中里唯馬は、エッフェル塔に程近い日本文化会館のホールを会場に最新コレクションを発表しました。今回は、3Dプリンターで作成した突起物が四方に付いた四角いシリコンパーツを使って、レーザーで切り抜いた布地を繫いで服を作っています。こちらはデニム素材のセットアップ。世界中でごくごく普通に着用されているジーンズ用のデニム素材を、着る人のためだけの特別なものにしたい、という意向で採用したのだそう。
こちらのベアショルダーのドレスは、バックサイドがコルセットのようにレースアップになっています。
デニムとのコンビのドレス。異素材を簡単に組み合わせることができるし、パーツの1つ1つの大きさや形をコンピュータ上で直ぐに変更できるそうで、着る人の身体に簡単にフィットさせることが可能。
冒頭では今回のコレクションの制作風景とコンセプトの説明のナレーションがフィルムで流れ、モデルが出てくる度に、服の構造を示すCGがスクリーンに映し出されました。
レザーのライダースとパンツのセットアップ。裏地が付けられていたのかどうかをチェックしませんでしたが、もし無い場合は、これでバイクに乗ったら寒いかも。
最後は「舞台に上がって近くで見て良いですよ」みたいになり、皆さん丹念にチェックしていました。パーツにはそれぞれシリアルナンバーが振られていて、間違いの無いようになっているのですが、う~ん、これは作るの大変。でも、色々と応用できそうで、このアイデアの発展形を見てみたいと思いました~。
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