パリ市内の古物市で見つけた、アール・デコスタイルの木彫宝石箱です。1920~30年代の制作で、ノルマンディー地方産。
実はその1週間後に別の古物市にて、これと全く同じスタイルで、やや小さめのものを見つけました。売り主曰く、ノルマンディーのものとのことで、こちらの箱は先述の通りノルマンディー産とさせていただきました。ちなみに、その小さい方の箱は状態が良くなかったので購入せず。
やや無骨で垢抜けないですが、懸命にアール・デコに近付こうとする努力が見られますね。ただ、確かな技術を持った職人による工芸品であることには間違いなく、その状態から、今まで80年以上大切にされてきたことがわかります。総合的には、日本の家屋にも馴染みそうですし、意外と飽きが来ない作品かもしれません~。
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