
結局パリに戻ってきてから毎日バタバタで、丸1日休むということもなく動き回っています。来週はメンズコレクションがスタートするので、拍車がかかりそう。で、昨日はメンズコレクションに先だって、某北欧ブランドのプレコレクションを拝見してきました。普段見ているようなショー形式ではなく、だだっ広いギャラリーの真ん中に僕と広報担当者とデザイナーの3人だけが座り、出てくるモデルが着ている服について、デザイナー自らが説明をしてくれるという、もの凄く力の入ったもの。でも、僕だけのためということを考えると(僕に仕事を依頼した主はWWDジャパンだけれど)、何だか申し訳ない気持ちでいっぱい。コレクションはいつもながら、良く練られた面白い作品ばかりでしたが、僕の方がファッションに対する情熱が冷め気味のせいか、心に響いて来るものがありません。それは完全に僕個人の問題。「ファッションはもうカルチャーの一端を担っていないのではないか」という疑念を抱いて久しいですが、先日日本で、友人の花千代さんから頂いたシェフ松嶋啓介氏との対談集『バカたれ。』に登場する人を見るにつけ、ファッションデザイナーが誰一人いなくて、「ああ、やっぱり」という感じ。極端に言うと、ファッションは文化ではなく、ただの金儲けの手段になってしまった、ということでしょうか。ま、来週のメンズコレクションが始まったらスケジュールは分刻みなので、そんなことを考えている余裕が無いし、考える必要も無くなりますけれどね。今更ながら寂しい限りです。
さて、今日はこちら。パリ市内の古物市で見つけた、アールヌーヴォー時代のミラープレートです。卓上に置き、お酒やグラスを乗せるためのもの。大きさは長いところで40cmほど。枠の素材は、真鍮にホワイトメタルのメッキと思われます。制作は19世紀末?

裏面。結構いい加減な感じですが、ま、フランスのものだからこれで当たり前でしょうかね。

登録商標を意味するDEPOSÉの文字と、工房の名前だと思いますが、ANのイニシャルが入っています。ネット上で調べてみたものの突き止められず。

一箇所このような剥離が見られますが、それ以外はまあまあの状態を保っています。この鏡が物凄く分厚くてかなりの重量。日本へ持っていくのは少々怖いのだけれど、そんなこと言っていたらこの仕事は成立しません。一か八か。段ボールに入れて運びたいと思います~。
精密機械用段ボールだから大丈夫でしょう~人気ブログランキングへ
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