本日は、アリーグル市場で見つけた、ユニ・フランスの裏印の入った犬の磁器製フィギュアをご紹介します。おそらくはバセットハウンド。口を開けている様が異様です。口の中もブチと同じ色にしてしまったのが敗因でしょうか。要するに手抜き。でも、そんな適当な感じが好きだったりもするし、バセットハウンドのボンヤリした表情はそれなりに捉えられているかと。ちなみにバセットハウンドはフランス原産だそうですが、このようなフィギュアはほとんど見たことがありません。
バセットハウンドといえば…。十数年前にパリ市内で行われた、保護犬を引き取る里親を探す催し物へ行ったことがあり、そこに大きなバセットハウンドがいました。目が垂れやすい犬種というのもありますが、目の内側の赤い部分がビローンと伸びちゃって、可哀想感満載でした。「あの子はその後どうなったんだろう」なんて、ふとした瞬間に思い出すことがあります。
ユニ・フランスについて。l’Union Nationale Inter-syndicale des Marques Collectivesの略で、複数の製造会社がフランス製であることを証明するために組合組織を超えて結束した団体を意味している、ということを以前の記事、
ユニス-フランス(SFBJ)製マリア&キリスト像の中で紹介していて、会社ではなく商標の1つのようです。で、ユニなのかユニスなのか、未だ判然としていなくて、でもおそらくはユニだと思われます。ネット上で調べても情報が少なく、1963年にユニ・フランスの商標が消滅したことだけは突き止めました。ということで、こちらのバセットハウンドはそれ以前の制作、というザックリした推測を記しておきます~。
パリ蚤の市展 numéro5
12月9日(日)まで 12月5日(水)は定休日
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13時~20時営業
TEL:03-3486-4808
本日は定休日です~!
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