人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ジャン・ポール・ゴルチエ 2026春夏

ジャン・ポール・ゴルチエ 2026春夏_e0074478_06073100.jpg
 昨日の日曜日も仕入れを頑張りました。それはそうと、体調について。病に罹ってから1週間程が経ったのにもかかわらず、本調子には戻っていませんが、明らかに回復傾向にはあります。ということで、昨日は中々調子良く周れたと思います。朝は、前日同様ヴァンヴの蚤の市から始めようと思っていたものの、13区のビュット・オ・カイユ地区の古物市がいつも良い感じなので、優先することに。ただ、住民主体なので、早い時間に行っても出揃っていません。かと言って、午前中で終わるヴァンヴにも行っておきたかったので、10時ピッタリ位に到着し、1時間強で廻ることに。結構な大物を買い続けてしまい、モノプリの大型バッグ3つを肩から掛けて歩くこととなりました。自分のコレクションにしてしまおうかと悩むものにも遭遇出来て、本当に良かったです。速足で見て11時25分くらいに終了。バスとトラムを乗り継いで、11時45分頃にヴァンヴに到着。結局、卓上ランプを1つ買っただけでしたが、その足で直ぐ近くのディド通りの古物市へ。ここでも結構買ってしまい、身動きが取れない状態に。バスでアレジアに移動し、地下鉄で部屋に戻りました。昼食を取って、今度はポン・ヌフの古物市へ。一昨日行ったら開催されていなくて、空振りをした場所です。インターネット上の古物市情報サイトに昨日も掲載があり、「今日こそはやっているに違いない」と思って行ったら、結構な規模で開催されていました。とはいえ、知っている業者ばかりだし、その他は自分の着古した服を売っている住民ばかり。それはそうと、最近とても気になるのが、日本のお隣の国の人達の出店者。以前は、シーツを敷いて、拾って来たものを置いて売っているオジサンオバサンばかりでしたが、最近は若い人達が新品のコスチュームジュエリーを売っていて、似たようなお店が何軒もあるのです。ジュエリーの他に柄物の靴下も定番。そして最近はラブブ(ウサギ型人形)も売っています。ラブブって、ついこの間のパリコレ中に覚えた名前なのですが。世界的に流行っているようで、子供のいるファッションジャーナリストさんが、「お土産に買った」とか言っているのを耳にし、「何それ?」と思っていたら、古物市で目にしていたものだったのでした。とにかく、商品構成がほぼ一緒のお店が何軒も出店しているので、元締めが一緒のような気がします。恐るべし。そこから11番線で移動し、テレグラフの古物市へ。1点だけ買ってブロシャンへ移動。古着ばかり。古着といっても、最近のファストファッションの服ばかりで何も買わず。今度は南下してポー・ロワイヤルへ。お値打ち物を発見か、と思うものに出会ったのですが、専門家に見せなくてはならず、店頭に出すにはしばらく時間が掛かりそう。18時半に部屋に戻って来て、パリコレのリポート記事原稿を編集部に送り、ブログをアップして昨日の仕事を終えました。取り敢えず、出来るところまでやり切った気分。あとは、今日どれだけ頑張れるかに掛かっています。とにかく、明日の出発間際まで馬車馬(流行語?)のように働きます~。
ジャン・ポール・ゴルチエ 2026春夏_e0074478_06072944.jpg
 さて、本日はこちら。新任デザイナーのデュラン・ランティンクによるジャン・ポール・ゴルチエのコレクションです。会場はケ・ブランリー美術館の地下のボイラー室。ボイラー室といっても、物凄く広くて奥行きの深い場所でした。こちらは、毛むくじゃらの男性の裸をプリントしたファブリックで仕立てたブラトップとハイウエストスカート。
ジャン・ポール・ゴルチエ 2026春夏_e0074478_06072881.jpg
 デュラン・ランティンクはオランダのハーグ出身で、ヘリット・リートフェルト・アカデミーに通い、その後2017年にアムステルダムのサンドベルグ・インスティテュートを卒業。2024年にはLVMHプライズで、カール・ラガーフェルド審査員特別賞を受賞し、今年はインターナショナル・ウールマーク賞やコンクールのアンダムで受賞しています。 今年4月に、2015年春夏コレクション以来休止していたジャン・ポール・ゴルチエのプレタポルテがデュラン・ランティンクを迎えて復活することが発表されたのでした。
ジャン・ポール・ゴルチエ 2026春夏_e0074478_06072662.jpg
 それで、肝心のショーでしたが、とにかく際どかったです。目の前に某ファッション誌の編集長さんが座っていたのだけれど、いちいち顔をしかめているのが目に入り、気になって仕方がなかった。こちらはメンズ。肩の部分で挟んで固定するトップスとサイドの肌がはだけるパンツ。トップスは、厳密にいうとトップスではなく、股間部分が水着というかロンパースのようになっているのだと思います。
ジャン・ポール・ゴルチエ 2026春夏_e0074478_06072429.jpg
 ブラトップとスカートのセットアップ。でも、こちらのスカートは後ろの生地が無い。そして、モデルはパンツを穿いていなくて、お尻が丸出しでした。これには結構度肝を抜かれました。その他にも、ショーの最初の方に、毛むくじゃらの男性の裸をプリントしたオールインワンを着用した女性モデルが登場したのだけれど、中央部分に写っていてはいけないものまでプリントされていたのでビックリでした。某テレビ番組のディレクターは、「もちろんテレビで流せない」と言っていました。
ジャン・ポール・ゴルチエ 2026春夏_e0074478_06072211.jpg
 ジャン・ポール・ゴルチエのアイコンであったコーンブラのデュラン・ランティンク的な解釈、なのかもしれませんが、ちょっと違うか。
ジャン・ポール・ゴルチエ 2026春夏_e0074478_06072007.jpg
 これで街に繰り出すのはどうかと思うのだけれど、スカート部分は下に落ちたりせず、しっかりと固定されていて、良く出来ているなぁと感心です。コレクションは、普通に街着にならないアイテムばかりで、もしかしたらコマーシャルラインを作るのかもしれないけれど、「それにしても…」と思います。 
ジャン・ポール・ゴルチエ 2026春夏_e0074478_06071802.jpg
 ほとんど裸ですが、この鳥かごのような構造のドレスは美しかったです。ショー後は、急いで次の会場に向かったので、写真を撮っている余裕がありませんでしたが、ジャン・ポール・ゴルチエ本人の前を通ったら号泣していました。あとから、別のジャーナリストさんに見せてもらった動画では、デュラン・ランティンクと抱き合って落涙しています。どうやら、御大からお墨付きをもらえたようです。良く判らないけれど、良かったです~。


