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スザンヌ・ピアット作の羽の帽子

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 昨日は早起きをし、デニムの奈良さんと濱田さん、そしてバッグデザイナーの原槇ちゃんと娘のまそらちゃんと5人で、福岡空港の手前にある天婦羅屋さん、ひらおへ。10時半開店の15分前に到着し、2組目で並びました。やはりキレイな油で揚げた天婦羅が美味しいし、ちょっとでも遅くなると長蛇の列になってしまうので、どうしても早起きする必要があるのです。どれを食べても美味しいのですが、中でも海老天は今までの人生の中でも一番。濱田さんは新メニューのモッツァレラチーズをオーダーしていたけれど、単にインスタ映えを狙った商品だったようで、もう頼まないと言っていました(笑)。それから空港まで送ってもらい、実家に戻ってきました。話は前後しますが、その前日には奈良さんに車を出して頂き、濱田さんと3人で日田へ行ってきました。名物のプノンペンラーメンを食べて、デニムのお客さまのお友達が運営する天領日田洋酒博物館へ。熱烈な館長の熱烈な歓迎を受けました。ウィスキーを中心とした洋酒関連グッズが山のように、でも整然と展示されていて、一見の価値ありです。僕が扱ったことのあるお酒関係の灰皿やキーホルダーなどもいくつかあり、その守備範囲の広さにもビックリ。夜8時からは併設されている雰囲気満点のバーがオープンするそうで、夜に行きたいなぁと思いました。その後は道の駅を二か所巡り、久留米と久留米近郊を満喫。次回は湯布院へ行こう、という話になっています~。
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 で、本日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、スザンヌ・ピアットという女性の手による帽子です。羽を縫い付け、先端を接着。素敵なアイデアだけれど、完成させるまで大変だっただろうと思います。
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 スザンヌ・ピアットについての詳細は、ネット上でもほとんど出てきませんでした。雰囲気から察するに、おそらくは50年代の作。唯一出てきたオークションサイトには、50年代と書かれていたので、おそらくは50年代を中心に活動していたものと思われます。ポンチューは、シャンゼリゼ大通りの北側に並行して走る道で、建物には現在、絶対に行ってはいけないタイプの怪しげなクラブやビューティサロンが入っていて、当時をしのばせるものは何も無さそう。そんな風に色々と調べている間に、ふと頭をよぎったことが。四半世紀ほどパリにいてファッションを見続けていますが、ブランドや名前を残せる人はほんの一握りで、あとは消えていくケースがほとんど。ピアットはその後どんな人生を歩んだのだろうか、なんて一瞬思ってしまったのでした~。


自分の人生もあっという間に過ぎ行く~

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by tomoakishimizu | 2019-04-06 11:03 | 服飾 | Comments(2)
Commented by やす at 2019-04-06 21:36 x
友くん、こんにちは。今日の文章を読んでセンチメンタルというか何とも言えない気分になりました(笑)
万物流転ですね。このスザンヌさんは自分の名前を冠したお店を経営してたんでしょうが、その後の経緯を知りたくなりました。ツモリチサトがふと心をよぎります。
Commented by tomoakishimizu at 2019-04-07 08:45
やすさん、人生は先が見えないからドラマが生まれるのでしょうね。スザンヌ・ピアットについては詳細がわからず、語りようがなくて少々残念です。津森さんは、すでにキャリアが長いですし、今後も長く続くブランドだと思いますよ。パリコレでショーを開催しなくなりましたし、パリのブティックは無くなりましたが、未だにボンマルシェに売り場があるようですし(自分の目で確認したわけではないのですが)。なんて思っていたら、服の販売は終わるんですね。ビックリです。でも別のパートナーを探しているようで、今度は小さな規模で細く長く頑張ってもらいたいと思います~。
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