
先月末、パリに戻って直ぐくらいに、某ブランドに勤める30年来の友人に会い、会社の売れ残り商品のセールに招待してもらいました。セールといっても、会社内で独自に開催するのではなく、様々なブランドのセールを一手に引き受けている会社に委託するケースが多く、今回もその例に漏れず。そのセール専門会社のホームページ上で事前に個人情報を打ち込み、セール会場に入る時間帯は火曜日の午後を選択して登録完了。セールとはいえ、そもそもの店頭価格が高額のため、大幅値引きされていてもきっと手が出ないはず、とは思っていましたが、ほんの少しだけ楽しみにしてはいました。それで、毎日のように仕入れをする生活をしていたら、そちらに没頭してしまい、セールのことが頭からすっぽりと抜け落ち、「ああ~、そういえばセールがあったこと忘れてた」と思い出したのが木曜日。自分のファッションへの情熱の冷め加減を確認したような気がし、我ながら笑ってしまいました。まぁ、散財せずに済んで良かった、くらいに思ったのですけれどね。でも、その日の内に「あなた、登録したのにセールに来ませんでしたよね。でも安心して下さい。金曜日と土曜日もお待ちしています」というメールが届いたのでした。そんなメールをよこすということは、セールの売れ行きが微妙ということに違いなく、少しでも売り上げの足しになるように行ってあげないと、友人の雇用にも影響すると思い、昨日の午後一番に行くことにしたのでした。場所はバスティーユに程近いイベントスペース。以前、日本酒の展示会が開催されて行ったことがあったのですが、どういうわけか窓が開かない作りになっていて、とても蒸し暑い。セールが始まって4日目なので、ごった返してはいないけれど、それなりに人が入っていて、相変わらず蒸しています。皆、汗ダラダラ。それで、服については7割引きくらいになっていても、ユーロ高のせいもあってとても買えません。それ以前に、欲しいものが無かったのですが。靴を見てみたけれど、合うサイズが無く。財布があったら買っておくか、と思って見てみたら、400ユーロ(約6万8千円)が132ユーロ(約2万3千円)になっていて、これだったら良いだろうと思って購入。荷が下りた気がして、ちょっとだけホッとしました。友人の首も繋がったかな。帰り際に、入り口の壁に貼ってある紙を見たら「3点以上の購入で更に2割引き」と書いてあり、そこまでしないと売れないのか、とビックリ。とにかく会場内には服がひしめいていて、でも値段が値段なので、最終的にその3分の1も売れないはず、と思いました。ハイブランドビジネスの厳しさを実感。取り敢えず、そのブランドは某アパレル企業の傘下にあるので、どうしても売り上げを取らなければならないという差し迫ったものが無いのかもしれませんが、こんなご時世なので、そのパートナーシップもいつまで続くかわかりません。勝手ながらも、暗澹たる前途を心配してしまったのでした。

さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた。スペインのグーラという木製のおもちゃを作っている会社による闘牛士と牛のフィギュアです。グーラのフィギュリンは、僕の個人的なコレクションの中にも何体かあるのですが、とても緻密で繊細な作業をしていて、どれも美しい仕上がりです。こちらは牛の胸辺りに入っている刻印。グーラは、1940年代にバルセロナのグラフィックデザイナー集団によって母体が作られ、1970年代に起業。現在も、子供用の木製パズルなどの知育玩具を作っています。こちらのフィギュアは、おそらくは1970年代の作と思われます。

パフォーマンス最後に、長剣を牛の頭に刺そうとする闘牛士。首と手首にバネが仕込まれていて、ユーモラスな動きをします。

牛の頭にもバネ。実際に闘牛を見たことは無いですし、見たくもないのだけれど、これだったら部屋に飾っても心が和むと思います。次回以降のイベントにて、是非ご注目下さい~。
今日は古物市9カ所を巡りました~
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