ウランガラスのトレイ

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 昨日は、早起きして9時半に出発し、様々なパリコレ・ブランドを集めた合同サンプルセールへ行ってみました。そのラインナップについては詳細を書きませんが、日米仏伊白のハイブランドばかりで相当なものでした。会場は滞在先から歩いて20分くらい。実は一昨日もセールは行われていて、朝9時半に行ったら準備の真っ最中。「12時以降に並んでください」と言われ、お報せのメールを見たら13時半スタート。完全に時間を間違えていました。12時にイベントスタートだったのでその日は諦め、そのままunikkさん近くの広場まで移動し、パリ情報フリーペーパー『ノアゼット・プレス』の原稿を携帯ワープロで書いて、目一杯時間を有効利用。そして11時に出勤し、準備を整えることが出来たので良かったのですが。それはさておき、サンプルセール。会場の入り口には長蛇の列が出来ることを想定してか、仕切りのテープが張り巡らされていて、「こんなに並ぶんだぁ。時間かかりそう。折角誘ってもらったけれど、明日行くのやめようかな~」なんて一気に弱気に。でも、半額~70%Offのアイテムばかりで、千載一遇のチャンスをものにしない手も無く、くじけそうな気力を奮い立たせて昨日は早起きしたのでした。会場に到着したのは9時50分。僕みたいな40代は数えるほどで、他は皆学生のような若い人ばかり。ちょっと恥ずかしさを感じながら並んでみましたが、あれ?と思うほどの列の短さで、全く待たされることなく入場。その列の短さは、今の若い人のハイファッションに対する必要性&注目度の低さを直接的に表していて、ファッションの凋落を痛切に感じたのでした。適度にお洒落で安い服は街に溢れているし、スマホさえあれば外に出なくても手に入ります。その傾向は強まるばかりで、昔のような、服を作れば作るだけ売れる時代に戻ることは無いのでしょう。それは日本だけでなく、僕が拠点にしているフランスでも同じこと。僕は何年か前からパリコレは無くなると予測していましたが、どうやらそれが現実のものとなりそうなのです。3日前、ファッション通信の事務所へ行った時にプロデューサーとディレクターとヨーロッパのコレクション取材の話になり、ロンドンやミラノでは日本の広報担当者が現地に来ないケースが多くなってきた、と聞きました。そして各ブランドは今まで以上にクオリティの高い映像を自ら撮影し、配信してくれるので、わざわざ飛行機代と滞在費をかけて現地へ行く必要もなくなったとも。そもそも、現地入りしても「結局招待状は出せませんでした~。ごめんなさい」なんてブランド側から言われ、莫大な経費をかける意味が無になることも多々あるわけです。そうなると、テレビや雑誌、ウェブなどのメディアによる取材が減り、ハイファッション離れが加速する中、パリコレは衰退するのではないか、と思ったのです。まぁ、パリコレが無くなるというのは大袈裟な話で、在り方が変わるだけなのかもしれないけれど。今我々は時代の変わり目にいて、流れに逆らうことなく傍観者として楽しむ他はないのかもしれません~。
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 さて、本日は“飽きもせず”ウランガラスのトレイです。アリーグルで購入。実は、今までに全く同じトレイを蚤の市で何度も目にしているのですが、クリスタルガラスゆえに欠けているものしかなく、買うところまで行かなかったのです。でも今回、こちらのほぼ無傷のものと出会えたのでした。UVを当てないでもこれだけ蛍光色が出ているので、ウランの含有量は相当なのものと思われます。UVペンの次は、ガイガーカウンター買った方が良いのかも。
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 UVペンを当てた写真がこちら。刻印があるわけではないので何とも言えませんが、おそらくは第二次世界大戦の前後の制作で、原産国はチェコスロヴァキアではないかなと。unikkさんの会場中央のメインテーブルに置いていますので、是非ご覧になってみてください~。!

蚤の市イベント
2018年5月27日(日)まで
5月23日(水)は定休日のためお休みさせていただきます。
アンティークショップ unikk
〒150-0002 東京都渋谷区 渋谷1-22-5 1F
電話:03-3486-4808
13時~20時営業

昨日餃子を食べ過ぎたので口が臭いかも~

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by tomoakishimizu | 2018-05-20 10:36 | 調度品 | Comments(2)
Commented by やす at 2018-05-21 19:36 x
ともくん、こんにちは。昔のコレクションはクローズドな雰囲気で選ばれし者だけが見ることを許されたものでした。それが公開され庶民に伝わるには、少しタイムラグがあって「ファッション通信」、さらにライムラグがあって「Mode et Mode」のような雑誌。それが今やオンタイムで配信され瞬時に全世界に公開されるというこれ以上ないオープンなやり方へと変化しました。変われば変わるものですね。
Commented by tomoakishimizu at 2018-05-22 08:23
やすさん、同時配信というオープンな環境は出来ましたが、相変わらずパリコレはクローズドで、僕みたいなフリーランスは招待状を得るために物凄く努力をしなくてはいけない状態です。そもそも、日本の人たちは海外に目が向かなくなったようで、そのために装苑の仕事も無くなりましたし、今回ファッションヘッドラインでのメンズとクチュールの仕事も流れました。でも別の仕事が増えているので、自分の中でも変化の真っ最中なのだと認識しています~。
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