パリ市内の古物市で見つけた陶器製水差しです。正倉院宝物の漆胡瓶にちょっぴり形が似ていて、そちらはフォルムがペルシャの影響を受けているという話なのでペルシャ風としてみました。でも、この水差しはややゴツくて、全然別物ですけれどね。
底面にはサインが入っていますが、どこの窯のものか全く検討がつかず。ボッテリした感じが南仏っぽい感じもしなくもなく。でもルーアンかも、なんて思ったり。以前、
花籠を描いた陶器製プレートをご紹介していて、サインが似ているかなと思って見返したら全然違いました。制作年代もサッパリですが、それ程古くなさそうで、戦後のものと思われます
今までの僕だったら絶対に目が行かないタイプの陶器。このままだと、ムスチエとかカンペールにまで手を出しそうで怖いです。
こちらのモチーフは鳳凰? 全体的に、そのままペルシャを思わせるような細かいオリエンタル柄。やや稚拙で素朴な感じもしなくもないですが、すべて手彩色です。
金具部分は錫の合金、ピューター製。結構大きくて、高さは30cm程あります。またまたハードルの高いものを買い付けてしまいました~。
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