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ネコと金魚の置物

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 こちらも阪急うめだ本店での『ギフト展』で販売予定の、ネコと金魚をモチーフにした置物です。12cmくらいの手の平サイズ。

 刻印は一切無いのですが、おそらくは1960年代の日本製。というのは、金魚を抱えるネコなんていうモチーフはヨーロッパでは着想を得る人がいないでしょうし、金魚は中国でもポピュラーなモチーフですが、リボンを結んだネコと金魚という取り合わせは“らしく”ないと思いました。それ以前に、3ヶ月くらい前にご紹介した招き猫の緋色の上薬と筆のタッチが同じ感じなので、これは日本製のはずと断定。

 もの凄く美ネコというわけでは全然無く、性格俳優のオジサンのような顔をしてるところに味があって素敵。というか、ベムっぽいですか? 強烈な表情のネコが化け物のような金魚を抱えて明後日の方向を見ている。とてもシュールな光景です。

 ひとまず需要があるのか微妙なところですが、フランスで売られていたのだから、当時はそれなりに欲しがる人がいたのでしょう。ハイリスク・ノーリターンの覚悟をしながら、とにかくチャレンジです~。
 
ハイリスクでもないか…

http://blog.with2.net/link.php?153914 
 
by tomoakishimizu | 2014-02-16 16:35 | ネコシリーズ | Comments(4)
Commented by Atsuko Kuboki at 2014-02-18 01:16 x
この猫の絵、漫画みたいだな~と思ってキーワード検索したら
のらくろの作者、田河水泡さんが別ペンネームで「猫と金魚」という新作落語を作っていたそうです。
恐らくその落語にヒントを得て造った置物ではないでしょうか。
詳しくは以下のウィキペディアで。
猫と金魚-wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AB%E3%81%A8%E9%87%91%E9%AD%9A

残念ながら同タイトルの田河画伯の絵は探せませんでしたが。
Commented by tomoakishimizu at 2014-02-18 21:02
敦子ちゃん、ご無沙汰です~。そんな落語があったんだね。知らなかったです。でもその落語の中で金魚はランチュウとのことで、こちらは出目金っぽいよね。それはさておき、確かにその落語と関連性はあるかも、と思いました。情報有難うね。販売の時の説明に必ず使わせていただきます~(笑)。
Commented by Atsuko Kuboki at 2014-02-23 00:50 x
弾丸里帰り(?)、お疲れ様~♪雪かきで良い親孝行になったようで…何よりでしたね。こちらは田舎なので、バス通りは木曜にやっと除雪車が来て片付けてくれました。

ご指摘のらんちゅうについてですが、初期のらんちゅうは、今のようにごつごつしていない金魚っぽいものだったそうですよ。
金魚カタログというサイトに詳しく載ってました~↓
http://www.sakura-nishiki.com/kingyocatalog/ranchu.html

最近は疑問に思ったことを端から検索して調べてます。特に医科学系は日進月歩なのでね。検索で少しはカシコくなるかな!?(笑)
Commented by tomoakishimizu at 2014-02-24 17:33
Atsukoちゃん、情報どうも有り難う~。ランチュウも出たての頃は、形態が違ったんだね。へぇ。そういえばうちにもランチュウがいたことがあって、父親の努力により、かなりの大きさにまで成長してました。
雪かきで良い親孝行って(笑)。でもあれを2人でやったら大変だったと思う。父親なんて楽しようとして水まいちゃって大顰蹙でした。
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