リック・オウエンスのショー会場は、このメゾンが頻繁に使用しているベルシーの複合競技場。ファッション通信では取材が無かったのですが、折角招待状を頂いたのでチーフ・プロデューサーと出かけることにしました。ショー冒頭は、こんなサダコ風の女子がマイクの前に立って歌い出しました。
そしてガッチリ系のギターリストとバンジョー(?)弾きとベーシストが出てきて騒音を奏でます。音楽はデスメタル系。ウィニー・プーというエストニアのバンドだそう。
ヴォーカリストの後ろには回転式ツインドラムがあって、クルクル回る台にくくりつけられた2人のドラマーがスティックでドラムを叩きます。良く見ると奥で男性2人が手で回転させてました。人力…。
う~む。音楽と演奏者のアクションにばかり目が行ってしまい、服の印象がほとんど残らなかった珍しいショーでした。
多分しっかり服を見れば、面白いものも沢山あったはずなんですが、何せもの凄い騒音と激しい動きに翻弄されちゃった感じ。
実際のところ、コレクションはリック・オウエンスらしいいつもの感じで、好きな人は納得の内容だったと思います。と書きながら、ちゃんと見てないのであんまり自信ない…。
最後はギタリスト、バンジョー弾き、ベーシストが逆さ吊りになってフィニッシュ。音楽ではお腹いっぱいになったけど、服に集中できなくて欲求不満が残っちゃいました。ま、ミュージシャンの服が最新コレクションだったはずで、ちゃんと見たことになったのかも~。
明日はヨウジ~