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キコ・コスタディノフ 2026春夏

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 一昨日の夜、実家に戻って来ましたが、明けた昨日は、思うように事が進まず、もがきながら過ごしました。まぁ、想定内でしたが。午前中はブログの記事アップをし、新しい原稿の仕事の下準備。今回のパリコレについて書くのだけれど、各ブランドに写真の使用許可をもらうためのメールのやりとりに時間を取られました。昼食を挟み、父親と生協へ買い物に。昼食用の魚を大量に購入し、部屋に戻ってから下処理。同時に、夕食用の肉じゃがの肉の味付けをしました。商品の値札付け作業をしようと思ったけれど、『5時に夢中!』を点けたら見入ってしまい、ついつい手が止まってしまって作業が進みません。ジョナサンが結婚ですって。中瀬ゆかりさん落涙。それはさておき、それでもパリから運んで来たラックの手入れを必死にしました。スパイスを販売する時にお店で使うためのラックなのだけれど、底面が錆びています。それをヤスリで削ぎ落し、ペンキを塗る作業をしました。ガラスが無くなっている写真立てのために、ガラスの切り出し作業もしたし。それなりの仕事量だったかもしれません。夕食後に、今度こそ値札付けを頑張ろうと思いましたが、どうにも身体が動かず。素直に寝ることにしました。昨日は水のような鼻水が流れ出ることが何回かあり、未だ完全には病が治っていないよう。深い咳と痰も残っているので、無理をしないように気を付けないといけません。かと言って、ボンヤリしてもいられない。神戸阪急さんで開催のフランスフェアのための荷物は、月曜日の午前中に必着です。明日には12箱程を送りたい。既に10箱は仕分けしてあるので、あとは段ボール1箱分の商品の値札付けをするだけ。今日こそは頑張ります~。
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 さて、本日はパリコレ会期最終日に行われた、キコ・コスタディノフのコレクションをご紹介します。当日の朝、アリーグル市場&蚤の市に行っていたら遅くなり、ギリギリセーフで入場しました。
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 今回は、自身の服作りの原点に立ち返り、素材・構造・バランス・プロポーションを探求する楽しさを追求したそう。また、フェティッシュな作風を持つアメリカ人アーティスト、クリスティーナ・ランバーグの絵画作品からの影響を受け、彫刻的なラインを服に投影。今季は彼女の協力のもと、2点に限って彼女の作品に見られるシルエットを服に応用しています。それがこちらのドレス。
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 ブルガリア出身で、ロンドンを拠点に活動をしているコスタディノフですが、ウィキペディアを読むと、一番影響を受けたデザイナーが山本耀司だそう。作品からはその影響が見えず、良く判らない。とにかく、キコ・コスタディノフはキコ・コスタディノフ。
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 これまでもパッチワークやカットワークを駆使した作品が多く、凝りに凝っているので、見ていて少々しんどくなることもありました。でも、最近は慣れたかも。もしかしたら、コスタディノフ自身も気付いていて、徐々に削ぎ落す方向に向かっているのかもしれません。まぁ、それは僕がそう思っているだけの話ですが。凝った作りが彼の作風であるわけで、それを無くしてしまったら彼の持ち味が失われてしまう。でも、手数が増えるとそれだけ商品の値段が上がってしまい、世の中に流布しなくなる。もう少し知られても良いデザイナーだと思うのだけれど、彼のコレクションを見ていると、自らの創造性を貫くことの難しさを感じるのでした。


これで今回のパリコレリポートは終了です~

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by tomoakishimizu | 2025-10-17 10:51 | パリコレ | Comments(0)
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