
昨日よりメンズのパリコレクションがスタートしています。僕にとっての一つ目のコレクションは、末安弘明によるキディルのプレゼンテーションでした。場所はフォブール・サントノーレのギャラリースペース。

キディル(Kidill)は、デザイナーが体験したパンクやスケートボード、グランジ、グラフィティなどのカルチャーと、純粋性をミックスした造語。様々な要素が散りばめられた中に、子供特有のいたずらっぽさと大人が持つ毒々しさが同居していて、何年か前にパリで行った最初のショーを拝見しましたが、他のブランドには見られない特異性があり、キディルというジャンルが十分に確立されていると思いました。

コレクションタイトルは『Hell Haus』。今回はこれまで通りアンダーグラウンドなカルチャーの要素に、カリガリ博士などの映画黎明期のホラームービーのエッセンスを加えています。

会場には切断された手足が散らばり、サイケデリックでオプティミスティックなモチーフの服を着用したモデルが横たわっています。不穏なムードの中に楽しささえ感じさせ、そのコントラストが不思議な調和を見せていました。

奥の部屋には、マネキンに着せた服を展示していましたが、首吊りのような形態だったので、ここではご紹介しません。スモークが焚かれる中、モデルたちが起き上がってゾンビのように動き回る、という演出で締めくくりました。表面的にはポップな服、ではあるのですが、人間の裏側にあるダークな側面を抽出して服にぶつけているような節もあり、色々と考えさせられる深いコレクションでした。始まるまでは「ああ~面倒臭い」なんて思っていたのだけれど、やっぱりパリコレって面白いかも、とこのコレクションは思い直させてくれました。
この調子で頑張ります~
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