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オーラリー 2026/2027秋冬

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 昨日はメンズのパリコレ初日でした。でも、ショーは夕方からだったため、午前中にアリーグル市場&蚤の市へ。蚤の市では、いつも可愛い割れ物を売っているスタンドにて、古い陶製ピルケースと紙製チョコレートボックスを見つけましたが、結構なお値段に驚き、一旦その場から退散。昨日は1ユーロが185円を超え、過去2番目の高さ。ちなみに本日は最高値を更新です。このままだと、もしかしたら200円を超えてしまうかもしれない、なんて思い始めていて、買い付けの時はいちいち躊躇してしまいます。一方のフランスは、インフレ状態が続いていて、蚤の市・古物市の業者は販売価格にインフレ率を転嫁して全体的に値上がり傾向。ということで、どちらにとっても辛い状況には変わりがない。ただ、蚤の市・古物市業者の生活が成り立たないと、僕も仕入れ先に困ってしまう訳で、やはり彼等の生命線を維持してもらうために、こちら側が少し辛い思いをしてでも買い付けておかないといけない。ということで、再びそのスタンドに戻り、少し安くしてもらって購入することにしました。値切るのも申し訳なかったけれど、背に腹は代えられない。ところで、ヴァレンティノの創始者、ヴァレンティノ・ガラヴァーニ氏が亡くなったというニュースが昨日流れて来ました。享年93歳ということで、91歳で去年亡くなったジョルジオ・アルマーニ先生よりも長命で、デザイナーとして稀有なケースだったと思います。パリ市庁舎の舞踏会ホールにて開催されたパリ名誉市民授賞式に行ったことや、最後のショーを見たことを昨日のことのように思い出し、あの時はとても良い時代だったなぁ、と改めて思うのでした。ヴァレンティノという偉大なブランドを築き上げ、栄華を誇りましたが、時代は大きく変わり、今後は彼のような一世を風靡するようなデザイナーは出て来ないでしょうし、ファッションがカルチャーの一翼を担う状況は二度と戻って来ないはず。一番良い時代の最後の瞬間をデザイナーとして過ごせたラッキーな人だった、とも言えるかもしれません。それだけに遺産が膨大であることは想像に難くなく、イヴ・サン・ローランや高田賢三さんのように、今後所蔵品がオークションに掛けられることでしょう。ファッションにまた一つの区切りが出来ました。合掌。
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 さて、本日はこちら。トロカデロ広場の人類博物館のホールでショーを開催した、岩井良太によるオーラリーのコレクションをご紹介します。
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 今季は、暗闇や陰鬱な側面を持つ冬を、違った形で思い描いたらどうなるか、というアイデアを出発点にしたそう。
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 コートやブルゾンなど、重衣料は軽い素材で作成。カーフスキンによるダウンブルゾンやウールのダッフルコート、ムートンのジャケットなど、ボリューム感を出しつつも、重々しさを漂わせない色使いをしています。
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 これまでのパステル調のカラーパレットとは異なる、秋冬らしくない強めの色合いも今季の特徴。
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 軽さも備えているので、通年は難しくても、春先まで着られそう。サイズが微妙に大きなデニムパンツが、何となく垢抜けない感じもしましたが、それは計算されてのコーディネイトだったはず。適度な“普通感”を持たせるのも、今後のファッションの流れの一つとなりそうです~。


本日見たショーはゼロでした~

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by tomoakishimizu | 2026-01-22 00:11 | パリコレ | Comments(0)
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