Bonzour Japonに詳しく書こうと思っているので、ここでは簡単に。ヴァレンティノさんは今回のコレクションをもって引退なさりました。残念だけれど、会社の方針ですから仕方ありません。彼のように輝かしいキャリアがあっても、しょせんは雇われなのです。なんてことを書くと、夢もへったくれもないですかね。人を人と思わない残酷なファッション業界です。
さて、気を取り直して。最後のショーは、ロダン美術館の庭に建てられた巨大なテントで行なわれました。かなり謎な人選でしたが、セレブはユマ・サーマンとか、ルーシー・リューとか、ミウッチア・プラダとか、色々な人達が来ていました。
ショー冒頭にマルコム・マクラレンのParis Parisがかかり、「お約束だよ~」なんて思いながらもちょっと涙が出そうに。きれいなものだけを見せたかった、とヴァレンティノが語っていた通り、いつもの俺様節で安心して見ることのできるコレクションでした。
フィナーレでは、ヴァレンティノレッドの全く同じドレスをモデル全員が着て登場。意外とあっけらかんとしていて、結局涙が出なかった僕。
で、バックステージに突入。一昔前のスーパーモデル達が、ちょっと小汚い隅っこのスペースに鎮座しておりました。この写真だとわかりませんが、近くで見ると年月を感じずにはいられません。ヴァレンティノさんの引退のこともふくめて、時代は着実に変わっていっていることを痛感したのでした~。
新任デザイナーに期待です~
↓応援クリックをお願いします~♪