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アンダーカバー 2025春夏

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 昨日は夏至で、パリにおいて一番気の滅入る日。時の文化相、ジャック・ラングが制定した、どこでも音楽を奏でて良い日、フェット・ドゥ・ラ・ミュージックです。その区の中では一番騒々しい繁華街のど真ん中に住んでいるので、夜半過ぎまで眠れないのが常。昨日は目の前のカフェがDJブースを作り、18時くらいから中々良い選曲でスタートしました。僕がレコードで持っている曲がかなりの頻度で掛かったので、良いと思っただけですけれどね。頑張って原稿を書きましたが、全く集中出来ず、20時頃に諦めて入浴し、夕食を取り布団の中へ。昨日は夜行われたショーは招待されず、その続きのパーティには呼ばれたのですが、不安定な治安を理由にお断りしました。フェット・ドゥ・ラ・ミュージックの日は地下鉄が朝まで動き、郊外から悪い輩がわんさかやって来るので、実際のところ治安は悪化します。ということで、部屋にいることにしたのですが、全然眠れません。音楽も最初は良かったのだけれど、段々と大衆に迎合し始め、クイーンやダリダやカイリー・ミノーグが掛かって支離滅裂。人々は絶叫しながら歌い、ほとんどカラオケ状態になっていました。そうして2時前に終わり、やっと寝られました。明けた本日は、何となく寝不足。致し方ない。頑張ります~。
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 さて、本日は高橋盾によるアンダーカバーをご紹介します。ウィメンズの要素をメンズに取り入れたかったという今季。彼自身の頭の中ではウィメンズとメンズの境目が無くなって来ているそうで、今後はメンズの会期中に最新コレクションを発表するそう。その方が様々な意味で合理的で、無駄が省けると思います。
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 今期は冒頭からBGMとして流れたオーストラリアのバンド、グラス・ビームスにも影響を受けたそう。YouTubeで見つけ、彼等にショー用の音楽を依頼。MVでは、最新コレクションからのアイテムをコスチュームとしてまとっています。
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 年齢を重ねるごとに着心地や肌触りが気になって来たとのことで、今季はリネンなどの自然素材を多く使用したそう。
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 スカートの要素も様々なルックで見られました。これまでと比べたら、確かにフェミニンかもしれませんが、取り立てて奇異に思わなくなってきました。
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 様々な対立や不安定な情勢に対し、世界平和と安らぎを強く願う気持ちを込めているそうで、ファッションの中ではそれが実現出来るはず、と語っていました。それはそうなのですけれど、残念ながら広い世の中的にはとても違っています。どうにかならないものか、とは思いますが、なりませんね、きっと。目の前にあるタスクと真剣に向き合うのみ。忍耐を要する時代は暫く続きそうです~。


今日はドリスのショーがハイライト~

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by tomoakishimizu | 2024-06-22 23:10 | パリコレ | Comments(0)
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