先週の金曜日のこと。いつもお声掛け頂いている地元のギャラリー、CREATIVE SPACE HAYASHIさんにお邪魔しました。その日は、11月にDMハガキを頂戴し、とても気になっていたクロアチアのアーティスト、イワン・ラツコビッチの作品展の初日。ラツコビッチ氏と親しかったラツコビッチ・アート・ジャパンの川崎さんが管理している作品が展示されていたのだけれど、それが結構な数あり、とても見応えがありました。専門的な美術教育を受けていないアーティストによる作品ということで、ナイーヴアートというジャンルにカテゴライズされるようなのだけれど、ナイーヴ(子供っぽい)というのはどうかな、と思います。確かに稚拙な部分は見えなくないのだけれど、それも含めての個性というか強い世界観があり、見れば見る程引き込まれて行きます。何よりも絵心があり、描くことへの強いエネルギーが画面から伝わって来ます。ガラスの裏側からペイントしたガラス絵が広く知られていますが、水彩画も魅力的。キリスト教的な清貧さを感じさせるテーマが多く、何となく土の香りが漂って来てとても味わい深い。人間は、こういった素朴な空間に戻って行くのが一番幸せなのかもしれない、と思いました。フランスなど世界中で展覧会を催していたようですが、2004年に逝去。これからもっと評価されて然るべきアーティストと思います。販売されている作品もあったけれど、ちょっと手が届かず。来年、また展覧会があるようだったら、貯金しようかな、と本気で思ってしまいました。でも、評価が高まったら値段も上がりそう。困る…。とにかく、素敵なアーティストとの出会いに感謝です。
さて、本日はこちら。パリ市内の教会のバザーで見つけた、『ロアンのオルガン奏者の女』モチーフのマルキーズ・ドゥ・セヴィニエの紙製チョコレートボックスです。情報が多過ぎて、何が何だかわからないかもしれませんが、マルキーズ・ドゥ・セヴィニエというチョコレートメーカーよるチョコレートが入っていた紙製の箱で、アンジェ城にある16世紀のタペストリー、『ロアンのオルガン奏者の女』をモチーフに描いたイラストをプリントしています。内側の底面にマルキーズ・ドゥ・セヴィニエの名前が、そして箱の裏面にタペストリーのタイトル『la dame de Rohan jouant de l'orgue』が入っています。