昨日に引き続き、ナポレオン三世時代の筆箱です。誰かが濡れた瓶を上に置いたようで、丸い剥がれがあります。それはともかく、色気も何も無くて絶望的に売れなさそう~。
昨日ご紹介の筆箱の2倍くらいの大きさがあります。モチーフからすると男の子用。描かれている船はスイス籍のようです。あれ?スイスって海無いな、なんて。赤十字かしら。と思ったら、スイスではなくて赤十字でした。とんだ間違い~。
ということで、赤十字の創設者アンリ・デュナンの略歴を調べてみました。こちらのモチーフは、奥に描かれている椰子の木から察するに、アルジェリアでの活動を描いているようです。19世紀末から20世紀初頭の制作として間違いなさそうです。それはさておき、結構な容量があるので、こちらについては他の用途も有り得るでしょう。机の上の整理箱として利用すると良いかもしれません。でもまぁきっと、簡単には引き取り手は現れなさそうです。やっぱり沢山集めて、『これが今の売りです』的なプロモーションを企てるしかないのかも。すっかり商人根性が染み付いちゃってます~。
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