昨日紹介したゾウさんをゲットして「大物はいなかったけど、ゾウもカンガルーもリスも買えたし、ま、いいか」と納得させながら帰ろうとしたら、市の終わりのところ、一度その前を通っているスタンドで、この子を発見してしまいました。古着の間に挟まれていました。ドイツのシュコ社製のパンダです。ビゴ・ベロ・シリーズの一点。そのシリーズがどういうシリーズなのかよくわかりませんが、多分人間のように立ったポーズを取れるのが特徴なんだと思います。
体長38cm。表面の素材は化繊で、口の中と手と足の平部分がフェルト。目がプラスチック。中綿は何なのか不明ですが、化繊のパンヤか何かでしょう。と思って触ってみたら、胴体と頭だけ木毛で、あとはコットンのようでした。
売っていたのはアフリカ系のマダム。最初2ユーロと言われて1ユーロに値切り、1.5ユーロになりました。ま、2ユーロでも安かったんですけどね。で、この子、ご覧のようにパンツをはかされていました。しかもカビ臭いやつ。アフリカには敬虔なクリスチャンが多く、裸の状態をみっともないと思ったんでしょうか。「フランス製」と入ったタグが付いていたので「これはオリジナルではないはず」と思い、帰ってきてから即行ゴミ箱行きに。
左手の下に輪っかが見えますが、それを引っ張るとグワ~ンと呻き声のような音がします。売っていたマダムは「電池入れれば喋るわよ」みたいなことを言ってましたが、電池なんて入れるところはありません。壊れているのかと思いましたが、実はそうではなく、パンダの声を模しているのだと思います。そんなグローラーが内蔵されているので、解体するのも面倒になり、表面を中性洗剤で拭いて2週間ほど日向に。カビの臭いはなくなりました。
何年代のものかをネット上で調べてみましたが、それを示すものはありませんでした。多分60年代から70年代に掛けてだと思います。で、この子の兄弟を売っているサイトを見つけましたが、箱がついた状態で115ユーロ!日本では顔が崩れたものが29、800円!でした~。
値段って、あって無いようなものです~
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