数年前、パリ市内で行われていた古物市で購入したヒマワリちゃん(花びらが白ですけどね)。明日紹介するもう一体と共に、無惨にも地面に放り出されていて、駆け寄って救出。値段はすっかり忘れてしまいましたが、真っ黒けで汚かったので、それなりに安かったはず。
家に帰ってきてから、絨毯用の洗浄ムースを掛けてきれいにしました。右目の脇が虫食いにあっていて、肌色のフェルトを切り抜いて貼り付けましたが、どうも色が違います。プレス用に配られた資生堂のファンデーションを持っていたので(決して女装用には使ってませんからね)それをうっすら塗ってみました。そうしたら少しだけ違和感がなくなったかも。
素材はフェルトとコットン。中綿もコットンで、目がガラス。この子も60年代のものでしょう。体長は昨日の子と同じくらいで、44センチ。やはり波型のフェルトの縁取りは手でカットされているし、耳飾の葉っぱや、花部分の細かいところも全て手です。
単純に可愛いといえない微妙な感じのこのお人形。どうしてこういう意匠が出てきてしまうのか本当に不思議ですが、開放的になった60年代を表していると言えるのかも。素材は良いものを使っているし、無意味なくらいに布地を使っていて、やっぱり60年代って色々な意味で豊かだったのだと思わせてくれます~。
明日の子はもっと強烈なはず~
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