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ヴァレンティノ メンズ 2015春夏

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 ヴァレンティノのコレクションは、ロスチャイルド家の元屋敷で、パリ市が所有する歴史的建造物で開催されました。ヴァレンティノのメンズのショーを見るのは生まれて初めて。

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 実は大変な目に遭いました。1つ前のショー、ウォルター・ヴォン・ベイレンドンクのショーが押して、クチュール組合が用意したシャトルバスに乗ったのは良かったものの、渋滞に巻き込まれ、ルーヴルで下ろされる羽目に。それからみんなで走ってメトロに乗り、ジョルジュV駅から屋敷まで全速力。といっても、WWDの村上要ちゃんとか、繊研新聞の小笠原拓郎さんは軽やかな足取りで100mくらい先を行ってしまい、僕なんてチンタラとしか走れず。坂を上り下りしてゼーゼー。何とか間に合いましたが、あんなに走ったのは久し振りで、着いてから汗がジャージャー。それを拭き拭きしながらショーを見ました。シャトルバスがあるから油断しちゃいましたが、前回のレディースのコム・デ・ギャルソンでもバスに乗ったが故に見られなかったので、今後は本気で気を付けないと、と反省したのでした。

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 さて、ヴァレンティノ・ガラヴァーニからアレッサンドラ・ファキネッティ、そして現在のマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリの2人(いつまでたっても覚えられない)に替わり、当初は然程安定していなかったものの、回を重ねるごとに充実した内容となり、とうとうメンズもレディースもクチュールも一番人気くらいの存在となりました。

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 適度なモダニティと適度な装飾性、マスアピールするキャッチーな部分と見る者を唸らせる強い創造性、それらをバランス良くミックスしているところが評価を高めている所以かもしれません。何よりも、他のメゾンが真似できない職人技を持っているところもこのメゾンの強み。ヴァレンティノ・ガラヴァーニ時代から比べると値段はこなれたといっても依然として高く、簡単に買えるものではないですが。

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 今シーズンは、ストリートウェアをクチュールテイストに落とし込み、新しい大人向けの服を提案。スカジャンやブルゾンに繊細なパッチワークやアップリケ、刺繍を施し、もの凄く豪華なアイテムが並びました。う~ん、やっぱり、他のブランドと比べても格段に高くなりそうです~。

今からショールームでジックリ眺めてきます~
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by tomoakishimizu | 2015-06-25 21:52 | パリコレ | Comments(0)
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