ブシュロン

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 ヴァンドーム広場にあるブシュロンのブティックは現在改装中のため、今回は近くにある元々銀行だったエスパス・ヴァンドームを会場に新作が発表されました。今シーズンは自然にテーマを求め、植物をモチーフにしています。こちらは羊歯のネックレス。その繊細さに溜息が出ました。
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 こちらは、フレデリック・ブシュロンが創設当時からデザインに取り入れているツタをモチーフにしたネックレス。葉の一枚一枚にダイヤモンドが敷き詰められていて、雪を表現している白い部分はラッカーではなく、オパールの一種、カショロンがはめ込まれています。このネックレス、実はハイジュエリーにしては珍しいチタンを地金に使用しています。チタンは非常に扱いが難しく、ハイジュエリーで使用されることはほとんど無いそう。今回のブシュロンは、こんな風に色々なことに果敢に挑戦していました。
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 テクノロジーを大胆に導入したネックレス。様々な花びらをスキャンし、それを3Dプリンターで複製して型を作り、実際のゴールドで地金を作る作業をしています。そうして出来上がったものが、こちらのアジサイを表現したネックレス。様々な色合いの白蝶貝を地金の上に載せていて、本当に良く作ったなぁと感心することしきりでした。
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 フラワーリングシリーズの一点。普通のリングではなく、物凄い特別感です。先ずは素材がこちらもチタン製。先述のスキャナーで花びらを3Dプリンターで立体化して型を作り、チタンで土台を制作します。その上に、スキャンした実際の花びらを乗せているのです。しかも花びらは変色しないように特別な処理を施していて、その開発に2年もかけたのだとか。更にコーティングしていて、強度が増しているそう。
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 リングによっては裏側がこのようにパヴェ(細かな石の敷き詰め)になっていて、何度もビックリさせられたのでした。実はジャーナリストの仲間内から「今回のブシュロンは凄い」と聞かされていたのですが、本当だったと納得。クチュール最後の取材をブシュロンで締めくくれて本当に良かった、としみじみ思ったのでした~。 


明日から古物~

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by tomoakishimizu | 2018-07-10 22:37 | パリコレ | Comments(0)
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