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エドワード様式のレザー製ミニバッグ

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 会期後半に突入した、ジェイアール名古屋タカシマヤさんにて開催の『フランス展2025』。入場者数は昨年よりも少ないようなのですが、この暑さの中でもお客様にはいらして頂いていて、本当に有難い限りです。それで、僕の売り場にいらっしゃるのは相変わらずレギュラーチームの方ばかり。毎年お越し頂く美男美女カップルのお客様が来場し、お買い物をして頂きましたが、その話を夕食時に近くのブースの業者さんに話をしたら、既にチェック済みでした。業者の皆さんは、他の売り場のお客様もしっかりと見ているのだなとビックリ。そして、僕の売り場に来るお客様は皆さん個性的で素敵、と褒められました。確かに、各人がそれぞれ独自のスタイルをお持ちで、御自身が好きな物をハッキリと認識していらっしゃる。でも、そういった方でないと、僕の選んで来る謎な商品が心に響かないのかもしれません。それにしても、我ながらニッチな商売だなと思います。そんな感じなのに、長年に渡り百貨店の売り場を与えて頂けていることの有難さよ。2年前にイベントでお世話になった千種区のお花屋さん、バネパチームが来場して下さいました。これまたマニアックな商品をセレクトして下さいましたが、全てお花に関連したもの。方向性が明確な方は判断が早いです。昨年、ブローチを3つ購入頂いたお客様には、今年は1つ増えて4つとなり、嬉しそうになさっていたのを見るにつけ、僕もエネルギーを頂けた感じ。色々とお話をしましたが、最後には親の介護についての話題となり、10年前はそんな事を口にするとは想像だにせず。自分も歳を取ったのだなと痛感です。最後は、一昨年仕入れたものの、状態の悪さゆえに居残っていた1930~40年代のハンドバッグを気に入って下さった初めてのお客様。ハンドバッグは、細いシルクコードを手で縫い留めて全面を埋めている凝った作りなのだけれど、マチ部分の縫い糸が崩壊していて、買い付け直後に補修をしましたが不完全。価格の半額以下を提示させて頂いたものの、余りにも心許ない状態なので購入に踏み切れず、「考えます」と言い残してお帰りになりました。これを機会に、もう少し真剣に繕ってみようと思い立ち、マチの縫い目を糸でかがっていると、お客様が戻っていらっしゃいました。「あと20分くらいで完成します」と申し上げると、「地下の食品売り場へ行って戻って来ます」と言って下さいました。そして、お言葉通り戻って来て下さり、今度は古着の存在に気付かれて、何着か試着。シンデレラサイズとも言えるフィット感のジャケットとワンピースを購入して頂けました。もちろん、先述のハンドバッグも。驚く程にお似合いで、心の底から「素敵だな」と思える瞬間に立ち会えました。幸せ。そうして気付いたら閉店時間。皆さんに感謝です。
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 さて、本日はこちら。アリーグルの蚤の市で見つけた、エンボス加工を施したレザー製ミニバッグです。ミニという表現は実に曖昧なのですが、実際に口紅とハンカチくらいしか入りません。こちらは裏面で、レザー用の艶出し剤を塗ってから撮影しています。1枚目の写真は塗る前に撮影。両面とも同じモチーフです。
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 この種の小さなレザーバッグは、1901年から1910年という短い在位だったエドワード7世時代にイギリスで流行したそうです。イギリス製か否か、全くわかりませんが、モチーフだけを見るとロココリバイバルな雰囲気で、至ってフランス的。会場入って右手のガラスケースに入れてありますので、是非探してみて下さい~。

フランス展2025
2025年8月26日(火)まで
ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階 催会場
〒450-6001 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番4号
10:00~20:00営業(最終日のみ17時閉場)
電話:052-566-1101


会期はあと2日です~!

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by tomoakishimizu | 2025-08-25 09:15 | 服飾 | Comments(0)
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