1月にオートクチュールも発表するそう~

人気ブログランキングに投票!
by tomoakishimizu | 2025-10-13 16:33 | パリコレ | Comments(2)
Commented by オバギャル at 2025-10-15 05:23
ブログ拝見してるよ
際どいファッションは見るだけにしとくわ…着用したらお肉がハミ出るから(笑)

じゃあ2026/3月に逢おうね
小麦アレルギーも治るとイイね
健康管理(していると思うけど)ガンってや〜私の創刊号は私の不手際でストップ中…印税なんかは先の話だわ(泣)
だから友君の物は購入出来ないからね
じゃあお元気でね…世界の和子より
Commented by tomoakishimizu at 2025-10-16 08:40
オバギャルさん、ご無沙汰しております。その節は有難う御座いました。
ハミ肉ファッションは、一定の層から熱い支持があるかもしれませんね。
それはそうと、本のお話が暗礁に乗り上げているとのこと。出したところで出版不況なので、苦戦は覚悟かもしれません。世の中はテレビも新聞も雑誌も本も要らない、という段階に突入しています。ついでにファッションも要らない感じ。
僕にとっても大変ですが、古物の方で頑張ります。
来年3月にお目に掛かります。その時までどうぞお達者で!
<< アニエス・ベー 2026春夏 イッセイミヤケ 2026春夏 >>