うう〜。やはり鼠害発生。数日前にリビングで走る黒い陰を見かけて以来、気のせいだと思うようにしていたのですが、次の日にパソコンを置いているラックの後ろ側のレコード棚の端に糞を発見。まぁ、キッチンで糞を見かけていないし、走り回ってもいないので、きっとどこかへ行ったのだろうと思っていました。そして昨日は、窓側のレコード棚からお気に入りのレコードをピックアップする作業をしたのですが、窓とラックの間に粘着シートを仕掛けていることを思い出し、恐る恐る覗いてみると「あ〜やっぱり」でした。真っ黒な子がベッタリくっついています。絶望感に襲われながら、ビニール袋に入れてゴミ捨て場へ。中々フレッシュな香りが漂ってきたので、息絶えてから時間が経っていなさそう。あの、黒い陰の子に違いありません。何日かの間、同じ部屋で一緒に寝ていたと思うとゾッとします。まぁ、知らぬが仏で良かったのですが。それにしても、一体どこから入ってきたのか。今度パリに戻ってきたら、リビングの壁と床のチェックもしたいと思います〜。
さて、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、マイセンのケーキ皿です。
剣の持ち手部分の先端が丸くなっているので、こちらは1815年から1924年まで使われていたもの。この裏印の使用期間が長過ぎるけれど、僕の推測では20世紀に入ってからの作品のような気がします。同じ時代のドレスデンに近いからです。マイセンとドレスデンの間で、ペインターが出たり入ったりを繰り返していたのかもしれません。
やはり絵付けとお皿自体の作りが美しく、古物市や蚤の市で見つける度にその技術力に驚かされます。実は同じスタンドにもう一枚、マイセンの大皿があったのですが、裏印のところにB級品であることを示す傷が二本入っていたので買うのを止めました。でも調べてみたら、その手法は1852年から1870年に採用されていたものだそうで、それなりに古いのなら買っておけば良かったかな、なんて思ったり。毎回勉強になります。次回のイベントにて披露する予定ですので、是非ご注目下さい~。
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