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和柄のスーププレート

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 昨日は昼に滞在許可証更新のため、パリのド真ん中、シテ島にある警察署へ行ってきました。相変わらず混み合ってて、僕の前には順番待ちの人が20人。元々数少ない職員は昼休みで出払っていて、順番が回ってくる速さは極端にノロノロ。「まぁ仕方ない」と思いながら、待合室中央にあるニュース番組を流すテレビに目をやると、何だか物々しい様子が映し出されているのに気付きました。音が消されていましたが、先月から続く宗教がらみの事件であることは何となくわかりますし、大統領がインタビューされているので、相当大きな規模であることもわかりました。でも場所が良くわからず、映し出された現場には現代風の建物が並んでいたので、ああ、きっとパリ郊外だろう、なんて勝手に思い込む僕。そんなこんなしてたら、やはり滞在許可証の更新のために20年来の友人が偶々やってきました。「この事件何なんだろうね~」なんてテレビを見ながら、我々はお気楽モード。世間話をしてたら、あっという間に順番が回ってきて、仮の滞在許可証を受け取りホッとしながら帰宅。コンピュータを立ち上げて、ネットのニュースを見てビックリでした。日本から来るメールには二言目には「大丈夫?」の文字。友人から来たラインのメッセージには、「現場近くの仕事場にいて、家に帰りたいけど怖くて外に出られない~」って。日本人を狙う=無駄撃ちほどバカバカしいことは無く、いくらなんでもそんなことは有り得ないと思い、「外出ても問題ないはず」と返答しました。で、今日になって、お仕事をしている新聞社の担当者さんから、パリコレが延期されるかもしれないと心配している、という内容のメールが届きました。う~ん、類似事件がこれから5,6件続いたら、延期とか中止はあるでしょうけどねぇ、なんて思いながら返信しようとしたら、アーティストを支援する文化都市として有名になりつつあるパリの南に位置するモンルージュ市でも事件発生。ここ最近、月1くらいの頻度でモンルージュには行っていて、あんなノンビリしたところでどうして?っていう感じです。そして在仏日本大使館からは、在仏日本人の注意を促すための緊急メールが毎日のように届きます。こんな風に周りからあれこれ言われると「巻き添えになる可能性もあるのかもしれないなぁ」という思考に陥り、「本当にパリコレ延期になったら、トンだとばっちりだよ~」なんて、今頃になって人事じゃないと思い始めるのでした。

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 前置きが長くなりましたが、今日はこちら、パリ郊外の古物市で見つけた、磁器製のスープ皿です。普段、日本の陶磁器を買うことはほとんどないものの、これについては絵付けに目を奪われてしまいました。

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 ヨーロッパにも細密画を配した陶磁器は存在しますが、こちらはいかにも日本らしい、やや平面的な描き方。線の1本1本の繊細さは目を見張るほどで、働く男たちが活き活きと描かれてます。場所は江ノ島?

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 裏面の銘款。大日本田代製と書かれています。調べたところ、明治から大正時代にかけてヨーロッパに輸出されていた磁器だそうで、田代というのはどうやら横浜にあった絵付け工房のよう。

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 フランスでもそうですが、陶磁器本体を焼く窯、絵付けをする工房、そして販売・輸出をする店(会社)はそれぞれバラバラのことが多く、こちらの場合は名古屋で焼いた本体に横浜で絵付け、という流れで制作されたようです。こちらのプレートは100年が経過しているはずで、ほぼほぼ骨董品と言って間違いは無いでしょう。

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 でもですね、これ買い付けてどうするんだ、という感じ。う~ん、パリで見付けた日本の骨董品として販売できないことは無いのでしょうが、他のフレンチ~な商品と釣り合いが取れず、これだけ浮いてしまいそう。かといって、自分で使うには、いちいち気を遣うだろうから微妙。何かアイデアが浮かぶまで、手元に置いておこうと思います~。

結局、戸棚の肥やしが増えた~
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by tomoakishimizu | 2015-01-08 23:17 | 生活用品 | Comments(0)
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