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ビューティフル・ピープル 2026/2027秋冬

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 メンズのパリコレクション最終日となった昨日。1つ目のショーは10時からで、6時半に起きて準備しました。というか、ここ最近は寝る時間が早いせいか、ずっと早起きになっています。決して年齢のせいにしたくない自分がいたりして。ショーのブランドは、パリでは既に2回ショーを開催しているものの、パリコレを主催するオートクチュール組合の公式カレンダーに初登場した日本のシュタイン。いつもながら、誠実な服作りをしているなと感じました。そこからサン・タンブロワーズで開催された古物市へ。やはり早い時間だったためか、色々と面白いものが見つかりました。一瞬焦ったけれど、丸く収まったお話。前々から知っている、蚤の市や古物市の手伝いをしているオッチャンが、とあるお店で店番をしていて、そこで僕は素敵なガラスケースを発見。でも中々のお値段です。オーナーはトイレか何かのために席を外していて、取り敢えず店番のオッチャンに値段交渉。思い切って3分の2に値切ってみたけれど、店番のオッチャンは僕の提案した値段より少し高いことを言います。僕はもちろん突っぱねて商談不成立。帰ろうとしたら、オッチャンは僕を引き留め、僕の言い値で折れてくれました。そのオッチャン、そんなことを決める権限があるのかな? なんて疑問に思いながらもお金を支払いましたが、店のオーナーが戻って来て、値段交渉は全てキャンセル、となることもあるため、そそくさと帰ろうと思ったら、運悪くオーナーが登場。店番のオッチャンがこれこれしかじかで、これだけ値下げして売ったと報告したら、オーナーは物凄く渋い顔になったのだけれど、以前から買い物をしている僕のことを覚えていて、無理矢理OKにしてくれました。ちょっと申し訳なかったです。急いで帰宅して昼食を取り、日本のダブレットのショーへ。スモークが焚かれる中でモデルが登場し、ボヤ~っとしていましたが、最後は暗幕を外して見やすくしてくれました。ショー後に囲み取材をしたのだけれど、駄洒落が織り込まれているアイテムが結構な数あっていつもながら面白かったです。そこから韓国のデザイナー、ポスト・アーカイブ・ファクションのプレゼンテーションへ。その前に、ホテルイビスの前を通り掛かり、思わずロビーに潜入。原稿を書き、トイレを拝借。本格的に雨が降って来て、その後の古物市巡りは諦めました。16時半に日本のタークのショーへ。これまで以上に格好良く、一つの頂点を見せてくれた感じです。18時に、アンリアレイジの森永邦彦さんがディレクションする、若い日本人デザイナー13組の合同ショーへ。面白いデザイナーが結構な数いて、とても楽しめました。最後は全員が走って登場して来て、「若いって良いな」と思わず感涙しそうに。終わってから日本のベッドフォードへ。これでメンズのパリコレは終了。何だか、日本のブランドばかりを追い掛けた6日間でした。他人事ながら、こんなに多くのデザイナーがパリにやって来て大丈夫なのかと心配になります。箔を付けるという意味でのパリ進出を狙わずに、日本で服作りをしていた方が絶対に良い、というのがパリに長くいる僕の意見です。パリコレのショーをやって、ブティックをオープンさせて上手く行ったブランドはほぼ皆無。とにかく、皆さんのことは陰ながら応援したいと思いますけれどね。
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 さて、本日は、久々にパリコレに復帰した熊切秀典によるビューティフル・ピープルのコレクションをご紹介します。 
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 このブランドは、逆さまにしても着ることの出来る服、というものが多かったりするのですが、今回も背中の裾に襟が付いているブルゾンが何点か見られたので、逆さまアイテムは継続しているはずです。
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 こちらは長袖を外すと半袖になるブルゾン。僕にとってビューティフル・ピープルの服は、余りにもコンセプチュアルに感じられて、何だかピンと来ないのですが、着てみると便利に感じるのかもしれません。
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 こちらも逆さまにして着ることの出来るケープコート、だと思います。先程プレス向け資料が送られて来ました。「上下、表裏、そして気候の変化。二面性を持つファブリック(dual-personaiity fabrics)や、舞境適応型の機能素材によって、それらは一着の服の中で移ろいゆく状態として現れます」と書かれています。はやり、逆さまに着用出来る、あるいは袖の脱着可のアイテムで構成されていたようです。リバーシブルは判りませんでしたが。今度日本で、実際に服に触れる機会を作ってみたいと思います。


今日からクチュールだけど、見るショーはゼロ~

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by tomoakishimizu | 2026-01-26 20:35 | パリコレ | Comments(0)
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