そろそろ来月の告知をしなくてはいけませんが、今日DM用の写真を撮る予定なので、もうしばらくお待ちください。
さて、今日は東京行きが決定しているこちらの花瓶をご紹介します。花瓶じゃなくても、飴やクッキー、果物を盛っても良し。
反対側はこんな感じ。右端の脚が一つだけ短いのですが、折れてしまっているのではなく、上薬が掛かっているので、最初からこうだったようです。そんな適当な感じがフランスらしい、おそらく1930年代以前のファイアンス(陶器)。
何となくブーシェ風の絵が4枚プリントされています。でもこれがかなりキッチュ。悪趣味一歩手前というか、超えちゃってる?
大女が若い男を誘うの図。バランス悪くてあんまり色っぽくないかも・・・。
これは良くあるタイプの構図だと思いますが、本当のロココ時代の絵から比べると、男女の接近具合が密過ぎるかも。
う~ん、これはロココじゃなくてハーレクインロマンスな感じ。
思うに、モチーフがあからさまなので、昔の娼館で使われていたのではないかなと。あくまでも僕の推測ですが。でも、そんなことをイメージするだけで、この花瓶への見方が変わってくるし、より一層興味が湧いてくるというもの。好奇心丸出しで花瓶を眺めてくれる人がいれば嬉しいです~。
どぎつい色の花を生けてください~