昨日に引き続き、生活不需品(?)のご紹介です。ヴァンヴの蚤の市で購入したカトラリーセット。雨が降っていたため出店数が少なく、取り立てて買うものが見当たらなかったため、無理矢理仕入れてしまいました。一体誰が買うのだろう? なんて思いながら。
それぞれの用途はよくわかりませんが、ピクルスやタラマ(タラの卵にクリームをあえたもの)など、細々したものを皆さんの前でうやうやしく扱うための道具だそうです。柄はシルバープレートで、先部分はシルバーに金をかけています。
このように、縁に金箔を押した箱に入っています。おそらくは1910~20年代の制作。
刻印が入っているけれど、ルーペを持ち合わせておらず。今度100均で買ってこなくちゃ。
型で抜いたものではなく、切り出してからモチーフを彫っています。それ相当な工芸品。昔のブルジョワ宅で、給仕が得意げに取り分ける様子が目に浮かんできます。そんな逸話を理解した上で使うと、食卓が面白いことになるかもしれません。是非お試し下さい~。
パリ蚤の市展 numéro7
2019年12月8日(日)まで(12月4日(水)は定休日のため休み)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-22-5
アンティークショップ Unikk
13時~20時営業
TEL:03-3486-4808
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