先月末、アリーグル市場に併設されている古物市でゲットした野ウサギくんです。もしかしたらディズニーか何かのキャラクターもの、あるいは本当にピーターラビットかも、なんて思っていますが、実際のところはよくわかりません。
今月クローズしてしまう某ブランドのプレスセールの後に、
Lioちゃんを誘ってアリーグル市場へ。広場の端っこで今までに見たことのない、浮浪者一歩手前の小汚いオジサンが足元に、今時誰も買いそうもないビデオデッキとこのぬいぐるみを置いてご商売しています。この野ウサギくんを見た瞬間、僕の心臓はドキドキ。「喉から手が出るほど欲しい~」いくら?と聞くと、10ユーロといいます。この時点であまりの安さにひっくり返りそうになりましたが、いつもの値切り癖で「5ユーロにしてよぉ」と言う僕。オジサンは「ダメ、8だ」と返し、「7にしてよ」と応酬。「ダメ」の一言で、「じゃ、いらない」。
Lioちゃんは慌ててオジサンに色々と話しかけ、何とか頑張ってくれようとしていますが、僕はそれを制止してその場を立ち去ることに。そうしたら後ろの方から「7でいい~」。
高さ37cm。表面の素材はモヘアで、服と後脚がフェルト。中綿が木毛で、目がガラス。僕の好きなマンガ眼です。首と前脚にジョイントが入っていて動きます。ほんの少しだけ虫食いに遭っていて、ホコリがうっすらかかっていましたが、ほぼ完璧な状態。だから入浴はさせません。もしかしたらシュタイフ?なんて期待をしてしまうのですが、多分40年代頃のドイツ製でしょう。買ったあとに、いつも古物スタンドを出している顔見知りのマダムに会い「リス買ったのね~」なんて言われました。僕にはウサギにしか見えないんですが。
Lioちゃんは、「帰ろうとするから焦りましたよ~」なんて言うので、「ちょっと女優しただけだって。いつもの手よ」。「あのオッサン、絶対に今頃酒買いに行ってますよ。ぬいぐるみの横にビールの缶がありましたからね~」。う~む、
Lioちゃん良く見てるなぁ。僕なんてぬいぐるみに気を取られてばかり。それで広場を一周して戻ってきてみたら、やっぱりオジサンはいなくなってました~。
手の平がたまらなく可愛いです~
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