パリ市内の古物市で購入した、パッと見可愛らしいけれど、後から気持ち悪さがこみ上げてくるバラモチーフの食器セットです。平皿が9枚、スープ皿が8枚、オーバル型の皿が2枚、ケーキトレイが1脚あります。バラ売りの予定。
こちらがオーバル。ハッキリ言って、この皿しか欲しくなかったのですが、売主のオッサンが他も一緒じゃないと売らないというので諦めて買いました。全部抱えて友人宅のバーベキューパーティへ行き、1時過ぎに電車で帰ってきて、その重さに泣きましたよ。
ケーキトレイ。このバラ柄、ハムのように見えて気持ち悪いし、ピンクと青の組み合わせも何となく微妙。でも、そんなところがこの食器を魅力的なものにしているのかもしれません。
オーバルの底面。リモージュの窯の一つ、ベトゥール・ルグランのバックスタンプです。こちらは1920年から1924年まで使われていたもの。
そして平皿の裏には、Fルグランのバックスタンプ。こちらは1924年以降のもの。ということで、1920年代の作で間違いなさそうです。
ところで、昨日パリに戻ってきました。実家では丸5日間過ごしましたが、100円ショップやホームセンター、スーパーへちょこっと行っただけで缶詰状態。年度末の棚卸しに向けて、全ての商品チェック、値段を下げるものは下げて値札を付け替え、商品番号の付いてないものには付ける、という作業を目的にしていたものの、結果は、今回運んできた商品の整理と値札付けで終わってしまいました。特に大変だったのが、今年6月までの売り上げの打ち込みと、友人に譲ってもらったそんなに古くないビーズの仕分けと値札付け、及び、今までプピ・エ・ミミさんに置きっ放しになっていた刺繍糸の袋詰めと値札付け。後者は両親に手伝ってもらい、今までの我が家の歴史の中で初めて、家族総出の内職となりました(笑)。パリでは商品を詰めるだけでなく、リストを打ち込んでそれぞれの商品に番号を付けるところまでやらないと、日本に帰ってきてからがもの凄く面倒になると反省。そして日本では、毎日、前日に売れた商品の打ち込みをしないと後が大変になると思いました。年度末に向けて、細切れに棚卸しの作業を毎日することを課すことにします。益々遊べなくなりそうです~。
こちらの食器は8月に松屋銀座で販売予定~人気ブログランキングへ