パリ市内の古物市で見つけた、おそらくはフルーツやパンなどを盛るための木彫盆です。何度かこの種のものをご紹介していますが、こちらはかなり厚めの1枚板を彫った重厚感あるタイプ。
ネット上で調べたところ、類似品が30~40年代のジュネーヴの民芸品という名目でオークションに出品されていました。確実な情報ではないので何ともいえませんが、おそらくはその辺りの時代からこの種のものが存在していたのだと思います。ただし、この盆はそこまで古くなさそう。
一見してプラスチックと思えるほど表面がツルツル。非常に美しい仕上がりで、熟練の職人によるものと思われます。民芸品って、いわゆる奢侈品のような系統だった研究がなされていないので情報が少ないし、一歩間違えるとダサくなるので非常に難しいジャンルですが、これからちょっとずつ開拓してみたいと思います~。
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