ヴァンヴの蚤の市で見つけた、赤ずきんちゃんを描いたティン缶です。仕入れ値がそれなりだったので、それなりの価格にしたら、見向きもされませんでした。
割と毒々しいイラストです。赤ずきんちゃんのコスチュームが妙にセクシーで、オオカミの表情が邪悪。赤ずきんちゃんの物語自体に、人間のエロスを絡めて説明する人がいますが、性的な象徴が散りばめられているこのイラストは正にそんな感じ。
ダモワゾーというラム酒も存在するけれど、こちらのダモワゾーは、モントルイユにあったビスケット店のようです。この缶よりももっと古い、取っ手の付いた赤ずきんちゃんの缶はネット上でヒットするのですが、こちらについては情報源が見当たりませんでした。おそらくは1930年代前後の制作。
お婆ちゃんになりすましたオオカミ。赤ずきんちゃんの顔が大人っぽいですね。
よくよく見たら、赤ずきんではなく、赤帽を被っています。これは別のお話に違いないと踏み、赤ずきんちゃんではなく、赤帽ちゃんで検索してみたけれど、結果は同じで、ヒットしませんでした。とにかく、色々な意味でレアもののようです。来月、神戸まで見にいらして下さい~。
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