アクネは、いわゆるランウェイショーではなく、プレゼンテーションという形でコレクションを発表しました。会場はリュクサンブール公園に程近い薬科大学。今シーズンは、伝統的なテーラードが存在した80年代のビジネスマンスタイルを、アクネ的に蘇らせようと試みたそうです。
円形の教室で、実際に美学を教えているという教授の男性が、アーティストによるセルフポートレートについて講義する中、モデル達が机の上を歩きます。
こちらが教授。オットー・ディクスやアルベルト・ジャコメッティのセルフポートレートなど、様々なものをプロジェクターで映しながらの講義は結構興味深くて、服を見なくちゃいけないのにプロジェクションと教授の話に引っ張られ、頭の中がチグハグになりました。
最後は廊下にモデル達が並び、詳細に観察&接写タイムへ。今回は、スキューバ用のボンディング素材を使用していたのが特徴的。かなりのボリューム感を生んでいて、面白いシルエットを描いていました。防寒には効果大。これから世界は寒冷期へ向かうそうなので、ピッタリだと思います~。
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