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イニシャル入りウェッジウッドのスープ皿

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 ヴァンヴの蚤の市で見つけた、ウェッジウッドの陶製プレートです。中央イニシャルのところだけ印判で、あとは全てハンドペイント。同じものが3枚ありますが、それぞれ微妙に大きさが違い、手作り感満載です。

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 フランスのものとは違ってフェミニンさがゼロに近く、素っ気無いところが素敵だと思いました。一種のエキゾティズムなんでしょうか。一応ネット上で調べましたが、出所も、このBが誰だかもわからず。無闇に冠なんてつけられないはずで、きっと王侯貴族の持ち物だったのでしょう。

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 こちらの刻印は、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて使われていたものだそう。この刻印の他に、アルファベットの刻印があるはずなのですが、気付かずに日本へ運んでしまいました。そのアルファベットで制作年がわかるそう。

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 1枚だけご覧のように剥離箇所があります。ですので、こちらはお安く提供予定。

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 ウェッジウッドというと、ワイルドストロベリーとか、レリーフが乗ったジャスパーなどを思い浮かべるにつけ、「ゲっ、バブリ~。飽き飽き~」なんて思うのですが、この手の訳のわからないものだったら不愉快な気分になることはなく、売り場で自信を持っておススメできそうです~。

松屋銀座にて販売です~
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by tomoakishimizu | 2015-07-27 20:23 | 生活用品 | Comments(4)
Commented by Atsuko at 2015-08-05 16:42 x
友くんご無沙汰してます。パリは天候不順だそうですね。体調管理には気をつけて下さいませ。
こちらは猛暑日(35℃越え)最高記録の5日を更新中です。実家の30年使った居間のクーラーが2日に壊れたのですが、新しいのが届くのは12日…母には救急車のお世話にならないように気をつけて貰わないと。

このお皿をよく見ると、モチーフが日本的ですね。興味をそそられたので調べてみると、赤の模様部分が美濃焼きの赤絵付に似てる感じがします。でも古いウェッジウッドで日本製なんて聞いたことがないので、まさかねぇ…!?
Commented by tomoakishimizu at 2015-08-06 19:04
敦子ちゃん、こちらは30度を超える日もあるものの、湿度が低いので過ごしやすいです。ただ日差しは強烈で、週末の蚤の市巡りで日焼けしちゃって大変。もう白肌七難隠すとは言えなくなっちゃった(笑)。
このお皿の柄だけど、確かに東洋的だと思いました。ヨーロッパの陶磁器は、中国や日本の影響を受けているのだけれど、この皿の場合は中国ではなく日本でしょうね。もしかしたら美濃焼きの色合いと柄を参考にした可能性があるかも~。
Commented by atsuko at 2015-08-07 00:25 x
今回調べたら、美濃や有田など各地の焼き物産地では、ヨーロッパと日本は深い交流があったことを詳しく知りました。友くんがこのお皿を手に入れたのも、単なる出会いだけではないような気がします。

日焼けした友くん、ますますお父上に似てしまうかも…。昔、叔父さんが日焼けで色黒気味だったせいか、某デパートの支配人らしき方に英語で話しかけられた(外国人に見えたらしい)と聞いたことを思い出しました。子供心には、すごく不思議な話に聞こえた記憶があります。
Commented by tomoakishimizu at 2015-08-08 01:06
敦子ちゃん、フランスのルーアンの焼き物とか、オランダのデルフトは中国の影響を受けているし、クレイユ・エ・モントローなんてJAPONっていう柄があるくらい。マイセンも東洋の陶磁器を参考にしていたようですよ。ヨーロッパでは、陶磁器にモチーフを描くという概念が無かったのかも。
うちの父親が外国人に見えたって、一体どこの国の人に見えたんだろう(笑)。日系アメリカ人に間違えられたことはあるみたいだけど。
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