民が多い。売られているものはバッタものばかりで、古物を売っている店が殆どなかった。でも一軒、このクマを売っているフランス人夫婦のスタンドがあって、他にもクマがいたけど、この子に目が行き値段を聞いたら30ユーロ。かなり高く感じて、20ユーロに値切ったけどダメ。それでその日は諦めました。その後どこだったか忘れたけど、他の街での古物市にその夫婦が店を出していて、このクマさんは僕の到来を待っていたかのようにそこにいました。で、ながらく売れてないことをネタに値切り作戦をし、23ユーロくらいまでに落ちて買うことに。
 左の黄色いクマは去年の春に、マレ地区のブルターニュ通りの古物市で別のフランス人夫婦から20ユーロで買ったもの。その他にもこのタイプのクマが何匹かいたけど、一度に買える金額ではないので、泣く泣くこのクマだけ選びました。
 素材はモヘアだけど、もしかしたら羊毛ではなくて絹のモヘアかも。調査してみます。中綿は木を細く切った木目。目は真っ黒なガラス。針金が付いていて、当時はボタンとしても使われていたと思う。40年代くらいのもので、ドイツ製のぬいぐるみのようにリアルではなく、どことなく顔が歪んでいて作業が雑なのでフランス製だと思います。国民性が出てますね。それでもやっぱり可愛いので、他にも兄弟増やしていきたいな。
人気blogランキングへ
[PR]
by tomoakishimizu | 2005-09-17 20:32 | クマシリーズ | Comments(2)