
いきなりですが、パリコレです~。1つ目のショーは、昨年LVMHのコンクールで大賞を受賞したマリーヌ・セールのファーストコレクション。

マリーヌ・セールはブリーヴ=ラ=ガイヤルドという、リモージュの下辺りの街出身の25歳。ラ・カンブルというブリュッセルのファッションスクール出身です。結論から書きますと、彼女の作る服は「マルタン・マルジェラとヴェトゥモンとコシェを足して4くらいで割った感じ」。それを某新聞社の記者に話したらえらく同意してくれて、「今の世の中、それが安全で正解なのかも」という寂しい結論に達したのでした。

彼女のキャリアに目を向けてみると、マルタン・マルジェラやラフ・シモンズ時代のクリスチャン・ディオールで実習を経て、最終的にはバレンシアガにいたとかで、やはりそういうことだったのか、と納得。もちろん服としての完成度は高いのですが、彼女らしさが出てくるのは、もう少し時間がかかりそうです~。
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