アリーグル市場で見つけた、おそらくはリヨン産の絹織物を収めた額です。モチーフは聖母マリアとキリスト、そして2人を讃える天使。絵のように見えますが、ジャカード織で表現しています。
この白と黒の濃淡で絵のような表現をする手法は、以前ご紹介した
リヨンの絹織物川辺の男女3人バージョンや
リヨンの絹織物 ブランコに乗る男女バージョンと全く同じで、おそらくは同時代のアール・ヌーヴォー期の制作と思われます。
キッチュな解釈を加えることで、マリアとキリストを仰々しく表現していないところに、アール・ヌーヴォー期の自由さを感じます。
額は木の枠に石膏でモチーフを盛っているため、このような割れが所々見られます。こちらも大阪で既に販売済み。先述の絹織物は画題が画題だったので、中々苦戦しています。額に入れたら売れるのか、非常に微妙なところではありますが、サイズの合う額を探さないとダメかな、なんて思い始めています~。
パリの蚤の市
2018年12月25日(火)まで
4丁目プラザ 7階 4プラホール
〒060-0061
北海道札幌市中央区南1条西4丁目
電話:011-261-0220
10時~20時30分営業
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