媒体が無くなって見られない~、と嘆いたメンズコレクションですが、デザインの雑誌などにも書いているので、そちらでリクエストをしたらラフ・シモンズから招待状が来ました。ということで、サン・ラザール駅裏手にある電車用の車庫へ。オールスタンディングなので、見やすくて写真を撮りやすいところを確保しました。
やはりラフ・シモンズは自己のメンズコレクションが一番面白く、才能をいかんなく発揮できていると思います。ディオールは、彼のスタイルに全然合っていなかったし、見ていて苦しかったです。メンズ担当だったら、話は違ったと思いますけれどね。
今季はオーバーサイズのダメージニットをスーツに合わせたり、オーバーサイズのAラインのダウンジャケットを登場させ、ズレやブレを絶妙に散りばめて新しさを演出していました。ダウンジャケットなんて、身体にフィットしていないので冷気が入ってきてスースーしそうです。
とにかくラフ・シモンズらしいコレクションだったので、とても安心したのでした。大きなメゾンを去ると、トーンダウンするデザイナーは沢山いますが、彼はこのまま独立系の立場を守りながらやっていけそうな気がします~。
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